先日、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が出資している WeWorkの IPO計画が頓挫しました。WeWorkはシェアオフィス事業のユニコーンで、SVFの中核のひとつです。


WeWorkの企業価値は当初 470億ドルと目されていましたが、現状では 100億ドルにも満たないと見做されています。そして、ソフトバンクの直接出資額は約75億ドルにのぼります。


この金額に加えて、来年に予定されている追加出資の 15億ドルや出資済みの WeWorkの海外子会社への融資 16億ドルを加えると 100億ドルに達します。


単なるシェアオフィス事業を展開する不動産会社である WeWorkをテック企業と見做して投資したツケが回ってきたのですが、SVFが投資するスタートアップは赤字企業が多いです。


スタートアップなので赤字は仕方ないという向きもありますが、Uberの低迷や今回の WeWork騒動で巨額赤字を垂れ流すスタートアップへの
投資家の視線は厳しくなっています。


このことは、SVFに対する評価が厳しくなることを意味します。日本ではソフトバンク・グループ(SBG)は通信会社に分類されていますが、実態は投資会社です。


このため、SBGに対するプロの評価は芳しくなく、低PER・PBRに甘んじていました。孫会長はことあるごとに SBGはお買い得と宣伝していますが投資対象としては厳しいです。


SBG株を購入する際には、実業ではなく投資ファンドへの投資という感覚が必要です。そして、孫会長の戦略を考えると、投資というより投機に近いことも認識するべきでしょう。


もちろん、世界中の AI企業群へ投資しているので目論見通りに大化けする可能性はあります。事実、ここまで孫会長は30年近くにわたって不可能を可能にしてきた実績があります。


孫会長が天才であることは間違いないですが、カリスマに依存する投資は少なくとも安定的なリターンや長期投資には不向きと考えています。


SBGの指標は魅力的な水準なのですが、投資を検討する場合にはこれらのことを十分に考慮した上で、慎重な対応が必要だと思います。


今回の WeWork騒動は、SVFおよび SBGの終わりの始まりである可能性があります。この難局を孫会長は無事乗り切ることができるのか?


米国大統領選を翌年に控えた現状では、SVF
および SBGに残された時間はあまり多くありません。しばらく孫会長の動向から目が離せない状況が続きます。







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