整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

感染

新年度入りでプラスオーラをお裾分け

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今日から新年度入りです。
例年であれば少し清々しい気分になりますが、残念ながら今年はそうでもありません。


その理由は言わずと知れた新型コロナウイルス感染症です。世間では旅行業界や外食産業の危機的状況が喧伝されていますが、医療業界もかなり痛めつけられています。


再診外来はそうでもないですが、新患外来のヒマさは特筆するべきものがあります。ほとんど新患が来ないのです。勤務医なので外来がヒマなのは良いことではないのか?


いえいえ、そんなことはありません。2~3回ヒマなだけなら大歓迎ですが、2月後半ぐらいからずっとヒマな状態が続いています。


もちろん、感染症指定医療機関は極めて厳しい状況です。週1回大学から出張にこられる先生方からお話をお伺いしていると切実さが伝わってきます。


しかし、場末病院においては、患者数急減という全く質の異なる切実さがあります。おそらく基幹病院以外は、開業医も含めてどこも同じ状況ではないでしょうか。


勤務医がヒマなのは問題無しと言われそうですが、場末病院では全く当てはまりません。なぜなら、場末病院の医師は集患して自分で食い扶持を確保しなければいけないからです。


もちろん、今月集患できなかったから即アウト!とかはありませんが、半年ぐらい続くと自分の立場が危うくなります。次年度の契約更改は無い、的な感じになりかねません。


開業医の先生の危機感とは比較にならないですが、病院勤務医も真剣に対策を練るべきでしょう。少なくとも「医師免許持ってるからOK ♪ 」な感じではアブナイと思います。


さてさて、そんな暗い気持ちの新年度入りですが、個人的にはちょっと清々しさを感じています。その理由は自分が立ち上げた会社に新入社員が入社してくれたからです。


もともとリモートワークの会社なので、現状では新型コロナウイルス感染症の影響はありません。しかも、3月は創業来最高の売上でした。これは素直に嬉しい...


コロナに罹患しないように 23時就寝+8時間睡眠で、
個人的には絶好調です。プラスオーラをまとっている人はまだ少数派だと思うので、病院にもお裾分けしたいなと思っています。







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新型コロナ検査キット販売開始か?!

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新型コロナウイルス感染症関連で興味深いニュースがありました。塩野義、新型コロナ検査キット販売で協議 です。




塩野義製薬は17日、中国企業が開発した新型コロナウイルスの検査キットについて、国内での独占販売契約取得に向け協議を始めたと発表した。一滴の血液と希釈液をキットに垂らすと10分で感染の有無がわかる。9割以上の精度で、中国当局からはこのほど承認を得たという。塩野義は契約締結後に研究用として販売し、国や自治体への寄付も検討する。


開発した新型コロナウイルスの検査キット 開発したヴァゼム・バイオテック(江蘇省南京市)からキットを輸入するマイクロブラッドサイエンス(東京・千代田)と業務提携に向けた協議を始めた。キットはウイルスの感染初期に体内で作られる抗体などを測定する。感染の確定診断には使えないが、PCR検査の前のスクリーニングや患者が免疫を獲得したかどうかなどに活用できるという。




これは朗報のように見えて微妙な問題をはらんでいると思います。治療法のある疾患であれば手放しで朗報ですが、治療法が無い状況では無用な混乱を招くだけかもしれません。


イタリアや韓国の状況をみると、国民を満足させるだけの無節操な検査は医療崩壊に直結します。医療は有限であるという前提からは、症状がある人のみ検査が妥当でしょう。


こういう人が騒いでいるだけでなら、ほとんどの人は相手にしないでしょうが、実際に大規模に検査が普及すると一気に医療崩壊へと突き進む可能性があります。


仮に
新型コロナウイルス感染症検査が普及しても、節度ある態度で国の宝である医療体制を守っていきたいものです。






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出た!新型コロナウイルス感染症対策の見解

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厚生労働省から新型コロナウイルス感染症対策の見解が発表されました。厚生労働省対策本部クラスター対策班が分析した内容に基づき、専門家会議において検討した結果です。




要旨は下記のごとくです。


1. 症状の軽い人からの感染拡大
症状の軽い人も、気がつかないうちに感染拡大に重要な役割を果たしている。インフルエンザなどより潜伏期間が長いことが要因なのでしょう。


2. 一定条件を満たす場所からの感染拡大
国内で感染が確認された方のうち重症・軽症に関わらず約80%の方は、他の人に感染させていません。 一方で、一定条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。

  • ライブハウス
  • スポーツジム
  • 屋形船
  • ビュッフェスタイルの会食
  • 雀荘、スキーのゲストハウス
  • 密閉された仮設テント

このことから、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、患者集団(クラスター)が発生する可能性が示唆されます。


3. 重症化する患者さんについて
感染が確認された症状のある人の約80%が軽症、14%が重症、6%が重篤となっています。 

重症化する患者さんは、普通の風邪症状が出てから約5~7日程度で、症状が急速に悪化し、肺炎に至っています。
しかし、重症化した人も、約半数は回復しています。




特に上記②一定条件を満たす場所からの感染拡大が気になりました。これは新型コロナウイルス感染症だけではなく、インフルエンザ等のすべての感染症に当てはまりそうです。


今まで気にしていませんでしたが、今回挙げられた場所は基本的には感染の培地になっていると考えるべきかもしれません。スポーツジムとビュッフェは好きなんだけどな...。






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2~3月の学会出席は控えた方が望ましい?

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ぼちぼち学会シーズンですが、今年は状況が例年と異なります。言わずと知れた新型コロナウイルス肺炎騒ぎのためです。


政府は不要不急の集まりを控えるように呼びかけています。これに対応して、各学会でも学会開催中止や延期を決定するところが出てくる可能性があります。


学会自体が中止しなくても、参加予定だった医師の出席取りやめが多発することが予想されるので、いずれにせよ学会運営は大打撃を被ると思われます。


確かに感染予防に一定の効果が見込めるのでしょうが、猫も杓子もイベントを中止するのはどうかという気もします。


以前にこれと似た風景をみたことがあります。それは2011年の東日本大震災です。当時は「自粛」という誰得でバカげた行為が横行して、日本中が自己満足に陥っていました。


皆が「自粛」すると、更に被災地の経済を傷めつけます。派手に消費しようとまでは言いませんが、災害時に全く異なるエリアで自粛するというバカげた行為はやめるべきでしょう。


一方、今回は感染症なので厄介です。多数の医療関係者が集う学会などは下手をすると感染を拡散する原因となりかねません。自粛は大嫌いですが、今回は仕方ないかもです。


このため、学会主催者はギリギリまで判断を保留することになりますが、責任者の心労は察するに余りあります。どちらに転んでも周囲から非難されるので本当に気の毒です...。


今回の新型コロナウイルス肺炎はすでにエピデミック(局所的な流行)になってるそうですが、このままパンデミックに至るか否かは分かりません。


そのような観点からは、少なくとも2~3月開催の学会への参加は見合わせた方がよいかもしれません。新型コロナウイルス肺炎への罹患危険性が最も高いのは医師なので...。







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マスクないない狂騒曲

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新型コロナ肺炎騒ぎが意外なところ(?)に波及しました。マスクの品薄状態が、あろうことか病院業務にまで支障をきたすレベルになってきたのです!


マスクが品薄なのはニュースで知っていましたが、それは世間の話であり、病院には関係ないと思っていました。


ところが、院内のマスク在庫が逼迫しており入荷目途が立たないとのことです...。これでは手術にまで支障をきたします。


そもそも論ですが、マスクを装着しても粗すぎるのでウイルス感染を防ぐことができません。せいぜい気道を保湿することで、気休め程度の予防効果を期待するぐらいです。


もちろん感冒症状のある人が、飛沫を通じて
周囲にウイルスを撒き散らさないようにする予防効果はあります。しかし、他人からの感染に対する予防効果はほとんど無いのです。



街でマスクをしている人をみると「情弱だな~」と思っていましたが、社会現象にまで発展すると医療機関の業務に支障をきたすので単なる情弱では済ませられません。


マスクするぐらいなら、①手洗い ②うがい ③充分な睡眠 ④人混みに近付かない を実践するべきでしょう。願わくば、正しい医学知識が世の中に広まりますように...。






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自由気ままな整形外科医

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