整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

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新教授はヒエラルキーの最底辺?!


先日、大学の同窓生が、母校のメジャー科の教授に就任しました。かなり古い歴史を持つ大学のメジャー科なので、同窓生が教授に選出されたことは非常に嬉しいです。


学生時代には部屋に遊びに行ったりしていましたが、ソツなく試験はクリアするものの、同じようにバカ騒ぎもしてきたので、いわゆる「教授」のイメージを完全にぶち壊されました(笑)。


非常に人間味のある暖かい人間なので、彼を選出した母校の教授連も人を見る目があるなと素直に感心しました。


彼が教授に選出されるにあたって、教授会では年齢が若過ぎることがネックになったようです。学術的には全く問題無かったのですが、メジャー科教授には若過ぎると・・・


そのような年齢のハンディ(?)もクリアして、晴れて教授に就任したのですが、同窓生で行った教授就任祝賀会で面白いスピーチがありました。


「○○君はヒエラルキーの頂点に立ったわけですが、それは新たなヒエラルキーの最底辺での戦いの始まりでもあるのです」云々。何のことか分かりますか?


メジャー科と言えども、教授の中では最も若くて教授歴の短い彼は、教授会の中では一番の下っ端です。今後、教授会のヒエラルキーの階段を昇っていかなければならないのです。


教授も大変ですね(笑)。教授に就任すればそれでアガリだと思っていました。しかし、教授就任は、単なる新たな競争の始まりに過ぎないようです。


いずれにせよ、同級生が母校の教授に就任するのは非常に喜ばしいことです。他にもたくさんの仲間が大学で頑張っているので、何度も教授就任祝賀会を開催したいものです。




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161228 【書影】医師の経済的自由







駄ネタ: 美人もさほどトクではない?


先日のアルバイト先で、とんでもなく美人の患者さんが受診されました。ああ、世の中にはこんな人も居るんだなと思いながらも、いつものように問診をとりました。



単純X線像の撮影のために診察室から出ていくと、看護師さんが「女優さんみたにキレイでしたね~」と言うほどです。どうやら女性目線でも相当な美人のようです。


「あれだけ美人だったら、きっと生きていく上でトクなんでしょうね」と言うので、ついつい私も「一度みたら忘れられないぐらいですからね~」と相槌をうちました。


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その後の診察で、神経根症に対してリリカを処方するべきか否かを悩みました。発症からある程度日数が経過していたので、思い切ってリリカを試してみることにしました。


すると、リリカは手持ちがあるとおっしゃられます。ふ~ん、どこで処方してもらったんですか?と軽い気持ちでお伺いすると、ナント「1年前にこの病院で処方してもらいました」とのことです。



「えっ、そうなんですか?」と過去カルテを開きました。この病院では初期設定で単年度のカルテしか開かないのです。しかも「先生に、処方してもらったんですよ」とおっしゃられます・・・



ああ、確かに反対側ですが今回と同じような症状で、同じような治療戦略を展開していました。。。「それでは、その手持ちのリリカでいきましょう」としどろもどろの対応です。



これだけの美人にも関わらず、私は全く覚えていませんでした(笑)。「一度みたら忘れられないぐらいですからね~」って何ですか? と看護師さんからもおちょくられる始末です。


確かに目の保養にはなりますが、どうも思っていたほど美人の効能は高くないようです。







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自治医科大学准教授の星地先生の経験・知識を余すところなく収めたサブテキストです。定番と言われている教科書に記載されている内容は素直に信じてしまいがちですが、実臨床との”ズレ”を感じることがときどきあります。このような臨床家として感じる、「一体何が重要なのか」「何がわかっていないのか」「ツボは何なのか」を自らの経験に基づいて完結に述べられています。








                        

駄ネタ: アルコール禁止ではなく禁酒


先日、大学の先生とお話しをしていて面白い話が出ました。
コメディカルの「アルコール禁止」連発に困っているそうです。


薬剤アレルギーや食物アレルギーなどの既往を聴取して、カルテに○○禁止と記載することに情熱を傾けている人が居るそうです。もちろん、これ自体は悪いことではありません。


しかし、アルコール綿花をこすって少しでも皮膚が赤くなると「アルコール禁止」と記載されてしまうそうです。ここまでくると業務に支障を来たしてしまいます。


極め付けは、アルコール性肝炎の患者さんのカルテに「アルコール禁止」と記載されていたそうです(笑)。コメディカルの方曰く、アルコール綿花で少し皮膚が赤くなったとのことです・・・


これを見た大学の先生は、「アルコール綿花禁止ではなくて、禁酒だろう?!」とツッコミを入れました。まさに木を見て森を見ずの状態ですね。


問診を聴取することは重要ですが、バランス感覚も大事ですね。




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整形外科を志すなら、キャンベル(Campbell's Operative Orthopaedics)は必須でしょう。ペーパー版以外にも、DVDやe-ditionもあって便利です。更にKindle版は約30% OFFで購入可能です。このような辞書的な医学書は、電子書籍と相性が良いと思います。










駄ネタ:事件は現場で起きてるんだ!


踊る大捜査線という少し古いドラマの中で、「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」というセリフが出てきます。


医療現場の仕事で、このことに通じるなと思ったことがあるのでご紹介します。私はできるだけ効率良く業務を遂行するために日々何かウマい方法は無いかを模索しています。


その中で、患者さんの回診業務をリハビリテーション室で行うことを思いつきました。回診といっても誰かと一緒に回るわけではなく、ひとり回診です。


1日のうちで空き時間を見つけては、足げにリハビリテーション室に通っています。その理由は下記のように3つあります。

  1. 患者さんがリハビリテーションをしている状況を直接見ることができる
  2. 複数の受け持ち患者さんを一網打尽に回診できる可能性が高い
  3. 冤罪を防ぐ


①はまさに表題の通りで、「現場」で患者さんの状態を確認するためです。ベッドサイドで話をしていても、患者さんの状態を把握していることにはなりません。


②は病棟回診していても病室に居ないことが多く、私の勤務している医療機関ではリハビリテーション室の方が患者さんに会える可能性が高いです。


③は冤罪事件対策です。リハビリテーション室で回診することで、ほぼ完璧に冤罪を防ぐことが可能ではないでしょうか。おまけに看護師さんの時間を拘束することもありません。


最大の理由は、①の患者さんの状態をリアルタイムに観察できることなのですが、「事件はリハビリテーション室で起きているんだ!」を合言葉に回診を続けようと思います。






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初学者が整形外科の外来や救急業務を遂行するにあたり、最もお勧めの書籍です


    



ザイアンスの法則を患者さんに応用


ザイアンスの法則をご存知でしょうか?
接する回数が増えるほど好意度が高まる効果のことで「単純接触効果」 とも言います。


私が勤務する病院では、毎月患者さんへのアンケート結果が集計されます。その一部としてコメントも公表されるのですが、毎月読んでいると興味深いことに気付きました。


そのアンケートで評価の高い医師は、だいたい毎月決まっています。そして比較的頻回に「朝夕2回の回診が嬉しかった」というコメントが多いです。


もちろん高評価の要因は医師としての技量に因るところも多いのでしょうが、コメントを見る限りでは患者さんへの接触回数の多さが如実に医師への好感度アップに貢献しているようです。


調べてみると、恋愛でも入り口の段階ではザイアンスの法則は効果があるそうです。ただし、「好き嫌い」の感情が生まれる前の段階のみであり、度が過ぎるとストーカーなのでご注意を(笑)


なるほど、患者さんからの好感度アップには接触回数を増やす方法が有効なことは分かりました。しかし、これを実践することはかなり難しいことに気付きました。


例えば、私は現時点で16名の入院患者さんを抱えているのですが、毎日1回の回診に費やす時間は最速で約1時間です。これを2回に増やすと単純に2時間となります・・・


毎日実践することは、私には難しそうです。もう少し違う方法で患者さんとの接触回数を増やして好感度アップする方法を模索しようと思います。





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