アマゾンや楽天は経費計上できない!
訳の分からないタイトルで恐縮です。先週、顧問税理士に何気なく領収書を電子化して保管したいんだけど、、、という相談から、驚きの展開が始まりました。
領収書をまとめてスキャンもしくはスマホカメラで撮影して保管する。まったく問題無い方法だと思って、軽い気持ちで顧問税理士に確認を取りました。
ところが、税理士からダメ出しを喰らったのです...。不可の理由は、タイムスタンプという
タイムスタンプは領収書の改ざん防止の趣旨なのですが、紙ベースでは改ざん不可という前提が笑ってしまいます。悪意ある人にとって紙ベースの領収書の改ざんなんて朝メシ前。
なぜ紙の領収書は改ざんできなくて、電子領収書は改ざんが容易なのか理解に苦しみます。こういう超保守的な姿勢が日本の停滞を招いているを理解できないのでしょうか???
そしてタイムスタンプが必須のため、アマゾンや楽天などのETサイトで発行されるPDF版領収書はすべて無効になります。それじゃ、印刷して紙ベースにすればよいのでしょうか。
答えは不可です。電子帳簿保存法改正では電子取引で授受した電子データは電子データのまま保存することが義務付けられました。つまりプリントアウトした領収書は無効なのです。
タイムスタンプを押してくれるサービスは存在しますが、1枚10円程度のコストがかかります。まさに日本の後進性の象徴である e-Govの二の舞か...。
<参考>
菅総理に届け!e-Govがクソ過ぎて使えない
毎日使っている freeeが凄すぎることになっていた
日本社会のDXを真正面から抑え込もうとしている税制に暗鬱な気持ちになりましたが、税理士から freeeなら対応しているかも?というサジェスチョンがありました。
毎日使っている freeeにそんな機能あったかな?と半信半疑で調べてみると、ナントfreeeには、電子帳簿保存法改正に完全準拠した機能が備わっているではないですか!!!
実は5年前にfreeeを導入した際にも、領収書の電子化(?)サービスは存在していました。当時は電子化がメインではなく、紙ベースの領収書を自動で読み込む機能がウリでした。
ところが実際に試してみると、あまりの精度の低さで全く使い物になりません。このため、すぐにこの機能を放棄して忘れていました。
そして5年ぶりに見たワケですが、当時のクソ仕様とは全く別物に進化していたのです。freeeの凄さは以下の2点に集約されます。
- 一度に複数枚(自験例では20枚でも可)の取り込み
- 精度の高い読み込み機能
5年前は1枚1枚スキャンしていましたが、今は机の上にブワーと20枚の領収書を並べてスマホで撮影 → Googleフォトにアップしてfreeeに読み込ませると、20枚の分割した画像に!
しかも、領収書に記載されている日付、金額、税率まで自動で取り込まれるのです。おまけに推測仕分けの精度が高い。試しに領収書50枚を処理しましたが、10分で完了しました。
アマゾンや楽天の領収書も freeeなら経費化可能!
懸案だったアマゾンや楽天も、電子媒体のままfreeeに取り込むと、電子帳簿保存法に準拠した領収書に早変わりです。これは超重宝します。
従来はスタッフに経理業務報酬を支払っていました。しかし今回の発見で、スタッフの仕分けをチェックする時間を考えると、自分でやる方が時短になることに気付きました。
freeeの AI機能のために、スタッフの仕事が奪われそうです(笑)。まぁ、人間関係もあるので継続しようと思いますが、今のスタッフが退職したら自分でやろうと思います。
これまでAI実装なんてまだまだ先の話でしょ、と思っていました。ところが身近なところで人間がAIに置換される例を見てしまいました。世の中の進化は速いですね~。
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