民間医局が無料配布している DOCTOR'S MAGAZINE No. 236で興味深いコラムがありました。Dr. 和足のしまねから”こんにちは”の第 6回 ヤバイ医師に変貌する自分 です。


このコラムの中で、島根大学・卒後臨床研修センターの和足先生は、ヤバイ指導医に進化しやすい医師の特徴を挙げています。


【短所】

  • 横柄である
  • キャラクターに圧迫感がある
  • 操作性が高い
  • 柔軟性が乏しい
  • 自己中心的
  • 権利意識が高い
  • 自分の行いを常時正統化する
  • 他者を批判するのが好き
  • 自分で行為を反省できず改善できない
  • 他者からの善意のヘルプに応じられない
  • 好戦的である
  • かなりのナルシスト

【長所】
  • 高い技術を持っている
  • 勉強家であり、知識がある
  • 分かりやすい性格
  • ハードワーカーである
  • 認められている
  • 自信家
  • 目標達成に執着できる


ヤバイ医師が与える医療安全・医療経済・臨床教育におけるネガティブインパクトはすさまじく、ヤバイ医師の売上やメリット以上に目に見えない被害が発生するそうです。


そのような医師になりがちな特徴が挙げられているのですが、私も半分ぐらい当てはまっていそうでびっくりました。


周囲に対してパワハラ的な言動はしていないつもりなのですが...自分がパワハラしていないと思っても、周囲はそう思っていない可能性もゼロではないなと感じました。


自戒の意味も含めて、少し注意してみようと思います。








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