整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

コミュニケーション

医師が心掛けるべき3つのポイント

このエントリーをはてなブックマークに追加


開業医はもちろんのこと、勤務医であっても同じ職場の人とのコミュニケーション能力は重要です。以下に、私が日頃から心掛けていることを記載してみました。

  1.  面と向かって怒らない
  2.  イラっときても、口に出すまでワンテンポ時間を置く(6秒以上)
  3.  笑顔で挨拶する


当たり前のことばかりですが、常に実践することは意外と難しいです。まず①ですが、面と向かって怒らないことは重要です。これは自分が執刀医である手術中も含みます。


中堅以上のポジションに立つと周囲に自分よりも立場が上の人は極端に少なくなります。このため、医師は横柄な態度を取りがちですが、面と向かって怒ることはご法度です。


怒った方はすぐに忘れますが、怒られた方はずっと覚えています。時間の経過とともに「水に流す 」ということは基本的に無いと思うべきです。1年2年経っても、です。


このため、いくら年下のコメディカルに対してであっても、大の大人に向かって面と向かって怒ることは極力避けるべきです。彼らの自尊心を尊重しましょう。


どうしても怒らなければならないときは、相手のメンツを潰さないように配慮するべきですし、一生恨まれることを覚悟するべきでしょう。 自然に仲直りするなどあり得ません。


②は①の実践面でのポイントです。日々職場で人に接していると、イラっとくることがありますが、口に出す前にワンテンポ置きましょう。詳しくはアンガーマネジメントを参照して下さい。


本当に、人間関係を壊してまで怒らなければならないほど重要なことなのか? と自問するのも効果的です。人間関係を壊すのは簡単ですが、心からの修復は困難を極めます。


③は難しいです。私はシャイなので「笑顔で」挨拶はできていません。。。それでもできるだけ、挨拶だけはするようにしています。能面のようだとよく言われますが(笑)。






★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★

 
初学者が整形外科の外来や救急業務を遂行するにあたり、最もお勧めの書籍です


    



「腫れてますね」は有効なフレーズ

このエントリーをはてなブックマークに追加


私は、外来診察の際に気を付けていることがあります。
それはできるだけ患者さんの愁訴のある部分の局所所見を表現してあげることです。


何のこっちゃ?ですね(笑)。どうも私は国語の素養が乏しいようで、言いたいことをうまく伝えることができません。例を挙げてみます。


足を捻転してから足関節が痛いという患者さんが受診すれば、それがほんのわずかな腫脹であっても「ああっ、腫れていますね!」と最初に声掛けしてみるのです。


患者さんの中には、この程度で受診すると怒られるのではないかと思っている方が一定数おられます。このような不安を打ち消すためにも、最初の医師のひとことが有効なのです。


特に、子供の診察に際して保護者とうまくやっていくためのコミュニケーションのコツだと思います。ごくわずかな腫脹であっても、比較的大げさに「腫れていますね」と表現してあげるのです。


子供は小さいので、外観上の腫脹が一般人では分からないことが多いです。このような時に医師から「腫れていますね」「痛そうですね」という言葉が発せられると免罪符になります。


ちょっとした気遣いが、後々の外来診療をスムーズにしてくれます。全く正常なものを異常と言うのは論外ですが、少しでも所見があれば安心させてあげればよいと思います。






★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★

 
初学者が整形外科の外来や救急業務を遂行するにあたり、最もお勧めの書籍です


    



患者さんに相槌を打つのも考えモノ

このエントリーをはてなブックマークに追加


昨日の午前はアルバイト先での外来でした。
何故か、患者さんとのコミュニケーションに難のある外来でした。


そもそもの出だしが救急受診した左頚部~肩痛の患者さんでした。朝の5時頃発症で激烈な痛みのため救急受診したのですが、明らかな麻痺症状を認めず、頚椎MRIも正常でした。


とにかく異状に痛がるのですが、何か精神的なニオイを感じました。念のため内科に紹介しましたが、やはり何も無かったようです・・・。



次に来たのは数ヶ月続く両膝関節部痛の方ですが、何も言わずに会社の健診の結果を出してきました。UA 9.7なので高尿酸血症の治療を開始して欲しいとのことでした。


これだけなら問題無いですが、両膝の痛みも高尿酸血症による痛風の痛みだと言い張ります。高尿酸血症の治療を開始しますが、膝痛は関係無さそうですと言っても聞く耳を持ちません。


尿酸値のコントロールがついても、何故膝痛が治らないんだ!とクレームを発しそうな雰囲気満載でした。膝関節痛はOAの痛みだと気長に言っていこうと思います。。。


4番目に登場したのは、左頚部から上肢の痛みを訴える神経症的な雰囲気の患者さんでした。開口一番に「治療効果が無い!」とまくし立てるのですが、まだ今日は3回目の受診です。


前2回の診察で頚椎Xp、MRI、肩関節Xpを施行しましたが、いずれも明らかな異常所見をみとめませんでした。ロキソニン、トラムセット、肩関節関注も全く効果無しです。


私は会話の際に相槌を打つクセがあるのですが、今回も「何故治療効果が無いんだ!」という患者さんの罵声に「何故でしょうね・・・」と無意識のうちに言ったことが状況を悪化させました。


頭の中で真剣に病因や治療法を考えながら、「何故でしょうね・・・」と相槌を打つのが私の診察スタイルなのですが、どうもこれはあまり良くない態度のようです。


神経を集中して治療法を考えながら会話できるほど器用ではないのですが、無言で沈思していると間が持たないので、患者さんと会話をしているように見せるために相槌を打っています。


これが患者さんにとってはあまり印象が良くないようです。確かに「何故でしょうね」と言ってしまうと、診療を放棄しているようにも映るかもしれないので、以後気を付けようと思います。




       ★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★

 
  初学者が整形外科の外来や救急業務を遂行するにあたり、最もお勧めの書籍です


                   
    

          
          整形外科研修ノート (研修ノートシリーズ)


アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

           管理人の著書
   勤務医のための資産形成マニュアル
      医師のための 資産形成講義
2015神戸セミナー

      築古木造戸建投資マニュアル
      医師のための 金融資産形成術
医師のための金融資産形成術

        タダで自宅を手に入よう!
   資産形成のコンサルテーション・サービス


配送無料! 医学書 購入サイト
プロフィール
QRコード
QRコード
記事検索
メッセージ
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。 利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。 当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。