先日、蜂窩織炎のカンタン治療効果判定法というお題をブログにアップしたところ、そこそこ反響がありました。
すごいアイデアですね!的な感じだったのかもしれませんが、じつは「パクリ」なのです。私自身のオリジナルアイデアではありません。
それでは何をパクったのかというと、看護師さんが術後患者さんのガーゼに出血のマーキングをしていることにヒントを得たのです。
私がメインで勤務している病院ではガーゼの上に防水のカテリープを貼付します。術後2日目ぐらいまで、ジワジワと出血がガーゼ上に広がることがあります。
病棟の看護師さんは経時的に出血斑がガーゼ上に広がるか否かを判断するために、マジックペンでマーキングしているのです。おそらく全国的に広く行われている行為だと思います。
最近まで当たり前の行為としてスルーしていたのですが、蜂窩織炎の治療効果判定法で何か良いアイデアが無いかと考えていた時に、その存在に気付いたのです。
つまり、看護師さんの出血判定法のパクリなんですね。私のオリジナルアイデアではないことが良く分かると思います。
ちなみに前回ブログでは分かりやすいように点線で記しましたが、実際には線でマーキングした方が消えにくいので実用的です。興味のある方は試してみてくださいね。
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壊死性筋膜炎の時にマーキングはしますが人の目と違ってカメラを通すと境目のコントラストが強く出ることがあります。
客観的な証拠とともに画面を並べて見比べながらマーキングするといい時もあります。
重症な蜂窩織炎や壊死性筋膜炎には当たりたくないですが…