整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

ニュース

衝撃! 証券会社からの不正送金

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衝撃的なニュースだと思いました。
これまで聖域と思われていた証券会社からの不正送金です。


SBI証券、顧客資金9864万円が流出 偽口座に送金


銀行口座からの不正送金は後を絶たず、銀行側もガードをあげています。しかし、犯罪者側は巧妙にすり抜けるためいたちごっこが続いており、誰もが被害にあう可能性があります。


しかし、これまで証券会社は安全と思われていました。証券会社からの出金は、同一名義の銀行口座へしか不可なので、通常の銀行送金と比較してハードルが高いからです。


このため、私も証券会社は安全だと思っていました。もちろん、IDや PWの管理は厳重にしていますが、銀行ほど警戒していませんでした。


今回の事件では、第三者が証券口座に不正にログインして、ゆうちょ銀行と三菱UFJ銀行に作った、偽の銀行口座に送金・出金したそうです。


SBI証券の発表では、証券口座のシステムに不正アクセスされた形跡は無いとのことです。おそらく、被害者のデバイスから情報が漏れたのでしょう。


しかし、被害者から漏れた情報を元にして、周到に銀行口座まで偽造した犯罪者の計画性や周到性に驚愕しました。


銀行口座と比較して、証券口座には多額の資産が存在する傾向にあります。このため、よりハードルの高い証券口座からの不正送金を実行するインセンティブになったのでしょう。


今回のニュースを受けて、私の証券会社安全説は崩壊してしまいました。やはり物事に絶対安全はありえないのだと...。


量子コンピューターが実用化されれば既存システムでは安全性確保は不可能になると言われていますが、そのレベルでなくても常に犯罪者には目を配らなければいけないと思います。


IDとPW管理は厳重にすることはもちろんのこと、常に犯罪者の動向をアップデートして、不正送金を未然に防ぐ強い意志が必要だと再確認しました。





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論文のオープンアクセス化問題

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日経新聞で興味深い記事がありました。
科学論文、中国が自国誌を重視へ 学術界に衝撃 です。



世界各国が科学技術の研究開発に力を入れるなか、科学論文発表のありようを大きく変える動きが起きている。これまで米英の著名論文誌での発表を重視し研究者に報償金すら支給してきた中国が方針を変えた。米国では政府の助成を受けた研究成果はだれでもすぐに無償で読めるようにする方向で模索が始まった。米中という2つの大国の動きは日本の科学技術研究にも影響を与えそうだ。



タイトルは中国関係ですが、この記事には下記のような2つの論点があります。
  1. 世界に通用する論文誌(英文誌)を中国国内で育成し名実ともに科学大国を目指す
  2. 欧米で論文のオープンアクセス化の議論が活発化


①に関しては、英「ネイチャー」や米「サイエンス」に対抗しうる中国版の学術誌を育成する方針です。かつて日本でも同様の声があがりましたが実現しませんでした。


②に関しては、論文をオープンにする代わりに、図書館や購読者が支払う「購読料モデル」から、投稿時に研究者が投稿料を払う「投稿料モデル」への転換が進みつつあります。


欧米と大手出版社でオープンアクセスへの移行が進むと、日本の研究者に不利に働く可能性があります。日本の研究者も投稿料を支払わなければならないからです。


投稿料は平均20万円、著名誌では80万円もするそうで、研究費削減に苦しむ大学の研究室では負担が難しいとのことでした。オープン化が実現すると厳しいことになりそうです。


大学での研究はすぐに経済的恩恵を産むことはないですが、国力増進のためには必要不可欠なものです。日本の未来のために社会福祉に回す予算の一部を研究費に回すべきでしょう。






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スマホアプリで ADHDの治療

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週刊ダイヤモンドの2020年7/25号のカラダご医見番・ライフスタイル編で、興味深い記事がありました。米国で子どものADHD治療用アプリ承認 です。







 先月、米食品医薬品局は8~12歳の子どもの注意欠 陥多動性障害(ADHD)治療用 アプリケーションを承認。医師が処方する世界初のADHD用デジ タル療法だ。

 米アキリ・インタラクティブが開発した治療用アプリは、ホバーボートに乗ったキャラクターを操作して冒険の旅に出て、さまざま なハードルをクリアしていくゲーム仕様。ADHDのうち、不注意優勢型または混合型と呼ばれる夕イプが適応症だ。





普通のゲームのように見えますが、ADHDの原因と考えられている前頭前野の働きを刺激し て神経系を活性化させる工夫が凝らされています。


ゲームをしながら「進む」か「進まない」かを瞬時に判断するなど、 集中力と感覚運動機能の訓練ができるそうです。


承認に際して行われた臨床試験では、
子どもの注意力が治療用アプリ群で有意に改善、また半数以上の親が「子どもの不注意が改善された」と評価されています。


今までは薬物療法や手術療法でしか治せないという思い込みがありましたが、スマホアプリなどのソフトウェアで治すというコロンブスの卵的な発想です。


この領域はとても熱いと思います。プログラミング技術のあり、自分の専門領域に造詣の深い若手医師は是非この分野でも活躍してほしいものです。






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日整会から「トリアージ」指針出る!

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日本整形外科学会から「トリアージ」の指針が出ました。今の状況でトリアージという言葉をみるとビクッとします。南欧州諸国では命のトリアージが実行されているからです。


しかし、今回の日整会からでたトリアージは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う整形外科手術のトリアージについて です。


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ざっくり言うと、不要不急の手術は控えましょうという趣旨です。関節外科医の私としては「延期を検討する」手術を生業としているので苦しいところですね...。


私の勤務先は感染症指定医療機関ではないので、新型コロナウイルス感染症の影響は直接的には受けません。しかし、間接的にはさまざまな影響を受けているので要検討です。


オンラインサロンの中でもこの話題が出ましたが、試行錯誤しながら他の病院の出方をうかがっているような印象を受けました。


今後の感染拡大しだいですが、感染爆発が現実のものとなった場合には、延期もやむを得ないと考えています。通常手術まで延期を検討するとは、まさに国難ですね...。







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豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です








新型コロナ肺炎の影響度を予測する方法

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新型肺炎の患者数が中国で急拡大しています。正確な情報を隠蔽しているのではないかという疑惑が常に付きまとうお国柄なので、フェイクニュースの流布には注意が必要です。


さて、1/27(月)に外来をしていると、タイムリーに(?)中国のチンタオから一時帰国した患者さんが受診されました。この方から下記のようなことを教えてもらいました。


  • 武漢は完全に封鎖されている
  • 空港などいたるところに感染防御服を着用した警官が配備されている
  • 中国人は意外とパニックには陥っていない
  • 中国人は政府発表の10倍の患者数が居ると考えている
  • マスクは全て品切れ状態


今回の新型コロナウイルス肺炎は、入院例では15%もの死亡率ではあるものの、全体の死亡率は3%程度とのことです。現時点では文明を崩壊させるほどの病原性は無さそうです。


そうは言うものの、ウイルス変異によって更に強毒性株が出現する可能性もあるため、注意が必要であることは論を俟ちません。


信頼度は、Lancetや NEJMなどの Quality Journalの論文ですが、リアルタイム性に難があります。厚労省CDCの情報には目を配っておくべきでしょう。


ただし、今回の新型肺炎は潜伏期間が長いため、実際にはどの程度拡散しているのか把握することが難しいです。このような不確実性が高い局面では株価に注目することも一法です。


ご存知のように多様性が確保されている株式市場では、株価には「神の目」が宿っています。1986年のスペースシャトル爆発事故で有名になりました。


私は 2011年の福島第一原発事故の際に、REIT指数の推移および福岡リート vs 日本ビルファンドの利回りスプレッドの動きに注目して、廃都の可能性は低いと予想しました。


今回の新型肺炎ではどうでしょうか? まず日本株式市場のTOPIXです。本日も連続で下げているものの暴落とまではいかないようです。



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次は中国の上海総合指数です、と言いたいところですが、春節期間に突入しているため 24日から休場です...。では、米国の S&P500はどうでしょうか?



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こちらも27日は暴落しましたが、GLOBEXの S&P500先物の値動きを見ている限りでは、小幅な上昇に転じているようです。


以上より、現時点では文明を崩壊させるほどの病原性獲得はもとより、経済活動に大きな支障をきたすほどの影響も無さそうです。このまま収束してくれればいいのですが...。






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一般的で使用頻度の高い、鎮痛薬・睡眠剤・感冒薬・胃薬・止痢薬・去痰薬・便秘薬等の薬剤が、全13章にわたって系統立てて書かれています。それぞれの章の最初に、薬剤の分類図が記載されています。各系統間の薬剤の使い分けも平易な文章で書かれており実践的な書籍です。









姉妹本に『類似薬の使い分け』があります。こちらは全15章からなり、降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬、抗菌薬などが1章ずつ割り当てられています。








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自由気ままな整形外科医

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