整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

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しっぺ返し戦略は人間関係に有効

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今日は医師ライフハック(?)です。
医師といえども、人間関係の悩みから逃れることはできません。


特に職場での人間関係に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。医師の場合は立場が強いので高圧的に乗り切ることもできます。


しかし、そのようなスタイルでは周囲から浮いてしまい、そのこと自体が新たなストレスの種となってしまいます。ストレスを軽減して人間関係をうまくやっていく方法はないのか?


私の場合は「しっぺ返し戦略
を実践しています。しっぺ返し戦略は少し嫌なネーミングですが、下記のような方法です。


  1.  相手のメリットになることをする
  2.  相手がそれに応えてくれるなら①を継続する
  3.  もし相手が裏切ったら、こちらも相手を裏切る



うまくいくと好意の循環となるため、非常に快適な人間関係を築くことが可能になります。医師は立場が強いことが多いため、効果は比較的劇的だと感じています。


しっぺ返し戦略の実践には少しコツがあります。まず①はもったいぶった感じではなく、率先して自然な感じで行うことです。自然に発露した感じがベストです。


こうすることで、人間関係がスムーズに回り始めます。継続していると相手も率先してこちらに配慮してくるため仕事が非常に楽になります。仕事量が激減するのです。


③に関しては、裏切るとといっても何かキツイことを相手に対してするわけではありません。そのかわり、相手からフェードアウトして関わりを無くしていくのです。


嫌な相手と関わるのはストレスなので、人間関係の質を上げるためには有効な方法です。もちろん、完全にシャットアウトはできませんが、できるだけ視界に入らないようにします。


特に、自分の立場が強いとしっぺ返し戦略は劇的な効果を発揮します。特に中堅以上の医師におススメですが、まだ新米医師であっても実践することが吉ではないでしょうか。







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縦型だから医用モニターとは限らない

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以前から、術直後の単純 X 線像がなんとなくぼやけてるように感じていました。最初は術後写真ではグリッドを使用していないからだと思っていました。


しかし、術後一週間で撮影した画像でも、やはり見たいところが見えていないのです。拡大しても、イマイチよく見えないです。


どうしてなんだろう?と思っていると、医用の高精細モニターではないことに気付きました。経費削減のため(?)医用モニターではなく通常モニターを使用していたのです。


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縦型モニターだったので気付きませんでした。ざっくりした所見を確認するだけであれば通常のモニターで全く問題ないのですが、詳細に読影したい時には心許ないです。


このような場合には、やはり医用モニターが必要だと思います。しかし医用モニターは価格が高いので、
残念ながら私が勤務している病院では導入されていませんでした。



縦型のモニターは医用モニターだという思い込みがありましたが、実はそうではなく単なる普通のモニターのこともあるということが今回のピットフォールでした。





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冠動脈ステントはステンレスなのか!

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いきなり自分の知識の無さをさらけ出すタイトルで恐縮です...


先日、腱板損傷疑いの 70歳台の患者さんが初診されました。外傷歴はないですが、drop arm sign陽性です。そして頚部から上腕の疼痛・しびれも併発しています。


年齢から考えて非外傷性の腱板損傷を最も疑ったのですが、頚椎症性筋萎縮症である可能性も全否定はできません。そこで、まずは肩関節MRIを施行することにしました。


ところが、20年前に心筋梗塞で冠動脈ステント留置の既往歴がありました。留置後3カ月以内のMRIは避けた方が無難です。しかし、20年前のステントは大丈夫なのでしょうか???


調べてみると、日本では1994年から保険適応のもと、冠動脈ステントが使用されています。材質はステンレスであり、MRIもバッチリ対応しているとのことでした。


私は、冠動脈ステントはMRI対応なので、てっきり材質がチタン製だと思っていました。ところが、日本への導入時からステントの材質はステンレスのようです。


なるほど、それなら冠動脈ステントに関しては、留置後3カ月以内でなければどのような症例であっても MRIは対応していることになります。勉強になりました。





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生まれ年の表現で世代がバレる?!

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先日、外来の看護師さんが興味深い話をしていました。生まれた年代によって、自分の生年月日の表現が異なるという話題です。


どういうことかと言うと、下記のように分かれるようです。

  • 昭和以前に生まれた人: 私は「昭和 ※※ 年」生まれです。
  • 平成生まれの人: 私は「20 ※※ 年」生まれです。



私などはどっぷり昭和生まれなので、自分の生年月日を伝える時には「昭和 ※※ 年生まれです」と言いますが、平成生まれの人は「20 ※※ 年生まれです」だそうです。


これには少し驚きましたが、理由は分からないものの、確かに若い人は「20 ※※ 年生まれです」と言う人が多い印象です。


今年は元号が変わります。このため、いつもに増して元号に関する話題が多いですが、元号制度は元号間で連続性が無いため実用的には結構不便です。


院内でも西暦表示ではなく元号表示のものが多いため、5月にはちょっとした混乱が発生しそう。そう考えると西暦の方が便利だな...






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ボスは天才だった件

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先日、母校の教授の退官記念行事がありました。最近は大学から縁遠い生活を送っていましたが、教授には恩義があったので出席させていただきました。


私の母校はかなり歴史の長い大学なので、歴代整形外科教授には有名な方が何名かいます。しかし、前教授はその中でも最も力のある教授であったと思われます。


かなり強烈な個性だったのでいろいろな評判はありますが、私の評価は「天才」です。組織をマネージメントする医師としては、これ以上はそうそう居ないだろうなと思います。


先日の『いまだ金と時間を持たざる医師たちへで サンクコストとはいったい何だろう? という記事がありました。



垂れ流されているサンクコストは、これからあなたが使うことのできる将来の財産に他ならない。
ありがたく拾え。

Thank for the “Sunk cost”




前教授は、皆から見捨てられて垂れ流されていたサンクコスト的学会を、メジャー級学会に大改造しました。これを「天才と言わずしてなんと言う」です。


このレベルの仕事ができる人は稀有なので、医師のロールモデルとしては不適です。しかし、新しい組織を創り上げたり、道筋を創る手法は学ぶべきところがたくさんありました。


最後の講演は、ぶっちゃけた話が出るのではないかと期待して拝聴しました。結果的にはいつもおっしゃられていることでしたが、改めてナルホドと感じたことを下記に記します。

  1.  察する心
  2.  ピンチはチャンス
  3.  成功の秘訣は継続



①に関しては、無茶振りも多かったので本当かな? とも思いましたが、異常なほど勘が鋭いのは、常に周囲の人を観察して心を読んでいたからかもしれません。


②③はまさに教授の人生を体現していることです。あれだけ数多くの逆境に遭遇する方も珍しいと思いましたが、営々と努力を続けてピンチをチャンスに変えていかれました。


正直言って、凡人の自分の参考にはならないと思いましたが、継続の重要性や逆境にへこたれないメンタルは大いに学ぶべきだと感じました。







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