関節リウマチのタイトコントロールを実践するために欠かせないのが、疾患活動性の評価です。
一般的には、DAS28-ESR、SDAI、CDAIを用いることが多いと思います。
理想的には寛解を目指すべきですが、なかなか難しい症例があるのが現状です。
したがって、最低限の目標である低疾患活動性(LDA)の基準は覚えておく必要があります。
評価指標 寛解 LDA MDA
DAS28-ESR 2.6 3.2 5.1
SDAI 3.3 11 26
LDA: 低疾患活動性
慶応義塾大学リウマチ内科の竹内教授は、臨床的寛解はMTXで15-30%・生物学的製剤でプラス19-45%の、合計34-75%までは、臨床的寛解を望めるだろうとおっしゃられています。
う~ん、なかなかハードルが高いですね。