今日の午前は、出張先での外来でした。
整形外科で外来をしていると、ほぼ毎回のように痛風(高尿酸血症)患者さんの方を診ています。


高尿酸血症に至る原因として体質的に尿酸排泄能力が劣る方よりも、普段の生活習慣が原因となっている方の割合が多い印象です。特にアルコールを多飲する方が多いです。


この方達の問題点は、自分がアルコールを多飲している意識に乏しい(?)ことです。例えば今朝の方は、毎日ビール500ml×2本+焼酎1合を愛飲しているそうです。


これだけ毎日飲んでいるのですが、ご本人は「お酒の量は普通です!」とおっしゃられます。多飲を自覚して言っているのか、本当に周囲の方が同じぐらい飲む環境なのかは不明ですが、このような方が多くて本当に困ります。


フェブリク投与で見事に尿酸値は下がりますが、GOT/GPT/γ-GTP/T-CHO/TG等は軒並み高値です。まさに”臭いモノに蓋をしているだけ”の状態だと感じるのは私だけでしょうか???


もし、この方達が禁酒(減酒)すれば高尿酸血症の薬物治療さえ必要ないのかもしれません。しかし禁酒(減酒)か薬物治療のどちらを選択するか訊くと、ほとんどの方が薬物治療を選択されます。


実際、私もお酒は大好きなので、この方達の心情はある程度理解できます。しかし、あきらかに寿命を縮めている生活習慣なのに、それを説明しても誘惑には勝てないんですね・・・。


肝機能障害・蛋白尿で内科に紹介しても、禁酒だけ指示しましたというツレナイ返事しか返ってこないので、整形外科で高尿酸血症の治療を延々と継続することになります。何か良い方法がないものでしょうか?



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