整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

投資戦略

7割の人が生涯に 1度は上位 20%!

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ウォール・ストリート・ジャーナルで興味深い記事がありました。【社説】サンダース氏が「金持ち」だと問題か? です。サンダース氏は米国の民主党系の重鎮です。




自称社会主義者のバーニー・サンダース上院議員は、一部で「ミリオネア(百万長者)」とからかわれている。妻との合計所得が複数年にわたって年間100万ドル(約1億1200万円)超となったことが、納税申告書で明らかになったからだ。





サンダース氏は富裕層批判の急先鋒ですが、そのサンダース自身が富裕層だったというオチです。ただ、ここでいう富裕層は、あくまで「フロー」ベースの定義です。


実際に、サンダース氏の所得が 100万ドルを超えたのは 2016年と 2017年の2年間だけです。しかも、本人だけではなく奥様との合算金額です。手残り所得は 56万ドルでした。





たとえ1~2年だとしても、普通の人がミリオネアになれる米国の資本主義制度に感謝してもいいのではないか。コーネル大学とセントルイス・ワシントン大学の社会学者が44年間の所得データを基に行った2015年の研究によると、上位1%の層に少なくとも1年間入っている人は全体の約12%だった。同様に上位5%に入る人は39%、上位10%は56%、上位20%では73%となった。だが、10年連続で上位1%に残れるのは、わずか0.6%だ。  


現実には、大半の人が経済的に不安な時期と比較的裕福な時期の両方を経験する。シンクタンクのタックス・ファンデーションによれば、1999年から2007年までに年間100万ドル以上稼いだ人々のうち、その水準を経験したのが1回だけの人は半数に上った。9年間にわたって100万ドル以上を稼ぎ続けた人はわずか6%だった。これは「ミリオネア」になる理由が、永続的ではない各種要因に基づくものであることを考えれば驚くことではない。  




私は、所得というのもは経年的に上がり続けるモノだという既成概念を持っていましたが、よく考えると年功序列ベースの極めてサラリーマン的な発想です。


サラリーマン以外は、所得は自分自身で稼ぎ出すものであり、今年よりも来年の方が増加する保証は全くありません。むしろ、減少する人の方が多いかもしれないぐらいです。




おそらくそうした人々は長いキャリアを経て最後に役員になったか、あるいは生涯にわたる倹約と投資の後、株式や小規模ビジネスの売却によってキャピタルゲインを獲得したのだろう。あるいは何十年かの間に資産価値が上昇した住宅を売却したのかもしれない。最高限界税率やキャピタルゲイン税を引き上げることは、こうした人々を痛めつけることになり、人々が貯蓄や投資をしようとする意欲を減退させることになる。  


納税申告書から判断すると、大統領選に出馬する大半の民主党候補は成功を収めているようだ。それは良いことだ。そうであれば、彼らはなぜ、他の人が自分たちと同じレベルの成功を収めるのをより困難にし、こうした人々が成功した場合にその富からより多くを奪い取ろうとするのだろうか?




そして、極めつけはウォール・ストリート・ジャーナル誌が堂々と高額所得者への課税を批判していることです。日本ではちょっと考えられないことですね。


まぁ、ウォール・ストリート・ジャーナル誌は資本家側というバックグラウンドを持っていることはありますが、日経新聞が高額所得者への課税を批判する風景は想像できません。


本日の話題は、米国は富裕層に優しいというオチになりましたが、私が注目しているのはその点ではありません。富裕層は思った以上に不安定で振幅が激しいという事実です。


10年連続で上位 1%以内にランクインするのは全体の 0.6%とのことです。いかに高額所得を維持することが難しいかが分かります。


逆に、全体の 73%が生涯に 1度は上位 20%にランクインしたという事実です。これは驚くべきことです。予想以上に社会は階層化されていないのかもしれません。


米国のデータではありますが、7割の人が人生に一度は上位 20%にランクインすることは非常に勇気づけられることです。


そして、実際には単年度のみ 100万ドルを超える所得があっても、それ以外の年度が多くなければ本当の意味での「富裕層」には到達できません。


真の富裕層に到達するためには、額面ではなく手残り所得を増やして、できるだけ長い年月にわたってその所得を維持する必要があります。


今回のウォール・ストリート・ジャーナル誌の記事から、はからずも世の中の真理のひとつが炙り出されたようです。






★★ 管理人監修の資産形成マニュアル ★★
 


管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。

その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。既に資産運用をしている方でも、勤務医のアドバンテージを生かした新しい考え方が見つかるかもしれません。

PDF版の販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。 尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。



情報教材表紙




JOA 2019 は公開ラジオ収録に参加!

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日整会(JOA 2019)に参加予定ですが、今年はいつもと違った参加の仕方をします。例年は、単位取得メイン+興味のある演題つまみ食いですが、今年はイベント参加メインです。


何のイベントかというと、オンラインサロン仲間である東京大学・整形外科の大谷先生が立ち上げた Quotomy(クオトミー)の出展ブースで、公開ラジオの収録に参加します!


quotomy - コピー



Quotomy は、医師と医学知見との出会いを再定義するをコンセプトにした、医学知見を医師ユーザー同士で発信・共有するオンライン上のコミュ二ティです


その Quotomy の出展ブースにおいて、いまだ金時 で公開されるラジオ収録が行われます。私はゲストとして対談に参加させていただきます。



2019年5月10日(金)16時30分~17時30分

キャリアアップと資産形成は両立できるか?
自由気まま整形外科医 × 杉本先生(いまだ金時ブログ主)


2019年5月11日(土)13時30分~14時30分

日常診療の思いつきをビジネスに発展させるコツ
自由気まま整形外科医 × 大谷先生(
Quotomy 代表




「資産形成」と「ビジネス」は、私が得意とするジャンルです。本当は整形外科医として医療を語れれば理想的ですが、人前で語れる見識をもった領域はこの2つしかありません。


当日は、会場からの質疑応答も受け付ける予定です。Quotomy の出展ブースは下記になります。お時間のある先生は、是非 Quotomy の出展ブースに足を運んでください! 


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Quotomyはコンセプトとして Share, Discover, and Growを掲げており、出展ブースではラジオ収録以外にもたくさんのイベントが行われるようです。



論文タグつけ企画(Discover JOA)

Quotomy内で#discoverJOAというquotes(タグのこと)をつけて、面白い・すごい・みんなに知ってほしい同門医局からの論文を共有・学会期間中に投稿 → トップにはAward贈呈


2019年5月10日(金)14時00分~14時45分

Mater of Public Healthをとるキャリア
糸井先生(順天堂大学静岡病院)
 × 安野先生(虎ノ門病院)


2019年5月11日(土)11時00分~11時45分

新時代を生きる若手医師のキャリア論
どくしょー先生(メディBAR代表)× 村本先生(MIラボ代表)


ライブペインティング

アーティスト Jiloha の yuca さんによるライブペインティング


Nurse Houseイベント

看護師+アルファの活動を行い、あなたの「身近なナースステーション」ナースハウスさん 








★★  医師のキャリア革命(オンラインサロン)  ★★


「経済的自由」を手に入れるために Facebookを利用した非公開のオンラインサロンに参加してみませんか?



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本サロンの目標は、参加者全員に生涯途絶えることのない "複数の収入の流れ"  を得るための " 学びの場 "  を提供することです。


資産形成マニュアルで、医師が効率よく資産形成を実践するノウハウを公開しましたが、本サロンはそのフォローアップの場と位置付けています。


それぞれの参加者たちが得た知識や体験を共有し、集合知を形成する。集合知は、サロンのメンバーが未知の航海に旅立つ際の羅針盤となる


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努力は公正に報われないは当たり前

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東京大学入学式での上野千鶴子さんの祝辞が話題になっています。割と好意的な意見が多いようですが、もし自分が新入生やその親であれば勘弁してほしい内容だと思いました。


明らかに入学式の祝辞としては不適切で、売名行為と勘繰られても仕方ない内容です。特に過激な事例を引き合いに出した前半の偏狭ぶりは聞くに堪えない内容です。


入学式の主役は新入生であって世間ではありません。新入生に対する思いやりの気持ちが無かったことは残念です。一方、世間の高評価の原因は下記に集約されると思います。



あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。



これはこれでいい内容だと思いますが、実際のところ「がんばったら公正に報われる」と思っている人など、ほとんど居ないのではないでしょうか?


世の中は、環境・才能・運に左右される場面がほとんどで、努力だけでは如何ともし難いです。環境・才能・運を持っている人が、努力を続けることで成功を掴み取るのが現実です。


このように「がんばってもそれが公正に報われない社会」を生き抜くには、
  1. 多少なりとも他人よりも才能のある分野で
  2. 笑顔を絶やさず運を招き入れながら
  3. 必死の努力を続ける


ことが必要ではないでしょうか? 書いていて我ながらイヤになってきましたが、これがリアルワールドの真実ではないかと常々感じています。







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ケアネットの連載企画がアップ!

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ケアネット・ドットコムの連載企画【医師のためのお金の話】第 19回が、本日アップされました。お題は、資産形成はバーチャルがキーワード です。



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今回は、資産形成においては物質的な形を伴わないモノの収集が望ましいという話です。古来から、形あるモノは壊れていくことは広く人類に知られていました。


エントロピー増大の法則をご存知でしょうか? エントロピーとは『無秩序な状態の度合い』を数値で表すものです。


無秩序な状態ほどエントロピーは高く、整然として秩序の保たれている状態ほどエントロピーは低いです。人類の文明は、エントロピーの低い状態が基本です。


しかし、自然のままにほっておくと、エントロピーは低い状態から高い状態へと変化していき、外部からエネルギを加えない限り、エントロピーを減らことはできません。


このことからも分かるように、エネルギーを加えない限り、形のあるものは全て無に還っていく宿命にあります。


これが自然の摂理なので、形あるものを保ち続けるのは自然の摂理に反することです。このため、物質的な形の維持には、多大なエネルギーや費用を要します。


このことから、物質的なものではなくメンテナンスが不要な非物質的なものをたくさん集めることの有利さが分かると思います。


資産形成においては、メンテナンス費用の有無は増加速度を規定する大きな要素のひとつです。このためできるだけバーチャルなものを志向することが推奨されます。


このような抽象的なことを言っても、なかなか理解されないことが多いのですが、今回のケアネットの連載では私の経験も含めて説明してみました。


3分ほどで読了可能なので、是非ケアネット・ドットコムの連載企画【医師のためのお金の話】第19回を訪問してください!






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嗚呼、ビジネスの天才ではなかった件

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私は宿泊業を運営していますが、競合施設が激増
しているため、収益性が急激に悪化しています。ただ、収益性悪化と言っても赤字になるわけではありません。


私の施設のビジネスモデルは費用のほぼ全てが変動費です。しかも物件は現金購入しています。このため、理論上は赤字になる可能性は極めて低いので破綻することはありません。


しかし、利益幅がどんどん薄くなることはあり得ますし、現実には昨年末からすごい勢いで黒字幅が縮小してきました。縮小スピードには目を見張るものがあります。


例年、2~3ヵ月先まである程度は予約が埋まっているものですが、今年の 2月中旬時点で繁忙期であるはずの 4月以降の予約がゼロでした。


この燦々たる結果に、優柔不断な私のお尻にも火がつきました。常々、事業からの撤退を考えていたのですが、ついに本気で動く時が来たようです。


しかし、一旦事業の撤退を覚悟すると、どうせなら最後にひと暴れしてやろうという気が起こりました。そこで、2月20日にそれまでの料金体系を一挙に50%に値下げしてみました!


すると、ガンガンと予約が入り始め、あっという間に 12月まで相当数の予約が入りました。劇的な売上増加を目の当たりにして、自分をビジネスの天才だと思いました
(笑)


毎日のようにどんどん予約が入るので、宿泊業はまだまだイケるなぁ~とニンマリしていました。しかし、宿泊予約は入っているものの、本当に利益が出るのかが心配になりました。


そこで、現時点の手残り収益を計算してみると、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。
ナント、利益幅が昨年比で極端に少なくなっているのです...。


稼働率はあまり変わらないものの、収益率は半分近くに落ち込んでいます。考えてみたら宿泊料を半分にしたのですから当たり前のことですね。


つまり、現状で進行していることは、単なるバナナの叩き売りに過ぎないことがようやく分かりました。私は天才ではなく、簡単な算数もできない単なるバカだったのです...。


現状のまま宿泊業を続けた方がよいのか、賃貸住宅へコンバージョンした方が収益性が良いのかを検討する必要があります。


懇意の不動産会社に賃料査定をしてもらったところ、残念ながら賃貸にした方が収益が高くなりそうであることが分かりました。なんてこった...。


既に年末までたくさんの予約が入っているので、現時点でいきなり廃業するわけにはいきません。低収益に甘んじつつ、来年には賃貸業にコンバージョンすることになりそうです。


今回の教訓は、ビジネスの判断をするときには、きっちり数字を出して検討する必要があるということでした。どうやら、雰囲気だけで判断することは地獄への一本道のようです。






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プロフィール

自由気ままな整形外科医

・医学博士
・日本整形外科学会専門医
・日本リウマチ学会専門医
・不動産投資家
・超長期金融資産投資家
・ビジネスオーナー
・宅地建物取引主任士

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