私の所有物件は好立地の物件ではあるものの、6~8月の閑散期に空室が出ると客付けに少々苦労します。これはある程度仕方の無いことですが、放置すると収益性が下がります。


入居者の属性さえ選ばなければ空室を埋めることは可能ですが、入居者の属性が低くなるほど、物件の運営でトラブルが多発する傾向にあります。「客を選別」することが経営の要点です。


上客を狙うには繁忙期(1~3月)が最も適してますが、来年の繁忙期までの間の有効利用のために、空室をAirbnbで運用することにしました。下記は私の物件のページです。


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Airbnbの運用で最もネックになるのは、システムの立ち上げと旅行者対応です。このうち、旅行者対応はレーティングに響きますので手を抜けないのですが、これが結構面倒くさいのです。


医師のように多忙な人間がAirbnbの運用を主体的に行うことは、トータルでの収益性を考えると避けるべきです。そこで、今回は代行業者さんにAirbnbの運用を任せることにしました。


7月21日からオープン予定ですが、開業前であるにも関わらず下の画像のように7・8月ともイイ感じで予約が入っています。リスティング開始が1週間前なので怒涛の勢いで埋まったようです。
 

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1泊あたり7600円で80%がオーナーの取り分です。1泊あたりの収益は6000円になります。まだオープンしていないのに7月は6000円×7日=42000円、8月は6000円×18日=108000円です。


ちなみに、当初3ヵ月ほどはレーティングを上げるために割安な価格で募集しているのですが、10月からは1日あたり10000円に値上げする予定だそうです。


ランニングコストは1万円/月、もともとの募集賃料は51000円、稼働率の目安は70%(現時点では入れ食い状態)なので、労せずに家賃の3倍以上の収入になりそうです。


これはなかなか良い投資効率だと思います。 これと言ってオーナーがすることは無いので、運用さえ開始してしまえば、まさに「資産の自動運転」です。


注意点を挙げると、Airbnbのアカウントを作製するハードルが少しずつ上がっていることです。私よりも2ヵ月遅れで参入した方は、自己紹介動画を要求されて作業が止まっているようです。


民泊市場が飽和するまでもう少し時間がありそうなので、おそらくあと2年ぐらいはAirbnbの先行者利益を得ることができそうです。したがって、稼げる間に稼いでおこうと思います。


このようにチャンスの窓は、時間の経過とともにどんどん狭くなっていきます。「これは!」と思ったら臆せず飛び込んでいく度胸や思いっきりも必要だと思います。



★★  医師のための資産形成講義  ★★


第88回日本整形外科学会学術総会期間中の2015年5月23日に開催した、本ブログ管理人による 「医師のための資産形成セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。


2015神戸セミナー



本セミナーは経済的自由獲得を目指す医師向けに開催しました。 資産形成マニュアル は、医師に最適化した資産形成手法だと自負していますが、文書だけでは伝わらないことも多いです。


講義内では、資産形成マニュアルにおいて文面だけでは伝えきれなかった資産形成のコツや、寝ていても定期収入をもたらしてくれる 「資産の自動運転化」 を中心に説明しています。