お正月に「お金の真実」という本を読みました。




              
                           
お金の現実



著者は、先週ご紹介した「 会社にお金が残らない本当の理由 」 の税理士の岡本氏です。税理士という職業柄、多くの事業家を観察してきたことがこの本のベースになっています。まず、全体を俯瞰して最初の1/5の内容は秀逸です。この本は全部で5章から成り立っていますが、第1章の内容が秀逸なのです。逆に言うと第1章を読むだけで十分だとも言えます。


正直にいって、「 会社にお金が残らない本当の理由 」 の出来栄えとは雲泥の差で、あまりおトク感のある本ではないのでお勧めしません。しかし、この本を読むことで、私は以前にも増して「 亭主関白 」になりました(笑)。

 

 

その理由は、「資本主義の基本は、自分の得意なことで稼ぐ。そしてその稼いだお金で他人に得意なことをしてもらう」という古典派の経済学者リカードの理論を、自分の身に置き換える気付きを与えてもらったためです。つまり自分でできることであっても他人にしてもらった方が効率良いことは、お金を払ってでも他人してもらう方が効率的だということです。

 

 
具体的には、私が家事や子育て(オムツ換えや哺乳)をするよりも、医師としての仕事に集中した方が圧倒的に稼げます。「 ボクの仕事は稼ぐことだから、家事は全部よろしくね! 」という、普通の家庭ではありえないような禁句のフレーズを大胆に言えるようになりました(本当です!)。この本を読んで、夫婦間の空気を読みながら、スリリングなバトルをしてみるのもいいかもしれません(笑)。


※ この通りにして夫婦間の関係がこじれても責任は持てません(笑)
  というか、普通に考えると夫婦喧嘩必発ですよね ☆