最近、自動車関係の痛ましい事故が続いています。記憶に新しいところでは、池袋暴走や大津市の園児巻き込み事故がありました。
何の前触れも無く、平和な日常を破壊された被害者の方の気持ちを思うといたたまれなくなります。この手の事故は予測不可能なため、自分が被害者になってもおかしくありません。
可能な限り自分が事故に巻き込まれる可能性を下げるために、私は事故が発生した状況の情報を収集するようにしています。
事故が発生した状況を知ることで、できる限り安全地帯に自分の身を置いておきたいからです。今のところ私が注意しているのは下記2点です。
- 自動車で右折の際に、ハンドルはまっすぐにしておく
- 交差点ではできるだけ奥の方に立つようにする
①に関しては、患者さんから事故状況をお伺いしたときに気付いたポイントです。右折時にハンドルを右にきったまま停車していると、追突されたときに反対車線に押し出されます。
そうなると対向車と正面衝突するので大惨事になります。一方、ハンドルをまっすぐにしておくと、追突されても前方に押し出されるだけなので対向車との正面衝突はありません。
②に関しては、ハンドルを誤った自動車が交差点に突っ込んできたときに車道に近い所に立っていると巻き込まれてしまいます。
ただし、池袋暴走や大津市の園児巻き込み事故の場合には、このような対策を講じていても回避不可能だったようですが...。
整形外科医なら誰もが所有している骨折治療のバイブルです。豊富な図や画像が提示されており、骨折手術におけるAOの考え方や基本原則を学べます。