先日、同期の医師(循環器内科)に資産形成の指南をする機会がありました。
資産形成は私の趣味(笑)なので、リクエストがあればできるだけ時間をつくるようにしています。


しかし、残念ながらほとんどの人は初歩のレベルに留まっているため、私のような「投資家医師」の力を借りる以前の段階のようです。


さて、彼との会話の中で、「VT」というフレーズが出てきました。私が気軽に「やっぱり、VTが一番ラクでいいんじゃないの」と言ったところ、「VTがラクだと???」と怪訝な顔をされました。


怪訝な顔をした理由を聞くと、VT=心室頻拍(ventricular tachycardia; VT)だろう! と言われてしまいました。そうか!話をしている相手は医師(しかも循環器内科)だったというオチです。


この話を投資家仲間にしたところ全員一致で、VT=バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(Vanguard Total World Stock ETF; VT)に決まってる! というリアクションでした。


Google上では、心室頻拍とバンガード・トータル・ワールド・ストックETF が拮抗していましたが、所属する業界が違うと、こうも認識に差があるものかと少し感心させられました。


バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)はNYSEArcaに上場するETFで、約8,000銘柄で構成されるFTSE®グローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークにしています。


VTはたった1銘柄で、全世界の投資可能な市場時価総額の98%をカバーしています。つまり、VT1本に投資すれば、新興国から先進国まで世界中の株式市場への投資が可能なのです。


VTが登場するまでは「世界株ポートフォリオ」を組むには、NYSEArcaに上場しているいくつかのインデックス型のETFを適切な比率で組み合わせる必要がありました。


もちろん、20年前には個人レベルでの世界株ポートフォリオ構築は不可能だったことを考えると、いくつかのETFの組み合わせが必要と言えども個人で構築できることは革命的な出来事です。


しかし、2008年に「コレ1本!」でOKな世界株ETFであるVTが登場して様相が一変しました。当初は流動性に難有りでしたが、今では総資産総額60億米ドルの巨大ETFに成長しています。


株式だけではなく、不動産や商品などの全ての金融資産を含んだ「究極の世界資産ポートフォリオ」の構築も、VTの登場で少しラクになりました。資本主義を信じる方には良い時代ですね。


ただし「世界株ETF」と言えども、購入時期は厳選する必要があります。各ネット証券でVTを簡単に購入できる現在では、最も重要なことは「手段」ではなく「知識・経験・勇気」だと思います。




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