私たちは資本主義社会に生きています。
資本主義社会のキホンは自由経済です。


自由経済では需要と供給によって物事が決まります。このことは誰でも知っていることですが、この原理原則に基づいて行動している人は思いのほか少ない印象を抱いています。




就職活動


毎年、就活生対象の人気企業ランキングが話題になります。私はへそ曲がりなので、人気企業ランキング上位企業は現在が旬なので株で言えば長期保有の対象が外すほどです。


しかし、ここでは就活生から人気がある=需要が高いことは、就活生を採る企業にとって(=人気企業は狭き門なので供給は少ない)のどちらに有利なのかを考えてみます。


考えるまでも無く、供給の少ない人気企業の立場が圧倒的に有利です。何と言っても優秀な就活生を採りたい放題なのですから。


一方、就活生にとって、人気企業に就職することは有利なのでしょうか? もちろん、就職先として魅力的なので人気化しています。このため就活生にとっても不利ではありません。


しかし、就職するのはいずれ劣らぬ優秀な人材ばかりです。競争の激しい集団の中で生き残るのは容易ではありません。ここまで考えると就活生に不利であることが分かります。


人気企業ランキング上位に就職するのは、本当の意味で「賢い」人ではない気がするのは私だけでしょうか???




ブランド


ブランドの価値は強力です。ひと昔前までは品質の差が大きかったのですが、今では品質の差がさほど無いにもかかわらず、ブランド力の高いものは価格も高いです。


しかし、実際には価格ほど品質の差が無いことが多いです。代表的な例は iPhoneだと思います。品質に比べて価格の高さが目立ちます。


iPhoneを供給しているアップルは、世界で初めて時価総額1兆ドルを超えた企業です。iPhoneに対して何を求めるのかにもよりますが、品質や性能を求めるのはコスパ悪いです。


iPhoneを持つことによるイメージアップや満足感が目的でない場合には、iPhoneを選択するのは微妙な判断です。品質や性能なら人気の無いファーウェイがベストチョイスです。




株式投資


需給関係がストレートに損得に結びつく具体例として最も適切なのは株式投資だと思います。株価が高い=需要が高い+供給が少ないです。


このような株式は値嵩株と呼ばれて人気化します。初心者が好んで買いますが、このような株式ばかり購入していると、悲惨な結果になることが多いのは周知の事実です。


初心者にありがちなのは、株価の天井で購入(=需要が最も多く供給が最も少ない時期)して大きな損失を抱えてしまうことです。


もちろん、株価の低い銘柄を購入すれば勝てるほど単純なものではありません。ただ、人気化している株式を追い求めると高率に負けることだけは確かです。


株式投資においても需給関係を考えて投資することは大負けしない基本だと思われます。くれぐれもご用心を。




ここまで見てきたように、資本主義の世の中で需給関係を見極めることは、想像以上に重要であることが分かると思います。


可能であれば自分の行動が、需要が低く供給が多いところに向かうことが理想です。少なくとも需要が少なく供給の多い人気化しているところに向かうことは避けるべきでしょう。







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