日本の富裕層研究の資料は、野村総合研究所(NRI)が 2年毎に公表しているNRI富裕層アンケート調査が情報源であることが多いです。
最新版は、2020年10~11月に実施された2019年度版です。結果は下記のごとくで保有資産規模と世帯数がピラミッド型になっています。ピラミッド型なので比較的健全ですね。
さて、野村総合研究所は今回の調査結果に関して下記のようなコメントを発しています。
富裕層と超富裕層をあわせた2019年の世帯数は、2005年以降最も多かった2017年の合計世帯数126.7万世帯から6.0万世帯増加しました。富裕層・超富裕層の世帯数はいずれも、安倍政権の経済政策(「アベノミクス」)が始まった後の2013年以降一貫して増加を続けています。
過去10年近くにわたって富裕層・超富裕層の世帯数及び純金融資産保有額が増加している要因は、株式などの資産価格の上昇により、富裕層・超富裕層の保有資産額が増大したことに加え、金融資産を運用(投資)している準富裕層の一部が富裕層に、そして富裕層の一部が超富裕層に移行したためと考えられます。
ご親切にも、野村総合研究所は富裕層以上になるためのシンプルな方法を説明してくれています。端的に言うと、株を買って持ち続けろ! です。
誰でも実践できますが、本当に実践できる人は少ない手法です。多くの人は、①そもそものタネ銭が少ない ②株価が上がるとすぐに売却してしまう という二重苦に陥っています。
①②を両方ともクリアしている人は、この 10年で確実に富裕層に駆け上がれたはずです。そして今のトレンドが続く限り、10年後も同じ結果になっている可能性が高いです。
尚、野村総合研究所の調査は金融資産がメインですが、不動産を含めるとその傾向がもっと明確になるはずです。何と言っても、都心地価の上昇率は株式以上ですから...。
いずれにせよ、富める者がますます富むという身も蓋も無い現実です。しかし、この状況に対して愚痴を言っても仕方ありません。
残念ながら北欧を除くと日本以上に社会主義的な国は存在しません。この世界で生きていく以上は、まずタネ銭を集めて資本主義のゲームに参加する資格を得ることが先決でしょう。
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