J-POWER投資で苦しんでいます。
予想以上に下落が進行しているからです。


巷では決算発表が目白押しですが、これまでディフェンシブ銘柄だと思われていた電力・ガス、鉄道までもが信じられないような悪決算のオンパレードです。


このため、BSや PLから考えにくいレベルにまで株価が下落している銘柄が続出です。J-POWERも過去チャートから大底間近と予想して購入ピッチを小さくしたのは悪手でした。


電源開発(J-POWER)
2020年3月16日 1990円
2020年5月 1日 1985円
2020年5月15日 1918円
2020年5月19日 1890円
2020年7月 5日 1830円
2020年7月 7日 1770円
2020年7月22日 1700円
2020年7月28日 1650円
2020年7月28日 1590円
2020年7月29日 1572円で全株式を売却
2020年7月29日 1523円で全株式を買戻

2020年7月30日 1510円
2020年7月31日 1492円で全株式を売却
2020年7月31日 1431円で全株式を買戻



一銘柄あたりの予算金額(500万円)をオーバーしたので、2020年7月29日と7月31日に総額を抑える対応を行いました。いわゆる現物つなぎ売りです。


現物つなぎ売りを敢行したのは、実に2008年の(たしか)野村HD以来12年ぶりです。リーマンショック後の金融機関株はヤバかったです。


現物つなぎ売りは半丁博打の要素が大きいですが、成功すれば平均取得株価の引き下げ効果は絶大です。ただし、精神的な負担が尋常ではないため今回は2日しか実施していません。


売買手数料を差し引いても
、取得株価を約 110円引き下げることに成功しました。2020年7月31日時点では平均取得株価は 1687円です。


1687円は先週までの上場来安値に近い株価ですが、今週になって凄まじい勢いで上場来最安値を更新し続けているのでどんどん含み損が膨らんでいます。


独歩安の原因は不明ですが、おそらく相当イケていない決算発表になることが予想されます。8月5日の17時に発表予定なので、インサイダーが売っているのでしょう。


J-POWERは老朽化して石炭火力発電を多数保有しており、2020年台半ばには太陽光発電+蓄電池の発電コストに負けると言われています。暗い未来予想図ですね...。


お先真っ暗の電力業界の中でも、さらにヤバい電力会社のひとつが J-POWERのようです。あ~なんて銘柄に投資をしてしまったんだ。それでも機械的に買い下がりますが(笑)。


最後になりますが、くれぐれも電力業界、その中でも特に J-POWERへの投資は止めておきましょう!






★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。