先日、不動産投資について学ぶことは意外と難しいと感じた出来事がありました。それはリフォーム工事について質問されたときのことです。


長年住まわれていた戸建のオーナーチェンジ物件で、今回は購入後最初のリフォームとなります。戸建てのフルリフォームなので、そこそこボリューム感のある工事になりそうです。


質問内容は、相見積もりの取り方なのですが、その方は当初時間を決めて各社一斉に現地で見積もりしてもらおうと考えていました。


これは自分の時間の節約としては一理ある方法なのですが、工務店からみると相見積もりであることが露骨に分かるので、絶対におこなってはいけないやり方です。


工務店や職人は横のつながりが大きく、都市部においても悪い噂は野火のように広がります。ブラックリスト入り必至なので、地方であれば今後の賃貸経営継続が困難となります。


これほどリスクの大きな行動なのですが、意外にもこの点について記載されている書籍は、私のマニュアルも含めて皆無です。


この方は、いみじくも「肝心のどう動くというところが書いていない」とおっしゃられていました。私もまさにその通りだと感じました。


その理由を考えてみましたが、いろいろな場面を想定することは難しいことと、著者はプロレベルの不動産投資家なので、工務店の選定で悩むことは無いからだと思い当たりました。


だいたい著者になるような人は、すでに自分のチームを持っているので、改装工事で相見積もりを取ったりする場面はあまりありません。


整形外科的に言うと、脊椎手術で腰椎レベルでは硬膜を排除しても許されますが、頚椎・胸椎レベルで硬膜を排除すると脊損を惹起することがあまり明記されていないのと同じです。


これまで不動産投資など簡単だと思っていましたが、意外と「どう動くのか」についてまで伝えることは難しいということに気付きました。


不動産投資初心者は、身近にいる不動産投資家に疑問点について教えを乞うのが安全な方法だと思います。不動産投資でまず最初にするべきことは、メンターを得ることでしょう。


ちなみに今回のリフォームの相見積もりを取る方法の正解は、電子錠の物件であれば暗証番号を、電子錠でなければ現地にキーボックスを設置して工務店に教える方法です。


工務店にとっては見積書作成もコストのかかる作業です。見積書作成に際しての墨出し作業では、かなりの労力が必要であることを理解しておくべきだと思います。






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