先生方は、患者さんと会話するときにどのような話し方をしているでしょうか? 私たちが子供の時代は、医師は横柄な話し方をするものと相場が決まっていました。


このような風習は脈々と先輩医師から後輩医師へ引き継がれます。もちろん、個人差はあるものの、患者さんに対して「タメ口」で話しかける人が多いのではないでしょうか。


研修医だった頃、私は先輩医師の多くが患者さんに向かってタメ口であることに驚いたものです。30歳前後の若い医師が高齢者に向かってタメ口なので違和感ありまくりでした。


この感覚は今でも抜けておらず、タメ口で患者さんに話しかける医師に違和感を感じ続けています。おそらく、世の中で対外的にタメ口が許される(?)業種はほとんど無いです。


タメ口で話していると、無意識のうちに相手を見下していると思われても仕方ありません。親密さの発露であるという意見もありますが、相手はそうは思わないはずです。


やはり医療もサービス業のひとつですから、自らを卑下する必要はないものの、少なくとも人間としては対等の立場で患者さんと接する必要があると思います。


患者さんと紳士的な物言いで接していると相手からの信頼感も増します。タメ口で話しかけて医師の優位性をアピールするよりは、対等の立場であるアピールをした方が好印象です。


患者さんに対する丁寧な言葉遣いは無用なトラブル防止やスムーズな診療に役立ちます。私は 18歳以上の社会人に対しては、どんな人に対しても敬語で話すことを心掛けています。


印象の悪いタメ口ではなく、世の中の基準に合わせて丁寧な言葉遣いで患者さんに接することが、快適な医師ライフを送るTIPSではないかと感じています。





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