整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

教育

損得勘定で教育費を考えてみると・・・

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2017.1.21の週刊ダイヤモンドで興味深い特集がありました。
天才・奇才のつくり方 です。






なかなか、キャッチ―な表題の特集記事ですが、内容は良かったです。特に、スポーツ選手・音楽家・プロ棋士・画家などの普段お目にかかれない希少業種の記事が新鮮でした。


私たち医師も世間的には希少業種に分類されるのかもしれませんが、実際の数を考えると、スポーツ選手・音楽家・プロ棋士・画家の希少さの比ではありません。


私の身の周りでも、教育といえば中学入試や医学部・東大受験の話題しか聞きません。真剣にプロのスポーツ選手や音楽家を目指しているお子さんは、かなり珍しいです。


なんとなく私は、飛び抜けた才能が無ければプロのスポーツ選手や音楽家にはなれないので、自分の子供にこれらの職業を勧めることはありえないと思っていました。


発想の原点が「才能」だったのです。しかし、今回の特集記事を拝読すると、どうやら飛び抜けた才能に加えて、家庭の富裕度も重要であることを知って驚きました。


例えば、プロになるために必要とされる費用は下記のごとくです。私立中高一貫 → 国公立医学部・東京大学コースの800~1000万円と比べてもかなり高額なことが分かります。


  • 400万円    サッカー選手
  • 100万円    野球選手
  • 1500万円  テニス選手   
  • 2000万円  ゴルファー
  • 1500万円  ピアニスト
  • 1200万円  バイオリニスト
  • 500万円    プロ棋士 
  • 2000万円  バレリーナ
  • 160万円    画家      


サッカーや野球などのメジャースポーツでは比較的費用が安価ですが、これはプロを目指す子供の数が多いことが要因でしょう。ただし、野球の100万円は過少な気がします。


いずれも、飛び抜けた才能が必要であることは言うまでもありません。しかし、プロになるためにはそれだけでは不足で、家庭環境も上記の費用負担に耐えることが求められます。


これは、なかなか厳しい現実だと思います。なんとなく、貧しい家庭に育った子供が、一発逆転を狙ってプロスポーツ選手を目指すイメージがありました。しかし、現実はさにあらずです。


プロスポーツ選手ではないですが、近所にピアニストを目指すお子さんが居ます。アジア3位の入賞歴のある子供ですが、毎日3時間のレッスンを受けており、家庭もかなり裕福です。

 
医学部や東京大学に合格できる確率(1%)と、プロのスポーツ選手や音楽家になれる確率(
0.2%)を比較すると、医学部や東京大学に合格する確率の方が少し高いです。


更に教育費も、医学部や東京大学合格の方が安い・・・。夢や希望を考慮しない前提で、純粋にそろばん勘定だけで考えると、プロのスポーツ選手や音楽家のコスパの悪さは特筆されます。


一見すると、プロのスポーツ選手や音楽家は、成功の度合いが青天井に見えます。しかし、これはごく一握りの人の話であり、医師や東京大学合格者の中にも青天井な人は存在します。


このように考えると、ある程度の適性(上位10%ほど?)があるのなら、親としてはプロのスポーツ選手や音楽家ではなく、医学部や東京大学合格を勧める方が理に適っているようです。


我ながら、全く夢の無い話で恐縮です(苦笑)






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161228 【書影】医師の経済的自由







日本は「学歴」で分断されている?

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年末のYahoo ! ニュースで、興味深いニュースがあったのでご紹介します。

「学歴」で分断される日本のリアル です。いつ消えるか分からないので転載します。



「学歴」で分断される日本のリアル


学歴」という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えている


日本は学歴で分断される社会になっている。さまざまな「格差」の根にあるのも学歴だ。学歴分断から共生へ、舵をきれるのか?日本社会が抱える最大のリスクに迫る。【BuzzFeed Japan / 石戸諭】


「学歴」で分断される日本のリアル 学歴分断のイメージ 岡山県の公立高校、いわゆる進学校ではなく、生徒たちの進路は就職と進学で50:50にわかれる。4年制大学進学は少数だ。教室の一角で女性教員は1時間ほど生徒とその母親を説得していた。


「いまの成績なら国公立大学の進学を狙えますよ。どうですか」
「はぁ。いやまぁ大学ですか……」
「いけるなら大学を狙ったほうがいいですよ。その先の可能性も広がります」
「はぁ。でも先生、あと4年も勉強するんですか?」


普通に考えれば、地方で国公立大学を卒業すれば、就職やその先の進路で可能性は広がる。この教員が以前、勤務していた進学校の生徒たちなら、親も含めて二つ返事で目標として決まるような大学だ。それでも、反応は薄い。


そこで、気がつく。この生徒の親や親族に、大学へ進学した人はいない。進学校の生徒たちとはその時点で、価値観に根本的な違いがある。大学進学のイメージがわかず、高校と同じような教室で勉強する生活があと4年続くと思っている。 教員はBuzzFeed Newsの取材にこう答える。


「進学校の両親はほとんどが大卒。この学校はシングルの家庭も多いし、親もほとんどが高卒。親の収入と学力格差が比例する問題はよく言われるけど、文化の違いもありますよ」 「大卒の家庭は大学のメリットを知っている。だから、最初から子供も進学させようとしますよね。でも大学のメリットを知らなかったら、進学のための貯蓄だってしない。学力以前に選択肢から消えるんですよ……」



大卒と非大卒 それぞれ偏った「日本」が見えている

「トランプ大統領誕生の背景には社会の分断が~」。散々、こんなセリフを聞いた。「分断」をまったくひとごとのように語っているが、日本にも分断は存在している。最大の分断、それこそが学歴だ。

大卒は大卒同士で、非大卒はそこでかたまり、それぞれまったく違う文化のなかで生活をしている。いってしまえば、違う日本社会で生きている。自分とその周囲の視点だけでみる「日本」はかなり偏っている可能性がある。

「日本社会をケーキで例えると、下半分はスポンジケーキで、その上にミルフィーユがのっているんですよ。下は非大卒で、上は大卒ですね。大卒の人たちは細かい階層にわかれていて、どこの大学を卒業したかを学歴だと思っているんですね。それは『学校歴』であり、学歴ではありません。大きな勘違いです」

「学歴分断社会」などの著作がある、大阪大の吉川徹教授(計量社会学)はこう語る。吉川さんは、格差社会を読み解くための大規模面接調査「SSPプロジェクト」を率いるこの分野の第一人者だ。


出席した結婚式、そこが大卒ばかりなら偏った人間関係になっている

吉川さんの話をもう少し細かく見ていこう。大卒組は学歴をこんなイメージでとらえている。


「1番上には海外有名大や東大がいて、その下に早稲田大や慶応大があって……。自分はどこの階層にいるのかな」。ミルフィーユのように偏差値別に大学名が並んで、自分は何番目の層、ランクにいるかを気にかける。


「社会にでれば学歴は関係ない」という言葉もミルフィーユの階層での話だ。ミルフィーユの中での学歴と、社会的な地位とが逆転したとき、この言葉はリアリティーを持つ。しかし、その下にスポンジケーキがあることは見えていない。


学歴分断は、ミルフィーユのなかで生活する人たちが、スポンジケーキの存在を無視したときに起こる現象だ。


吉川さんは高卒(=非大卒。データ上、専門学校卒を含む)と大卒の間にある分断を「ガラスの天井」と呼ぶ。


「日本社会を調査データからざっくりと見ていくと、2人に1人は非大卒です。大学の定員もありますので、今後もこの数字は大きく変わることはないと予想します」


「では、この記事を読む方の周囲はどうなっているでしょうか?75~80%の大卒は大卒同士で結婚し、高卒は高卒同士で結婚する。いま日本で進んでいるのは、大卒夫婦の子供は大卒に、高卒同士は高卒にという流れです」


例えば、結婚式を想像してほしいと吉川さんはいう。招待された式で、大卒ばかりが集まっているのか、高卒ばかりが集まっているのか。双方、バランスよくいるのか。


「ある式場で一つの部屋は大卒ばかり。もう一つの部屋は高卒ばかり。そんなことが現実に起きているわけです。それは、昭和の時代と異なり、学歴が再生産されるようになったからです」


かつて、昭和の時代には、自分たちは高卒でも、子供には大学をでてほしいというインセンティブが働いた。それは、社会全体が好景気で、上り調子だったからだ。


いまよりも次の世代で社会は良くなる、ならば子供には学歴をつけさせたほうがいい。しかし、現状はどうだろう。昔は少なかった大学も増え、大卒人口も増えた。なにより親も高学歴化し、大卒のメリットを知った世代が増えた。


「大卒というのは、18歳からの4年間で1000万~1500万円くらい自分に投資をして、将来の成功のためのチケットを買うこと」だ。


最初から子供に投資をするメリットを感じないーーあるいはできないーー家庭もある。そこで生まれた子供には親の学歴を超える動機はない。そんな子供の割合が高いのが、高卒親の家庭になる。


吉川さんは親子で大卒、親が高卒→子供が大卒、親が大卒→子供が高卒、親子で高卒の4類型にわけて比率を分析している。


今後はこんな風に推移するというのが吉川さんの予想だ。

親子で大卒は35%
親が高卒→子供が大卒は15%
親が大卒→子供が高卒は15%
親子で高卒は35%


ちなみに、小中学校から受験をさせる家庭は大卒親家庭が圧倒的に多いという。早くから子供に投資し、大卒という切符を早めに買うというのが動機だろう。


分断線が見えてくると「自分の学歴は自分の努力だけでつかみとったもので、低学歴は努力不足」という考え方がとても陳腐に思えてくる。そもそも、勉強に対する動機付けがまったく違う。


自分の学歴は、たまたま、そういう環境に生まれたことに大きな要因がある。


「非大卒を低学歴ってバカにしたように言うでしょ。あれはとても信じられない話です。大卒エリートは大きな枠でみたときに、どういう環境で自分が育ってきたか、を考えないといけない」


「学歴分断線は、経済力、文化、政治参加にも影響を与えています。繰り返される格差社会論は、私の考えでは学歴分断のいろいろな側面を語っているものです」


過去分も含めた大規模な社会調査から見えてくるのはこんなデータだ。まず、非大卒は、雇用や景気の影響を受けやすい。


昭和の昔、「金の卵」といわれた高卒者にはこんな道が用意されていた。 大手の製造業、鉄道、電力やガスなどインフラ企業が用意した寮に大量の就職者とともに入る。ホワイトカラーが管理を担当し、ブルーカラーとして手を動かすのは高卒組。年を重ねると、社内恋愛やお見合いで結婚し、社宅に住み、家族が増え、やがて家を買う……。


中間層というのは「金の卵」的ブルーカラー労働者を指していた。しかし、いまは大卒ホワイトカラーが中間層だ。高卒ブルーカラーは下に押し下げられている。ロスジェネ世代(バブル崩壊後、就職氷河期に直面した世代)以降は、うまく就職できても、景気一つで離職の危機にさらされる。


少し古いが2005年にあった大規模社会調査プロジェクトの時点で、自分を「下流」だと答える若者のうち、非大卒は実に7割を占めている。非大卒、非正規、低収入……。経歴と実際の収入が下流意識と密接に結びつく。


「先が見通せないなか、若者たちは履歴書を何枚も書く時代に入っているんですよ。そこで高校の名前を書く。同じくらいの年齢なら、大卒のほうが優先して入っていく現実を何度もみせられるでしょう。自分は下層だと思うことは不思議でもなんでもない」


意欲の格差、希望格差と呼ばれた現象も学歴分断で説明ができる。同じ調査で、自分が頑張っても社会はよくならない、と答えた層は、「収入」や「正規社員/非正規社員」の違い以上に「大卒/非大卒」の違いで、明確な差がでている。


つまり、非大卒ほど、社会に対して絶望している。


政治参加にも影響している。大卒層は政治参加への意欲も高いが、「非大卒・低収入層」は政治参加への意欲が飛び抜けて低い。一番、救われないないといけない層なのに、彼らは政治からもっとも縁遠いところに置かれている。これも、生まれ育った環境影響が強いことを考えると、一概に自己責任とはいえないだろう。


こうした傾向は2016年も変わっていないだろう。いまの社会は、ケーキで例えるとこうなっている。 ミルフィーユ層は会社もしくはグローバル化した経済のなかで、ポジションをつかもうと椅子取りゲームをする。その下のスポンジ層では、流動化が進み、必死に職を得ようとしているが、振り落とされていく人が続出する。スポンジケーキはスカスカになり、やがてミルフィーユ層も沈んでいく……。


「日本経済の強みとは何かを考えると、私はボトムの高さにあったと思うんです。高卒だって世界的にみれば決して学歴としては低くないわけです。彼らが手を動かしているから、大卒は別の仕事に専念できた。いまの社会は日本経済の強みを手放していますよね」


では、どうしたらいいのか。いちばんシンプルな解は分断線を越えて、学歴をつけさせるというものだ。具体的には、高卒親→子供は大卒という層を増やすこと。


しかし、これは当然ながらうまくいかない。大学だって入学枠があり、みんなが大卒になれる社会は現実的ではないからだ。


例えば大卒親に子供が2人いたとする。子供を1人は大卒、1人は高卒にすることが、学歴再生産を手っ取り早く防ぐ方法だが、納得するだろうか?


吉川さんはこう主張する。


「私も子供が2人いますが、多くの大卒親も納得しないでしょう。問題は、大卒と高卒を上下関係でみることにあります、社会がうまく回るためには、私のような大学の研究者も必要ですし、ブルーカラー労働者だって必要なんです。同じ世代で、必要な仕事を分業している。こういう理解が必要です」


学歴をつければ格差は解消される。こうした主張は突き詰めれば、誰かが学歴によって割りを食う社会を肯定するということだ。


大卒が偉くて、非大卒は下ではなく、翼の両翼と考える。大卒だけがうまくいく社会は、不安定どころか墜落しかねなない。


収入の大小ではなく、生活の基盤や安定が奪われるような格差を是正すること。これが必要なのだ、というのが、吉川さんの指摘だ。


キーワードは学歴分断社会から、学歴共生社会への転換だ。



「高卒者にだけ高いリスクを押しつける社会は、もう持たない」

「貧困と学歴が結びつくのは、学歴が足りないから、ではなく、貧困対策が足りないからです。そこを間違えてはいけない」


「格差も同じです。奨学金を出すのもいいのですが、生まれ育った家庭の文化的影響は0にはなりません。解決しないといけないのは、分断によって大卒だけが有利になる社会であって、全員が大卒になる社会ではないのです」


「例えば高卒の18歳を、いきなり流動化する労働市場にさらすのではなく、正社員として働いて、職能を身につけさせれば、社会にとって大事な力になります」


「求人を景気に左右されにくくするために、例えば企業が雇用したくなるインセンティブをもった政策をとる。必要なのは、昭和型雇用に代わる新しい雇用政策です」


分断もここまでくると、「高卒」というのは一つの「階級」、あるいはアメリカでいう「エスニシティ」に近いものに思えてくる。吉川さんの著作にある例え話が的確だ。


「もし、アメリカで、業績不振を理由にリストラをするとき、白人は対象から外し、黒人やアジア系だけ契約を打ち切る。これは許されないだろう」


しかし、日本では学歴分断線を積極的につかって打ち切り対象者を決める。割りを食うのは、非大卒層だ。学歴分断を暗黙の了解にして、流動化を特定の「層」に押しつける。このままだと社会はますます不安定になっていく。


「繰り返しますが、学歴で上下をつけるのをやめるべきです。対策を考えるのは、大卒エリートの大事な役目ですが、そこで現実を見誤ってはいけないのだ、と強く言いたいと思います」


「高卒者にだけ高いリスクを押しつける社会は、もう持たない。特定の層だけが割りを食う社会から、共生への道を探るために知恵をしぼること。それこそがエリートの役目なのです」
                                 




最初は、面白い着眼点の記事だと思いました。まず、社会を大卒と非大卒に分けている点が興味深いです。確かに、どこの大学を卒業しているかは「学校歴」であり「学歴
」ではありません。


そして、日本社会をミルフィーユに例えているところが秀逸です。非大卒がスポンジ部分で、大卒はその上に乗っている細かい階層に分かれているミルフィーユ部分とのことです。 

 


ミルフィーユ部分の最上部には海外有名大学と東京大学がいて、その下に早稲田や慶応があります。私たちの医療業界では出身大学の差は小さいですが、一般的にはそうなのでしょう。


「大卒というのは、18歳からの4年間で1000万~1500万円くらい自分に投資をして、将来の成功のためのチケットを買うこと」。これも非常に納得できます。学歴=チケットなんですね。


このあたりまではフムフムと素直に読み進めることができました。しかし、「社会にでれば学歴は関係ない」もミルフィーユ内階層だけの話というところから雲行きが怪しくなります。


筆者は、学歴と社会的地位の逆転を、ミルフィーユ内でしか想定していません。それって、大企業のサラリーマンや公務員の話ではないのでしょうか? 


リアル社会では、たたき上げの中・高卒のスモールビジネス・オーナーがゴロゴロいます。非大卒すべてが社会の下の階層という筆者の前提に、相当な違和感を感じました。



ちなみに、私の不動産関係のビジネスパートナーは非大卒が多いですが、羽振りの良い人が多いです。ここまでくると、大卒・非大卒で日本社会を切り分ける発想自体が怪しくなってきます。


筆者は、日本社会ではリストラの際にも学歴で対象者を決めると主張しています。う~ん、聞いたことないですね。基本的には仕事のスキルや社内政治の巧拙で決まると思うのですが・・・


米国では人種でリストラ対象を決めることは許されないと主張していますが、日本の学歴問題と米国の人種問題のどこに関連性があるのか理解に苦しみます。


最初は秀逸だと思って読み始めた記事が、はちゃめちゃな結末を辿ったので損した気分になりましたが、問題の本質はこの筆者が未だに学歴に価値があると思っている点にあると思います。


確かに、社会での挑戦権を得るという意味では、まだ多少の価値は残っています。しかし、昔(私たちの親世代)に比べて大卒の価値は劇的に減少していると思います。


ただ、有名大学卒や医師免許などのプラチナ国家資格などの「ブランド」 以外に、有望な「勝利の方程式」が存在しないように見えるため、多くの人が群がっているだけではないでしょうか。



少し後味悪い終わり方ですが、他に良さそうな選択肢が見当たらない以上、現時点では私も子供に「学歴」取得を勧めます。ただ本音を言うと、学歴など「足の裏の米粒」だと思っています。



学歴に代わるような有望な「武器」を見過ごしていないのかを、子供のためにも真剣に探していきたいと考えています。





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子供への「勝ち方」の教え方

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先日、友人のお子さんで興味深い話をお伺いしました。
その子は中学生で某公立中高一貫高の附属中学に通っています。


比較的新設の中高一貫高ですが、既に東京大学や国公立医学部に50名近く合格させるほどの実績があります。県下には全国屈指の私立進学校があるものの3~4番手で健闘しています。


全国的に有名な私立の進学校には、裕福な家の子供が通学しているケースが多いです。しかし、公立とは言え、その子供が通っている中高一貫校もかなり裕福な家の子供が多いそうです。


現在、バトミントン部に所属しているそうですが、同じ部活内には単なる勤務医ではちょっと気が引けるような家の子供がたくさん在籍しています。


このような社会的に成功している家庭は、少し考え方が異なるようです。まず、「勝つ方法」を子供に伝えることが上手なことに驚きました。


スポーツを上達する秘訣は、プロに学ぶことです。例えばテニスではテニススクールに通い、ゴルフではレッスンプロから指導を受けることが上達の早道です。


私は学生時代にテニスをしていたのですが、部活の「根性」練習を泥臭くやっていた私よりも、テニススクール上がりのヤツの方が、断然フォームが綺麗で強かった記憶があります。


大学生や社会人ならスクール通いやレッスンプロに指導を受けることは珍しくありませんが、比較的マイナースポーツであるバトミントンのスクールに中学生から通うのは珍しいと思います。


しかも、一人だけではなく全体の1/3もの生徒が社会人対象のバトミントンスクールに通っています。そして、スクールに通う生徒はメキメキ強くなってレギュラーになっているそうです。


友人のお子さんも当初はスクールに通うことを考えたそうですが、友人自体が「中学生からやり過ぎだろう」と思って、結局スクールには通わせなかったそうです。


しかし、社会的に成功している家庭のお子さんは、スクールに通うことでスポーツで「勝つ方法」を体得しました。そして、単にスポーツで勝つ方法を学んだだけではないと思います。


世の中では、自己流で努力しているだけでは結果を出せないことを、身をもって経験したことでしょう。それも一人だけではなく複数人のお子さんが・・・


このような経験の積み重ねが、子供の人生の糧となり社会の中で力強く生きていく能力を養うと思います。そして、親御さんが伝えたかったことはきっと「人生の勝ち方」なのでしょう。


この話を聞いて、社会的に成功している家庭での考え方や教育方法が、私のような平凡な家庭に育った人間とは根本的に異なることに気付きました。


そして、おそらくこのような考え方や教育方法を真似した方が、子供だけではなく自分たちの人生を豊かにするためにも望ましいのではないかと思うようになりました。




★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。



医師のキャリアパスは多様性が必要

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最近、医師のキャリアパスについて考える機会がありました。
若手医師の指導をしているわけでもないのに、なぜいまさら医師のキャリアパスなのか?


実は、2016年5月に開催された医師のキャリア革命での講演がきっかけで、某出版社から書籍化のお声がけをいただきました。自分が書籍の著者になるとは思ってもいませんでした。


原稿作成開始が2016.6.18で、脱稿が2016.8.29でした。その間の約2か月はかなり忙しかったです。読書量はかなり多い方ですが、いかんせん著書の執筆作業の経験はありません。



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3



上図は作成したファイルの一覧です。出版会社の担当者様から提示された10万文字という気の遠くなるような量の文章を、悲壮な思いで書き上げました。いやぁ~、本当に苦しい2か月でした。


最初の3万文字ぐらいで、先が見えなくてくじけそうになりました(笑)。あと、自分の国語力の無さに愕然としました。数学や英語も大事ですが、最も重要なのは国語であることを痛感しました。


この悲壮な(?)2か月間、不動産・旅館業・空室対策支援事業は自動運転化しているから問題無かったのですが、医師としての業務とBARの開業準備が非常に苦しかったです・・・




私の与太話はさておき、 書籍の中では医師のキャリアパスを考えました。内容的には「勤務医」「開業医」とは違う「医師としての自由をつかむための第3のキャリアパス」です。


そのネタ探しの過程で、周囲の医師のキャリアパスを観察していました。その結果、医師として成長するためには、ひとつの施設だけでは全くをもって不十分であるという結論に達しました。


新医師臨床研修制度の影響で、ブランド病院での研修を希望する若手医師が多いです。確かに急性期疾患のスキルアップに少しは役立ちそうですが、医療はそれだけではありません。


むしろ、急性期の後ろに広がる広大な(そして本当の意味での医療の本質に近い)領域を学ぶためには、全国から人が集まる大学病院やブランド病院ではほとんど学習機会がありません。


そして幅広いコミュニケーション能力の習得には場末病院での経験も必要です。清濁飲み合わせることができる医師になるには、様々な施設で実地で働くしかないでしょう。


大学病院やブランド病院のような本当に一部の上澄みの世界だけで一生を終える医師はごく少数です。仮に上澄みだけで終える医師であっても「濁」の部分も知っておく必要があります。


それには施設間の多様性に目を向けて、実地で学ぶことが重要だと思います。仮に「濁」の部分に接する機会がアルバイトであっても、それは医師の成長に貴重な経験となるはずです。
 






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マシュマロ実験の結果は・・・

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先日、「 マシュマロ実験 」 を行いました。マシュマロ実験は子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した実験です。私はマシュマロ実験を「学力」の経済学で知りました。
 





マシュマロ実験は、スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェルが1960年代後半から1970年代前半にかけて実施しました。方法は下記のごとくです。


  • 被験者である子ども(4歳)は、机と椅子だけの部屋に通されて椅子に座るよう言われます
  • 机の上には皿があり、マシュマロが1個のっている
  • 15分間食べるのを我慢したらマシュマロをもうひとつあげ、我慢できなかったらそふたつ目は無しであることを告げられる
  • 子どもたちの行動は、隠しカメラで記録された


結果は、すぐ手を出してマシュマロを食べた子供は少なかったですが、最後まで我慢して2個目のマシュマロを手に入れた子どもは、全体の1/3ほどだったそうです。


1人だけ部屋に残された子どもたちは、自分のお下げを引っ張ったり机を蹴ったりして目の前の誘惑に抵抗した子もいれば、マシュマロをなでたり匂いをかぐ子もいました。


映像を分析した結果、我慢できた子どもは目をそらしたり後ろを向いたりしてマシュマロから注意を逸らそうとする傾向があることが観察されました。


1988年に実施された追跡調査で、、就学前における自制心の有無は十数年を経た後も持続していること、マシュマロを食べなかったグループは他方より優秀であることが認められました。


2011年にはさらに追跡調査が行われ、この傾向が生涯のずっと後にまで継続していることが明らかにされました。子供のころから自制心のあることは社会で成功する大きな要因のようです。


う~ん、これは興味深い・・・。確かに自制心のあるなしは、社会的成功だけではなく資産形成にも大きな影響を及ぼします。ちょっと悩みましたが、自分の子供を試してみることにしました。


あいにくマシュマロは無かったので、ラムネを使って実験を行いました。普段の行動を見ていると、ラムネを出した瞬間に食べてしまいそうで怖かったです(笑)。


しかし、意外なことに15分待てば2個もらえることを説明すると我慢しだしたではないですか! しかも、15分間は隣の部屋で遊んでおくと言って逃亡(?)してしまいました。


ちょっと変則的ですが、最後まで我慢して2個目のマシュマロを手に入れた子どもが採った、マシュマロから注意を逸らす戦略と同じだったのです。


うちの子供には自制心があって、将来成功する確率が高いのではないのか?! と思わず唸ってしまいました。完全に親バカですね(笑)。


ちなみに金森重樹氏がおっしゃられているように、自制心の有無は資産形成においても重要な因子です。子供がいる方は、勇気を出してマシュマロ実験を行うのも面白いかもしれません。





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