以前、肋骨骨折の若年女性のバストバンドはサイズ L で!というブログを書きました。それ以来、忠実に実行しているのですが、先日興味深い事件に遭遇しました。
外来看護師さんの知り合いの若年女性が肋骨骨折で受診して、バストバンドを処方することになりました。
例によってサイズLで始めようとしたところ、勝手にサイズSから始めようとするではありませんか! 私には怖くてできないことですが、漫才口調でSから始めようとします(笑)
下手に口を挟むとヤブヘビになりそうだったので、私は知らんふりして電子カルテに診察内容を入力していました。
すると、サイズSでは小さかったようですが、看護師さんのコメントに驚きました。成人女性でサイズSを装着できる人はほとんどいないんじゃない? とおっしゃります。
この日にサイズSを試した感じでは、中・小学生ぐらいしかサイズSは無理らしいのです。ふ~ん、そうなんだ。それなら、尚更サイズLで始めた方が良さそうです。
下手にサイズSで始めると、患者さんの逆鱗に触れそうですね。それにしても、小・中学生で肋骨骨折ってほとんど見たことないな・・・
豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です