整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

その他

縦型だから医用モニターとは限らない

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以前から、術直後の単純 X 線像がなんとなくぼやけてるように感じていました。最初は術後写真ではグリッドを使用していないからだと思っていました。


しかし、術後一週間で撮影した画像でも、やはり見たいところが見えていないのです。拡大しても、イマイチよく見えないです。


どうしてなんだろう?と思っていると、医用の高精細モニターではないことに気付きました。経費削減のため(?)医用モニターではなく通常モニターを使用していたのです。


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縦型モニターだったので気付きませんでした。ざっくりした所見を確認するだけであれば通常のモニターで全く問題ないのですが、詳細に読影したい時には心許ないです。


このような場合には、やはり医用モニターが必要だと思います。しかし医用モニターは価格が高いので、
残念ながら私が勤務している病院では導入されていませんでした。



縦型のモニターは医用モニターだという思い込みがありましたが、実はそうではなく単なる普通のモニターのこともあるということが今回のピットフォールでした。





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冠動脈ステントはステンレスなのか!

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いきなり自分の知識の無さをさらけ出すタイトルで恐縮です...


先日、腱板損傷疑いの 70歳台の患者さんが初診されました。外傷歴はないですが、drop arm sign陽性です。そして頚部から上腕の疼痛・しびれも併発しています。


年齢から考えて非外傷性の腱板損傷を最も疑ったのですが、頚椎症性筋萎縮症である可能性も全否定はできません。そこで、まずは肩関節MRIを施行することにしました。


ところが、20年前に心筋梗塞で冠動脈ステント留置の既往歴がありました。留置後3カ月以内のMRIは避けた方が無難です。しかし、20年前のステントは大丈夫なのでしょうか???


調べてみると、日本では1994年から保険適応のもと、冠動脈ステントが使用されています。材質はステンレスであり、MRIもバッチリ対応しているとのことでした。


私は、冠動脈ステントはMRI対応なので、てっきり材質がチタン製だと思っていました。ところが、日本への導入時からステントの材質はステンレスのようです。


なるほど、それなら冠動脈ステントに関しては、留置後3カ月以内でなければどのような症例であっても MRIは対応していることになります。勉強になりました。





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生まれ年の表現で世代がバレる?!

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先日、外来の看護師さんが興味深い話をしていました。生まれた年代によって、自分の生年月日の表現が異なるという話題です。


どういうことかと言うと、下記のように分かれるようです。

  • 昭和以前に生まれた人: 私は「昭和 ※※ 年」生まれです。
  • 平成生まれの人: 私は「20 ※※ 年」生まれです。



私などはどっぷり昭和生まれなので、自分の生年月日を伝える時には「昭和 ※※ 年生まれです」と言いますが、平成生まれの人は「20 ※※ 年生まれです」だそうです。


これには少し驚きましたが、理由は分からないものの、確かに若い人は「20 ※※ 年生まれです」と言う人が多い印象です。


今年は元号が変わります。このため、いつもに増して元号に関する話題が多いですが、元号制度は元号間で連続性が無いため実用的には結構不便です。


院内でも西暦表示ではなく元号表示のものが多いため、5月にはちょっとした混乱が発生しそう。そう考えると西暦の方が便利だな...






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ボスは天才だった件

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先日、母校の教授の退官記念行事がありました。最近は大学から縁遠い生活を送っていましたが、教授には恩義があったので出席させていただきました。


私の母校はかなり歴史の長い大学なので、歴代整形外科教授には有名な方が何名かいます。しかし、前教授はその中でも最も力のある教授であったと思われます。


かなり強烈な個性だったのでいろいろな評判はありますが、私の評価は「天才」です。組織をマネージメントする医師としては、これ以上はそうそう居ないだろうなと思います。


先日の『いまだ金と時間を持たざる医師たちへで サンクコストとはいったい何だろう? という記事がありました。



垂れ流されているサンクコストは、これからあなたが使うことのできる将来の財産に他ならない。
ありがたく拾え。

Thank for the “Sunk cost”




前教授は、皆から見捨てられて垂れ流されていたサンクコスト的学会を、メジャー級学会に大改造しました。これを「天才と言わずしてなんと言う」です。


このレベルの仕事ができる人は稀有なので、医師のロールモデルとしては不適です。しかし、新しい組織を創り上げたり、道筋を創る手法は学ぶべきところがたくさんありました。


最後の講演は、ぶっちゃけた話が出るのではないかと期待して拝聴しました。結果的にはいつもおっしゃられていることでしたが、改めてナルホドと感じたことを下記に記します。

  1.  察する心
  2.  ピンチはチャンス
  3.  成功の秘訣は継続



①に関しては、無茶振りも多かったので本当かな? とも思いましたが、異常なほど勘が鋭いのは、常に周囲の人を観察して心を読んでいたからかもしれません。


②③はまさに教授の人生を体現していることです。あれだけ数多くの逆境に遭遇する方も珍しいと思いましたが、営々と努力を続けてピンチをチャンスに変えていかれました。


正直言って、凡人の自分の参考にはならないと思いましたが、継続の重要性や逆境にへこたれないメンタルは大いに学ぶべきだと感じました。







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技術向上と利益がリンクすれば?

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先日、スタートアップの取引先の社長と飲みに行ったお話をしましたが、その際に感じたことは医師としてのスキルアップにも応用できるのではないかと思います。


アカデミックポジションに関してはちょっと分かりませんが、実臨床のスキル(外科系なら手術技量、内科系なら内視鏡テクニック)は才能+症例数がモノを言います。


いくら才能があっても経験症例数が少なければ、全国的に名前を売ることは難しいです。それでは、どのようにして症例数を積み上げればよいのでしょうか?


誰もが考えることは、有名病院に潜り込むことです。全国的に名前の通っている医療機関に患者さんが集まる傾向にあるので、そのような有名病院に就職すると有利に思えます。


しかし、自分の立場が下の場合、有名病院に行っても執刀することは難しいです。確かに一流の外科医の手術を間近に見ることができますが、自分で執刀しなければ話になりません。


このため、ある程度独り立ちできるぐらいの技量を身に着けると、ピンで集患することを考える必要があります。


しかし、場末病院ではいくら自分の得意な領域をアピールしても集患は難しいです。しかし、これはあくまでも「通常の方法では
」という意味です。



超本気で集患しようと思うと、おそらく比較的容易に集患可能だと思われます。整形外科医の場合には、私がパッと思いつくだけでも下記の手法が挙げられます。


  • 近隣の開業医への直接営業(菓子折り持参で訪問)
  • 近隣の整骨院への直接営業(菓子折り持参で訪問)
  • 定期的な健康教室開催
  • 新聞社との共催によるイベント開催(予算200万円~)


日本においては医療技術をいくら向上させても得るものは少ないです。このため、本気で費用と手間をかけてまで集患するというインセンティブは働きません。


しかし、医療技術向上と経済的恩恵が完全にリンクして正の相関を持つようになれば、おそらく上記のような手法でガンガン集患して技量を向上させることは可能だと思います。


そして、おそらく米国や中国などではそのようなインセンティブが働いているため、本当の上位層の外科医の実力は高くなるのではないでしょうか。







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自由気ままな整形外科医

・医学博士
・日本整形外科学会専門医
・日本リウマチ学会専門医
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・超長期金融資産投資家
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・宅地建物取引主任士

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