恥ずかしながら、この卒業年次になっても、まだ夜診アルバイトをひとつだけ維持しています。近所にある病院で 4万円/1.5時間+交通費なので、負担感無くそこそこいい感じです。
注力中のビジネスでは整形外科専門医維持が必須のため、現在のメイン勤務先を辞することになっても専門医資格を維持するための避難船の位置づけで続けています。
ところが、コロナ禍の影響で外来患者数が激減しました。酷いときには「ゼロ」という日もあり、ほぼ末期的な状況です。
これは 4月の契約更改では雇止め必至だなと思っていましたが、まさかの 4月以降続投要請が来て驚いてしまいました。いったい、どういうことなんだ???
この医療機関は小規模ながら公益法人が運営しています。整形外科常勤が居らず、アルバイト医が病棟患者さんの整形外科的治療を行っていることも要因のひとつでしょう。
しかし、いくつかある夜診は、私の曜日以外すべてクローズされました。なぜ、私の曜日だけ生き延びたのでしょうか? 検証すると、どうやら下記の要因だったようです。
- 準公的病院のため、経営判断がさほどシビアではない
- 整形外科の常勤医が居ない
- 常勤医師や外来看護師さんの強力な後押しがあった
最大の要因は①であることは論を俟ちません。普通の民間病院であれば速攻で首だと思います(笑)。②も大きな理由ですが、私だけ生き延びた理由にはならなさそうです。
微妙な当落線を制した(?)理由は、③病院スタッフの強力な後押しがあったようです。自慢ではないですが、私は外勤先ではとてもフレンドリーかつフットワークが軽いのです。
他のアルバイト医師は怒鳴ったりする人が多かったため、私に白羽の矢が立ったようです。う~ん、普段何とも思っていませんでしたが、こんな所で差がつくんだなぁ...
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