関節リウマチのT2T治療を適切に行う上で、下記が重要だと感じています。


  1. 関節リウマチを早期に診断する技術
  2. 疾患活動性や治療効果を適切に判断する技術
  3. 使用薬剤の副作用を理解する

1に関しては2010年のACR/EULAR新分類基準を頭に叩き込む必要があります。


2に関しては採血データはもちろん、関節エコーを習熟することは必須です。また炎症が鎮静化すると、血液生化学データよりも先に”体のだるさが取れる”こともあり重要な徴候です。尚、リウマトイド因子(RF)は短期的には変化しません。


治療効果の判定時期は、一般的に3ヶ月毎が推奨されています。