先日、本屋さんで立ち読みしていた際に、興味深い書籍に出会いました。10年後に食える仕事 食えない仕事 です。ありきたりな内容ですが、1点だけ注意を引く部分がありました。







私がなるほど! と思ったののは、4つのマトリクスに分類された職業のうち右上に位置する「デジタル・ケンタウロス」です。


デジタル・ケンタウロスとは、AIを乗りこなして人間の強みを発揮する職業群です。その中の筆頭に外科医が挙げられていました。


自分でいうのもの何ですが、外科系医師は絶滅危惧種だと認識していました。医療の花形は手技系内科医師であり、外科系医師はどんどん隅に追いやられている...


しかし、本書籍では、ダビンチを使いこなす外科医を例示して、AIなどのテクノロジーを使いこなす医師は、今後更なる高収入を得る可能性があることを主張しています。


ダビンチが AIとは関係無いことや、日本の医療制度では外科医の習熟度は点数に反映されない等の現実的な話を置いておけば、医師の未来予測の話としては刺激的な内容でした。


昨今は若手医師の間でさえ、手っ取り早くマネタイズする等の話題が多い中で、夢のある話だと思いました。このような視点で考えると医師としての向上心が湧き出てきます。


著者は医療界の門外漢なので現実的な分析がイマイチですが、実際には外科系医師というよりは、内科も含めた手技系医師が「デジタル・ケンタウロス」に当てはまると思います。


AIやロボットといった「ケンタウロス」を乗りこなして、医療の更なる高みを目指すというのは何とも夢があって良い話だと思いました。






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