先日、他院の手書きカルテを参照する機会がありました。手書きカルテというとあまり良い印象はないですが、一瞥して過去最大級に近い酷いカルテであることが分かりました...


独特の字体であることもさることながら、訳の分からない略語のオンパレードです。雰囲気で何となく経過は分かるのですが、詳細を把握することはできませんでした。


特に問題になったのは、「de」です。ひたすら deという略語が使用されているので、何となく「圧痛」ではないのか? と思いましたが確信できません。


悪戦苦闘して調べてみると、deは Druckempfindlichkeit の略のようです。はぁ~???何じゃそりゃ。他の部分は英語(?)なのに、なぜそこだけドイツ語(?)なんだ...。


昔は読めない手書きカルテが世の中に氾濫していましたが、最近では電子カルテになってきたので今回のようなトラブルは減少傾向です。


ただ、完全に撲滅されたわけではないので、手書きカルテと言われると恐怖を感じます(苦笑)。自分しか分からない略語や汚字でカルテ記載するのはいかがなものかと思います。


当事者からすれば「他人にみせるつもりで記載しているのではない!」と思っているのかもしれませんが...






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