先日、m3の Doctors Communityで興味深いスレッドがありました。大学から出る前に2つだけ伝える です。




まだストレート研修だった時代です。ですからローテートはなく、整形外科以外は唯一麻酔科のみ3ヶ月研修しました。


公立関連病院の医師が開業でするため、そちらに勤務するよう医局長に告げられ、大学での研修医生活が半年で突然終わりを迎えることに。 その時オーベンから言われました。



「あまりたくさん教えられずに大学を出てしまうお前に2つ伝えたい。俺も先輩から言われたことだ。

・日本語でも英語でもいいから1つは医学雑誌を定期講読しなさい。

・自分の手術ノートを作って手術前後に作成や修正を続け、常にバージョンアップしていきなさい」


約20年たった今でも続けています。


オーベンから言われて続けていることありますか?




2番目の「自分の手術ノートを作って手術前後に作成や修正を続け、常にバージョンアップしていきなさい
」という部分に反応してしまいました。



私も自分の手術ノートを作成して、ほぼ全ての手術の術後に修正を続けて、常にバージョンアップしているからです。かれこれ20年以上続けています。


コメントを拝見するとかなりチャチャを入れられていますが、私の視点ではこの先生に完全に同意です。オーベンに言われた云々ではなく、外科医としての姿勢の問題だと思います。


やはり、術後の記憶がホットな時期に手術ノートを修正したり気付きを書き綴っていくと、
次の手術が何年も後であっても、鮮明に前回手術を思い出すことができます。


特に外傷の手術では次がいつになるか分からないので、手術ノートという外部記憶に頼るのは良い習慣だと思います。


私は周囲の医師と比べて記憶力が少々悪く、手先の器用さもありません。そんなハンディを抱えていても何とかやってこれたのは手術ノートの存在が大きいと感じています。







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