今週は日整会に出席していましたが、神戸までの移動時間で比較的まとまった時間を取ることができたので、収益について考えてみました。


まず、”収益”の定義ですが、私は ”事業や仕事を通じて社会に与えた利益が、その対価としてお金に置き換わったモノ” という意見を採用しています。


医師は自分の診療の対価としてお金を稼いでいると思いがちですが、突き詰めて考えると給与や医療報酬は”自分が社会に与えた利益の対価”なのです。


医師は勤務医・開業医に関わらず、自分の知識・経験・時間と引き換えにお金を稼いでいます。一般の労働者よりも時給単価が高いですが、収益の上限は時間によって制約されます。


企業の株主・不動産所有者などの資本家は、自分の持つ資本と引き換えにお金を稼いでいます。この場合、収益の上限は資本の大きさによって制約されます。


病院経営者・会社経営者は、組織や仕組みを通じて社会を効率化する利益の対価としてお金を稼いでいます。収益の上限は、仕組みを通じて提供する効率化の程度によって制約されます。


著作権やライセンスなどの知的財産権所有者は、知識や経験と引き換えにお金を稼いでいます。収益の上限は、知的財産が社会に資する利益の大きさによって制約されます。


このように考えると、最も貴重な資源である有限の”自分の時間”を引き換えにしない収益源は、①資本 ②組織・仕組み ③知的財産権 を元にした収入であることが分かります。


世襲を考慮しない場合、まず自分の知識・経験・時間(主に時間)を提供して社会に利益を与えることで対価としてお金を稼がなければならないことがほとんどです。


しかし、いつまでもこのような有限の資源である”自分の時間”にばかり頼っていると、社会に貢献できる量はたかが知れています。


そこで、医師として知識・経験・お金を蓄えてくると、①資本 ②組織・仕組み ③知的財産権を利用して社会に恩恵を与えることを考える必要があります。


この中で最も難易度が高いのは、②の組織(病院経営や多店舗展開のクリニック)構築です。これはかなりの才能・情熱・運が必要なのですが、①は②や③ほど難易度は高くありません。


したがって、医師としてそこそこのレベルに到達した方は、”資本”の代表である株式投資や不動産投資に目を向けることは合目的なことだと思います。


そして、この段階をクリアした方は、②もしくは③のレベルを目指すことも検討するべきだと思います。 医師は固い収入を確保しやすいので、②や③も比較的低リスクにチャレンジ可能です。



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