先週のATM医問題の解決法がわりと好評(?)だったので、もう少し深く掘り下げたいと思います。論点は、ATM医対策と銀行対策の類似点です。


問題の本質は、両者とも「ターゲットからいかにしてお金を回収するか」です。医師目線では「いかにしてお金を巻き上げられないようにするか」と読み替えることになります。


両者のプロセスは似ており、表面上の最終決着は裁判となりますが、判決が出ても得るものが少ないため、通常は調停や話合いで落としどころを探ることになります。


下記に医師目線で両者を比較してみます。
  • 収奪されるフロー所得: ATM医 50% vs 債務者 100%-生活費
  • 収奪される資産: ATM医 50% vs 債務者 100%-生活必需品
  • 収奪される期間: ATM医 5~10年 vs 債務者 死亡するまで
  • 対峙する相手: 弁護士、素人の配偶者 vs 百戦錬磨の債権回収業者


このように、どうみても銀行の条件が悪いことが分かります。30年一括借り上げの甘い罠にはめられて始めた新築マンション投資がいかに危険なことか分かりますね...。


また、30年一括借り上げの新築マンション投資ではなく通常の不動産投資でも、債務金額が数億円を超える場合には、経営判断を誤れば同じ境遇に転落します。


そんな状況になる可能性があるのなら、不動産投資なんて危なくてとても無理! と思う人が多いことでしょう。私はその感覚が正常だと思います。


しかし、あまり表立って話されることはないですが、成功している不動産投資家ほど、あらかじめ銀行対策を講じることで不測の事態が発生しても破綻回避できるケースが多いです。


細かいテクニックをブログで公開することはできませんが、私自身もこの分野はかなり研究して、かつ実践しています。10年ほど前に某大家の会で講演したことまであります(笑)。


少しだけヒントを言うと
  • 平時から個人所得の比率を少しずつ下げる
  • 平時から個人資産をホワイト法人へ少しずつ移転
ということになります。


重要なキーワードは「平時から」「少しずつ」「ホワイト法人」の3つです。きわめて理不尽な連帯保証人制度に対抗するには知恵が必要なのです。


そして理不尽さでは連帯保証人制度と同等の婚姻制度にも応用可能です。銀行対策という極めて高いハードルを乗り越えると、ATM医問題も一緒にクリアできます。


ただし、この領域を自力で学習することは極めて難しいため、超富裕層を目指す人以外は、ゆる医先生推奨の医師同士の結婚や、やさぱす先生の事実婚の方が現実的だと思います。


あと、最も重要なことを言い忘れていましたが、トラブルを未然に防ぐ努力の方が 100倍重要であることは論を俟ちません。


銀行で借りた債務はしっかり返済して、配偶者とは明るく楽しい生活を続けるという真っ当なことを第一に考えつつ、最悪の事態にも粛々と備えるのが吉ではないでしょうか。







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