2020年2月24日のNY市場で始まったコロナショックは、2020年3月23日にいったん下落が止まりました。私は Dow 30、日経225とも 15000割れを予想していました。


しかし、現時点では株式市場はむしろ底打ちする気配を感じます。もちろん、米国では爆発的に感染者数が増加して大都市でロックダウンが実行されています。


日本でも東京や大阪でロックダウンが実行される雰囲気が熟成されつつある印象を受けます。そうなれば、経済への悪影響は必定でしょう。


このように日々思うところはありますが、私は将来予想を投資判断にすることはできるだけ控えています。もちろん、全く予想の要素を除外することは不可能です。


しかし、感情や予想を排して、できるだけ自分の得意な投資戦略(超長期逆張り投資)に則って淡々と資金を投下していくことを日々心掛けています。


このため、今から2番底があるのかもしれませんが、2020年2月24日に始まった株式市場での戦いは、2020年3月25日をもって一旦終了しました。


今回は 4週間だったので、2002年の ITバブル崩壊時や 2008年のリーマンショックと比べるとずいぶん短期決戦でした。普通はもっと真綿で首を絞められる感じで耐え難いです。


実は 2020年3月25日時点で、今回のコロナショックで株式市場に投入した資金の時価評価はプラス(102.6%)に転じています。内訳は下記のごとくです。


  • 電力株: 108%
  • 欧州銀行株: 93.9%
  • 石油メジャー: 109.85%
  • J-REIT: 102.6%



4週間にも渡ってどんどん買い下がったにもかかわらず、反転からたった3日で水面上に浮上したのは初めての経験です。


そのひとつの理由は、今回は 電力株 → 欧州銀行株 → 石油メジャー → J-REITと投資対象が経時的に変化していったことがあります。


電力株自体が底を打ったのは 2020年3月13日ごろ、石油メジャーは 2020年3月18日、J-REITは 3月19日なので、電力株から換算すると大底から約2週間で水面上に浮上です。


今回はかなり大きな金額を株式市場に投資しました。2008年リーマンショックで半年間かけて投資した金額以上を、たった1ヵ月で投資したことになります。


このため、底が抜けてどんどん株価が下落すると、含み損が膨大な金額になる可能性があります。怖いですね...。


そうなったらどうしようと考えていますが、結論は「コワイけど投資戦略にしたがって買い下がる」といういつものヤツに落ち着きます。狂っていますね(笑)。


上記の投資対象を見ていただくと分かりますが、電力株と J-REITはストック型銘柄で、倒産可能性はほぼゼロです。このため、ATM獲得の好機と見なして買い下がります。


欧州銀行株と石油メジャーは市況銘柄なので業績は不安定ですが高利回り株です。もちろん、見かけ上の高配当なので、2~3年は配当は低下します。


しかし、経済が定常状態に戻れば、高利回り株に復活するはずです。準 ATMですね。今回のショックでは、毎月の配当が週2の夜診バイトに相当する程度の株式を買い集めました。


新コロ相場で毎週 2日の夜診アルバイトに行かなくてもよい権利を得たことになります。もともとそんなにバイトに行ってるわけではないですが、収入の多角化は好ましいことです。


コロナショックの影響が無くなるのに数年かかるかもしれませんが、そのあかつきには ATMだけではなく大きな含み益も得ることになるでしょう。


そんな妄想を抱きながら、これからやってくるかもしれない 2番底に備えて気持ちを切り替えようと思っています。2番底が来てほしいような来てほしくないような...






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