整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

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ボスは天才だった件

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先日、母校の教授の退官記念行事がありました。最近は大学から縁遠い生活を送っていましたが、教授には恩義があったので出席させていただきました。


私の母校はかなり歴史の長い大学なので、歴代整形外科教授には有名な方が何名かいます。しかし、前教授はその中でも最も力のある教授であったと思われます。


かなり強烈な個性だったのでいろいろな評判はありますが、私の評価は「天才」です。組織をマネージメントする医師としては、これ以上はそうそう居ないだろうなと思います。


先日の『いまだ金と時間を持たざる医師たちへで サンクコストとはいったい何だろう? という記事がありました。



垂れ流されているサンクコストは、これからあなたが使うことのできる将来の財産に他ならない。
ありがたく拾え。

Thank for the “Sunk cost”




前教授は、皆から見捨てられて垂れ流されていたサンクコスト的学会を、メジャー級学会に大改造しました。これを「天才と言わずしてなんと言う」です。


このレベルの仕事ができる人は稀有なので、医師のロールモデルとしては不適です。しかし、新しい組織を創り上げたり、道筋を創る手法は学ぶべきところがたくさんありました。


最後の講演は、ぶっちゃけた話が出るのではないかと期待して拝聴しました。結果的にはいつもおっしゃられていることでしたが、改めてナルホドと感じたことを下記に記します。

  1.  察する心
  2.  ピンチはチャンス
  3.  成功の秘訣は継続



①に関しては、無茶振りも多かったので本当かな? とも思いましたが、異常なほど勘が鋭いのは、常に周囲の人を観察して心を読んでいたからかもしれません。


②③はまさに教授の人生を体現していることです。あれだけ数多くの逆境に遭遇する方も珍しいと思いましたが、営々と努力を続けてピンチをチャンスに変えていかれました。


正直言って、凡人の自分の参考にはならないと思いましたが、継続の重要性や逆境にへこたれないメンタルは大いに学ぶべきだと感じました。







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技術向上と利益がリンクすれば?

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先日、スタートアップの取引先の社長と飲みに行ったお話をしましたが、その際に感じたことは医師としてのスキルアップにも応用できるのではないかと思います。


アカデミックポジションに関してはちょっと分かりませんが、実臨床のスキル(外科系なら手術技量、内科系なら内視鏡テクニック)は才能+症例数がモノを言います。


いくら才能があっても経験症例数が少なければ、全国的に名前を売ることは難しいです。それでは、どのようにして症例数を積み上げればよいのでしょうか?


誰もが考えることは、有名病院に潜り込むことです。全国的に名前の通っている医療機関に患者さんが集まる傾向にあるので、そのような有名病院に就職すると有利に思えます。


しかし、自分の立場が下の場合、有名病院に行っても執刀することは難しいです。確かに一流の外科医の手術を間近に見ることができますが、自分で執刀しなければ話になりません。


このため、ある程度独り立ちできるぐらいの技量を身に着けると、ピンで集患することを考える必要があります。


しかし、場末病院ではいくら自分の得意な領域をアピールしても集患は難しいです。しかし、これはあくまでも「通常の方法では
」という意味です。



超本気で集患しようと思うと、おそらく比較的容易に集患可能だと思われます。整形外科医の場合には、私がパッと思いつくだけでも下記の手法が挙げられます。


  • 近隣の開業医への直接営業(菓子折り持参で訪問)
  • 近隣の整骨院への直接営業(菓子折り持参で訪問)
  • 定期的な健康教室開催
  • 新聞社との共催によるイベント開催(予算200万円~)


日本においては医療技術をいくら向上させても得るものは少ないです。このため、本気で費用と手間をかけてまで集患するというインセンティブは働きません。


しかし、医療技術向上と経済的恩恵が完全にリンクして正の相関を持つようになれば、おそらく上記のような手法でガンガン集患して技量を向上させることは可能だと思います。


そして、おそらく米国や中国などではそのようなインセンティブが働いているため、本当の上位層の外科医の実力は高くなるのではないでしょうか。







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整形外科を志すなら、キャンベル(Campbell's Operative Orthopaedics)は必須でしょう。ペーパー版以外にも、DVDやe-ditionもあって便利です。更にKindle版は約30% OFFで購入可能です。このような辞書的な医学書は、電子書籍と相性が良いと思います。










レビュー:ファッションレンタル

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昨年の秋から、ファッションレンタル で衣装を毎月レンタルしています。私が加入しているのは leeapという月額制の男性用ファッションレンタルです。


数カ月の間、毎月 leeap のコーデを楽しんだのですが、今回は実際のところどんな感じなのかをご報告させていただきます。


そもそも、私がファッションレンタルを開始した理由は、移動や買い物に費やす時間を節約できるからです。服屋さんに行く時間などもったいない・・・



満足できる点

  1. 時間が節約できる
  2. 身体のサイズを伝えているので、ズボンも含めてぴったりの服が送られてくる
  3. 毎月新しいファッションを楽しめる


不満な点

  1. プロスタイリスト(?)のコーデの割にはオーソドックスなチョイスが多い
  2. ときどき使用感が強めの衣服が混じっている



最大の目的である時間節約は達成できていますが、ファッション性向上は思って程の効果をあげていないように思えます。後者に関しては私の外見の問題である気もしますが・・・。


さて、今後も leeap を利用し続けるかというとちょっと微妙です。コスパ的にイマイチなので迷っていますが、春・夏コーデの質を確認してから判断しようと思います。






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「医師と医学知見との出会いを再定義する」 Quotomy(クオトミー)は、臨床現場で働いていると個人で医学知見をキャッチアップすることが難しい、という臨床医の切実な痛みから誕生しました。


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ブログ継続で最も苦労する点

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おかげさまで 2012年4月に始めた当ブログも、もうすぐ 7年経過しようとしています。ブログを運営していて一番苦労することはネタを見つけることです。


ブログを書く時間を確保するのが難しいという意見もありますが、私にとってはブログの記事を書く時間を確保することよりも、ネタをひねり出す方が難しいと感じています。


当ブログは、私の整形外科診療の備忘録としてスタートしました。このため、平日の話題は日常診療のことがほとんどです。


しかし、7年ちかくブログを続けていると、私も少しずつお利口になってきたため、知らないことがずいぶん少なくなってきました。


自分が知っていることをわざわざブログ記事にする気にはなれないので、必然的にブログを更新し続けるネタが少なくなってきます。


最近では自分の知らないことがほとんど無い状況になってきたので、かなり気をつけないとネタが見つからないという苦しい状況に追い込まれています。


このようにネタで苦しんでいても、日常診療でときどき知らないことに遭遇します。よっしゃー!という感じですが、5分も経つとそのことを忘れてしまうので注意が必要です。


このため、ネタを思いついた瞬間に記録しておかないと、せっかく思いついたネタをみすみす取り逃がしてしまうことになります。


このようにネタを収集するコツを掴んだので、少しブログを更新するのが楽になりました。
ネタさえあれば、あとはその疑問点を調べて文章にするだけです。


もちろん、疑問点を調べるのにある程度時間がかかりますが、自分の頭の中で完璧に理解してしまうと、あとは音声入力なので非常にラクです。


こんな感じでほそぼそと日々のブログを更新していますが、やはりネタ集めが一番大変だなと感じています。ブログを始めようと思っている先生のご参考までに。





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駄ネタ: 包帯は人除け

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先日、ガラスで手背を切創して伸筋腱が断裂した症例がありました。創が比較的大きかったので、外来で創縫合ついでに伸筋腱も縫合しました。


術後3週間ほど手指伸展位で固定したのですが、その間のシーネ固定は包帯を用いていました。そして3週間経過して伸筋腱も問題なかったのでシーネ除去することにしました。


もちろん、創部も問題なかったので包帯もせずに診察を終了しようとしたのですが、患者さんから包帯を続けて欲しいと言われました。


ときどき創を見るのが怖いという人はいますが、この方は比較的強面の中年男性です。そんな弱音を吐くとも思えないので理由を問うと、思わぬ返答がありました。


この方曰く、包帯をしていると周囲の人が怪我人だと思って避けてくれるそうです。つまり、周囲の人除けのために包帯をもう少し続けたいとのことでした。


なるほど、包帯にはそのような効用もあるのか・・・。ただ、この方の場合、風貌が怖いので包帯などなくてもわざわざぶつかろうと思う人は少なそうですが(笑)。





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自由気ままな整形外科医

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