整形外科医のブログ

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カプセル

カプセルを上手に服用するコツ

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先日、外来患者さんにリリカを処方しました。
リリカの服用方法について説明していると、少し浮かない顔をされました。


理由をお伺いすると、カプセルは飲みにくいので苦手とのことでした。大人でもそんな人がいるのかと思っていると、付いてくれていた看護師さんが「私も苦手」らしいです(笑)。


その看護師さんがおっしゃられるには、カプセルには飲み方のコツがあって、下記のようなコツを実践すると、苦手であっても意外とスムーズに服用できるそうです。

  1.  水を少し飲んで、喉を潤す
  2.  口に水を含んでから、カプセルを口中に入れて少し下を向く
  3.  カプセルがのどに近くなったのを感じたら、水と一緒に一気に飲み込む。 



①は、水を少し飲むことでカプセルの滑りをよくします。②の口に水を含むことで、カプセルが口内にくっついてしまうことを防止します。


そして、最も大事なのは③ですが、カプセルは水に浮きやすいため、上を向いたまま飲みこんでしまうと、 水だけを飲んでカプセルが口内に残ってしまいます。


これを防止するために、少し下を向いて飲み込むと、水と一緒にカプセルが喉に向かうので、上手く服用することが可能となるそうです。


カプセルの服用が苦手という患者さんがいらっしゃれば、上記のカプセル服用のコツを教えてあげるといいかもしれませんね。





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一般的で使用頻度の高い、鎮痛薬・睡眠剤・感冒薬・胃薬・止痢薬・去痰薬・便秘薬等の薬剤が、全13章にわたって系統立てて書かれています。それぞれの章の最初に、薬剤の分類図が記載されています。各系統間の薬剤の使い分けも平易な文章で書かれており実践的な書籍です。









姉妹本に『類似薬の使い分け』があります。こちらは全15章からなり、降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬、抗菌薬などが1章ずつ割り当てられています。








楽に錠剤やカプセルを服用する方法

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Medical Tribuneで興味深い記事がありました。
錠剤・カプセルの嚥下が楽になる2つの方法」です。




ペットボトル法;pop-bottle method
①水や炭酸飲料水のペットボトルに水を入れる
②錠剤を舌の上に載せ,ふたを外したペットボトルの口を唇でくわえる
③ボトルの口をくわえたまま水を飲み込み,錠剤を流し込む

※ 水を飲み込む際にはボトルに空気を入れないようにするのが注意点。



前屈み法;lean-forward technique
①カプセルを舌の上に載せる
②水を一口含む(まだ飲み込まない)
③顎を胸に向けるように下にうつむき,前傾姿勢でカプセルと水を一緒に飲み込む

※ 水を飲み込む際にうつむく動作により穿通や誤嚥のリスクがあることから,嚥下困難な場合には医師や専門家に相談する必要がある





著者のSchiele氏らは「これら2つの手法を用いることで、服用しづらさの訴えの有無にかかわらず服用しやすさが大幅に改善することが初めて明らかにされた」と述べています。


正直言って、私には薬の服用方法を改善するというアイデアは思いつきませんでした。私自身はあまり薬を服用する機会がありませんが、一度試してみようと思いました。





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