整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

愚痴

愚痴: 救急車を使い倒す

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先日、90歳前半の高齢者が腰痛で救急搬送されました。通常ストレッチャーで搬送されますが、救急室に到着すると、すでに車椅子で座っていました。


それなりに痛みはあるようですが、単純X線像では特に異常所見を認めません。MRIでは亜急性の第9胸椎圧迫骨折を認めました。強い希望があったため、入院となりました。


ここまでは治療経過なのですが、入院翌日に外出希望がありました。独り暮らしで身寄りも無いため、忘れ物を取りに行きたいとのことでした。


認知症は無く独歩可能であったため、外出許可を出したのですが、その日の夕方に救急要請がありました。その患者さんが最寄駅で動けなくなって救急要請したとのことです。


外出時は歩行可能なのに、帰りに(しかも駅から)都合良く救急要請??? 案の定、腰痛の増悪は無く、すたすた歩いて救急室に乗り込んできました・・・


この患者さんは生活保護で、救急車をタクシー代わりに日常的に利用しているそうです。救急隊員も「いつものことです・・・」苦笑していました。


ここまで徹底して救急車をタクシー代わりに利用する人は珍しいですが、いくら御高齢の生活保護患者とはいえ、このようなモラルハザードは許されないのではないかと感じました。





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コンプラ遵守病は社会の害毒?!

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日常診療をこなしていると、必ずぶち当たるのがコンプライアンスの壁です。組織の規模が大きくなるほどお役所体質が強化するため、過剰なコンプライアンス遵守が要求されます。


コンプライアンス遵守や倫理の徹底はもちろん大事ですが、業務全体でみるとあくまで脇役に過ぎません。本業あってのコンプライアンスや倫理の遵守だと思います。


しかも、多くの「コンプライアンスや倫理の遵守」は表面的な儀式に過ぎないので、日常業務を停滞させてしまっては元も子もありません。


問題点は、何かトラブルが発生する度に踏むべき「コンプライアンスや倫理の遵守」のステップが増殖することです。


私は大学医局に対して好意的なのですが、この点だけはいただけません。。。やはり、大きな組織や看板を背負っている組織は大変です。


私が最初にそう感じたのは、骨バンクの立ち上げに際してでした。当時は某日赤に勤めていましたが、院内の倫理委員会との折衝などの環境整備が大変だったことを覚えています。


大学では日赤に輪をかけて大変そうです。骨バンク事業など、技術的なハードルは低いものの新規性のある事業が民間病院から始まることが多いのは分かる気がしました。


今回の例は医療業界という小さな世界の例ですが、日本社会全体に「コンプライアンスや倫理の遵守」病が蔓延しているように感じます。


この病気が蔓延すると社会の停滞を招いてしまいます。モラルは守る必要がありますが、過剰な倫理やコンプライアンス遵守の押し付けに陥らないようにしたいものです。


過剰な倫理やコンプライアンス遵守は大きな組織の人に任せておいて、場末病院の勤務医の立場では、患者さんの実利を重視する姿勢を維持したいと考えています。






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今年の日整会は「お座りの刑」。。。

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今年も日本整形外科学会の事前登録が始まりました。今年の私は気合が入っているため、事前登録開始早々にさっそく学会参加登録および教育研修講演の予約を行いました。


普段だらけている私が、今年だけ何故気合を入れているのか? それは、専門医更新のための単位が全く足りていないからです・・・


私は、ほぼ毎年のように日本整形外科学会学術総会だけは欠かさず出席しています。このため、単位が足りなくなることなど全く想定していませんでした。


しかし、たまたま日整会のHPにログインして取得単位数を確認したところ、全然足りていないことが発覚しました。一体なぜ???


よくよく見ると、学会参加単位が20単位しかありませんでした。毎年出席していると40単位になります。


おかしいと思って問い合わせすると、学会参加単位は最大20単位とのことでした。。。現状で38単位なので来年3月までに12単位必要です。


これまでは学会参加単位があると思っていたので、学会中は教育研修講演とは無関係に、自分が興味のあるセッションにのみ参加していました。


本来的にはこちらの方が望ましいと思うのですが、今年はとにかく単位取得を第一に考えて教育研修講演を予約しまくりました。その数、なんと18単位(!)


金曜日~日曜日のあさ8時から18時までびっちりと興味のない分野の講演ばかり予約済みです。想像しただけで吐きそう。まさに3日間は「お座りの刑」ですね(笑)。







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患者さんの「困った」トップ2

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私は国内最速(笑)の外来診療を目指しているので、その目的を整えるために外来環境を整えることに余念はありません。


その一環として、患者さんの「困ったをつぶしていくことに余念がありません。それでも私には対策の立てようのない患者さんの
「困ったのトップ2を記載してみました。


  1.  まくれないズボンを履いてくる膝痛の患者さん
  2.  痛いところに湿布を貼ってくる患者さん



① まくれないズボンを履いてくる膝痛の患者さん


膝を診てもらうつもりにも関わらず、ぴちぴちのズボンを履いてくる患者さんが多いと思うのは私だけでしょうか? 脱ぐだけでも結構時間がかかるので手持無沙汰です。


私は基本的に膝上10cmまでズボンをまくって診察するのですが、がんばって膝蓋骨上縁までまくって力尽きたときの脱力感は半端じゃありません(笑)。




② 痛いところに湿布を貼ってくる患者さん


痛いところに湿布を貼ってくる患者さんが多いのは理解できるのですが、湿布を貼っているとその部位の皮膚がふやけたり発赤していることが多いです。


正確な身体所見をとるためには、このあたりの微妙な皮膚性状の異常が命取りになりかねません。特に感染を疑う時には本当に困ってしまいます。


15分ほどすると元に戻ることが多いですが、問診の段階で漏れなく見つけることができるのか否かが勝負の鍵を握ります。




少し愚痴っぽくなりましたが、おそらく整形外科医であれば誰もが一度は感じた患者さんへの不満ではないでしょうか。






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患者家族の自称「医師」対策

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1週間ほど業務を離れていたので、ちょっと感覚がニブッて困っています。普段何気なく施行している業務も、経験と慣れが必要とされていることに今更ながらに気付きました。


さて、今日は患者さん家族の自称「医師」対策です。ときどき受け持ち患者さんの親族に「医師」が居ることがあります。


このこと自体は何ら問題は無いのですが、ときどきこちらの治療に対して口出ししてくるケースに遭遇します。特に〇〇病院の部長や、年配の開業医に多い印象です。


彼らの「口出し」は、表面的には理に適っているように見えます。しかし、患者さんの情報を何も知らない状態での「口出し」なので、ほとんどのケースは的外れです。


例えば、80歳台の小柄な患者さんにトラムセットを処方していましたが、鎮痛効果が低いからロキソニンに変更しろ! という要望がありました。


彼らは平日仕事なので休日に来院して口出ししてきます。病棟看護師が対応するのですが、業務の妨げになるので困ったものです。


ちなみにこの患者さんは術前検査で腎機能がかなり低下していたのですが、そのようなことをこの自称「医師」は知る由もありません。


基本的には主治医が患者さんの全ての情報を把握して適切に治療しているので、たとえ医師と言えども外野の判断が主治医を凌駕することはありません。


しかし、「言いがかり」であっても、放置して結果が良くなければトラブルに発展する可能性もあります。このような場合は、私は下記のようにカルテ記載することにしています。




「自称医師の親族から、鎮痛剤をロキソニンを処方するように要望があったが、腎機能低下および年齢・体格を考慮して、このままトラムセットを継続処方することにした」




このことは退院サマリーにも記載するようにしています。主治医にとっては広義のクレーマーになるので、「クレーマー」と明記しないものの、そのような対応を心掛けています。 






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