整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

仮想通貨

バブル崩壊の備忘録

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バブル崩壊を体感することは非常に貴重な経験です。
バブルは世界中のさまざまなところで時々自然発生します。


しかし、大規模なバブルはめったに発生しないため、実際に自分自身がそのバブルを体感したのであれば、非常に貴重な経験をしたと言うことができます。


私は1999年から投資を開始しているので、理論上はITバブルも経験しているはずです。しかし、当時は何がなんだか分からなかったので、実際に経験したバブルは3つだけです。


  • 2007年の不動産ミニバブル
  • 2008年の資源株バブル
  • 2017年の仮想通貨バブル



2017年の仮想通貨がバブルなのか否かは議論のあるところです(最近騰がっています)。しかし、バブルであったなら貴重な経験なので忘れないように備忘録にしたいと思います。




バブルの魔力


仮想通貨というテーマ自体も何だかよく分からなくて良さげに見えますが、最も魅力的だったのは、実際に知っている周囲の人たちがものすごく儲けているのを見たことでした。


ほんの数カ月で数百万~数千万円の利益を出したことは驚きですが、それがひとりではなく大勢であったことが衝撃的でした。


何故あの時に仮想通貨を買わなかったのだろう。。。超長期逆張り投資家を自任している私ですが、正直に言うと、参戦しなかったことを後悔しました。2017年12月のことです。


そのタイミングで買っていたら、仮想通貨バブルの犠牲者になっていました。全く投資戦略が異なるにも関わらず、かなり心を乱されました。バブルの魔力恐るべしです。。。


この感覚は文章にしてもイマイチ伝わらない類のモノです。とにかく「すごい焦燥感に駆られ、傍観し続けることが非常に難しかった」と記しておこうと思います。




バブルを判断する客観的材料


「これはバブルに違いないと思ったのは、1月時点で小学生までもが仮想通貨やビットコインを知っていたことです。FXや株式も知らない子供がビットコインを知っている。。。


これを見て、1920年台の世界恐慌直前に大量の株式を売り払って難を逃れたJFKの父親のジョセフ・ケネディーの逸話を思い出しました。


この話はバブルと株式の話でよく出てきます。ケネディーは靴磨きの少年まで株式を買うのを知ってバブル崩壊を察知し、株式を全て売り払って大暴落を避けることができました。


つまり、仮想通貨と全く縁の無いはずの小学生までビットコインの話題をするようになったら、バブルの崩壊は近いという理屈です。


今回は本当にそのような経過をたどりそうなので、この逸話の価値はホンモノである可能性が高いと感じています。




バブルが弾けてもすぐには分からない


バブルが崩壊する時には、2008年9月のリーマンショックのような一直線の暴落を想像しがちですが、実際には変動率が高くなって市場が不安定になることの方が多いようです。


2018年4月時点で、仮想通貨バブルが本当に崩壊したのか否かは分かりませんが、少なくとも2018年1月時点ではバブル崩壊を確信できませんでした。


この時点で仮想通貨市場に参戦していたら、2017年12月同様に犠牲者になっていたでしょう。しかし1月時点では、参戦していない焦燥感は相当なモノでした。


この焦燥感が一段落したのは2月になってからです。ここまでくると誰の目にも仮想通貨が大きな調整局面を迎えていることが分かります。




まとめ


さほど多くのことを学んだわけではないのですが、そうそうバブルの中に身を置く機会はないので、非常に貴重な経験をしたと思っています。


私は、バブルに乗ってジェットコースターを味わうことを否定しているわけではありません。当然そのような選択枝もアリだと思っています。


ただし、バブルを一度でも経験しているか否かで、地獄までジェットコースターに乗り続けるのか、途中で飛び降りるのかを判断できる可能性があります。


人生の全てをバブルで失ってしまうのは悲しいことです。残念ながら日本にも、バブルの負債を抱えて人生を苦労している人が大勢います。


そのような目に自分が合わないためにも、バブルで体験したことは死ぬまで覚えておくことが必要ではないでしょうか。


ちなみに、私は日本の不動産の動向を注視していますが、欲しい衝動を抑え続けています。仮想通貨での経験からは、まだもう少し買えるにようなるまで時間がかかりそうです。






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仮想通貨に逆張り投資は禁忌!

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仮想通貨投資をしている人は、イケハヤさんのブログをみる機会が多いと思います。イケハヤ(イケダハヤト)さんは、炎上系のプロブロガーです。


昔はネットビジネス系の情報商材を販売していましたが、ここ1年ほどは仮想通貨に傾注しており、仮想通貨やブロックチェーンについての情報発信を日々行っています。


さて、そんなイケハヤさんがこのような記事をアップしました。仮想通貨大暴落中。それでもイケハヤは悲観しませんよ。 う~ん、なかなか腰が据わっています。。。




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イケハヤさんの言うように、仮想通貨は軒並み暴落中です。チャート的には、綺麗なバブル崩壊パターンを描いています。


このパターンのチャートをみると、そろそろ逆張り投資家の出番ではないのか? という声が聞こえてきそうです。


確かに、タイミング的にはもう少し下がったら打診買いを始めても良いパターンかもしれません。しかし、逆張り投資家を自任する私が、仮想通貨に参入することは無いでしょう。


その理由は、仮想通貨に根源的価値を見出していないからです。逆張り投資を敢行する際には、ひとつの鉄則があります。それは「行き止まりのある」投資対象を選択することです。


行き止まりのある投資対象とは、社会に必要不可欠な存在であるため消滅する可能性が極めて低いものです。具体的には、インフラ系株式、メジャー通貨、貴金属などです。


これらの行き止まりのある投資対象のみ、逆張り投資を敢行する価値があります。これに該当しないものは、いくら前途有望そうに見えても、決して逆張り投資してはいけません。


昔、武富士という消費者金融会社がありました。消費者金融は非常に高収益で、その中でも鉄壁の財務基盤を誇る武富士は、まさしく消費者金融業界のサラブレットでした。


数字的には完璧な会社でしたが、過払い訴訟が激化する中でダラダラと株価を下げました。それを見た私は優良企業を仕込む千載一遇のチャンスと思い、逆張り投資を敢行しました。


しかし、過払い金支払いのために財務基盤の毀損が激しくなってきたため、180万円の損失を計上して損切しました。そして、損切から1年後に武富士は破綻しました。


たしかに武富士は超優良企業でしたが、インフラ系企業のように社会に必要不可欠な存在ではありません。このため「行き止まりのある」投資対象ではなかったのです。


一方、ブログ記事によると、イケハヤさんはイーサリアム(ETH)の枚数を増やしているそうです。何度か修羅場をかいくぐってきた私の目には、少々危なっかしい賭けに見えます。


もちろん、ETHが反騰する可能性はあります。しかし、もし反騰してもそれは結果論に過ぎません。投資では負ける可能性を極力減らす必要があります。


つまり、博打的要素を極小化して、勝てる可能性が高い場合だけ勝負するというスタンスが、投資で生き残っていく秘訣なのです。


投資で絶対にやってはいけないのは、投資対象の将来性を見込んで投資する行為です。何をバカな!という方も多いでしょうが、負けないためには夢を捨てる必要があります。


確かにブロックチェーン技術は将来性がありそうですが、少なくとも今の技術レベルでは、社会に普及することはないでしょう。


ましてや、仮想通貨はブロックチェーン技術を利用した存在のひとつにすぎません。ブロックチェーン技術>仮想通貨であり、ブロックチェーン技術<仮想通貨ではないのです。


このあたりを十分理解した上で、私には見えていない「行き止まり」を仮想通貨に見出しているのであれば、逆張り投資を敢行するのも面白いかもしれません。





★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。



私が仮想通貨投資を行わない理由

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先日、仮想通貨投資について、下記のようなコメントをいただきました。




いつも楽しく読ませていただいております。
先生は仮想通貨投資は行わないのでしょうか?
ビットコインは落ち目ですが、リップルは今後上昇すると考えております。





私は仮想通貨投資を行っていません。しかし、興味はあるので仮想通貨のニュースや主要コインの動向は毎日チェックしています。私が仮想通貨投資を行わない理由は下記のごとくです。


  1.  原則的にインカムゲインを産む資産に投資する
  2.  流動性や多様性の高い資産に投資する
  3.  高騰中の資産には投資しない
  4.  予測して投資しない



①は、私の資産形成における鉄則のひとつです。資産価値の源泉はインカムゲインだと考えています。このため、インカムを産まない資産は購入対象になりにくいです。


もちろん、インカムを産まない資産には全く投資しないのかというとそうではありません。例えば貴金属投資は行いますが、これはあくまでヘッジ的な意味合いです。


②は、金融資産投資で重視していることのひとつです。私が小型株や投資信託(※)を購入しないのは、流動性を重視しているからです。売りたい時に売れないのは致命的です。



※ 投資信託は相対取引なので、パリバショックのようなことが起こりえます



仮想通貨は高騰中のため十分な流動性がありますが、資金の出所が日本や韓国に集中しています。このようないびつな流動性は、大きなリスク因子だと考えています。


③は、私の投資哲学です。不動産投資においては、築古木造戸建のように税制を絡めることで市況に関係なく投資できるモノもありますが、金融資産おいては超長期逆張り投資です。


④も私の投資哲学で、「自分の予想は外れる」「自分はバカである」ことを常に意識しています。私は事実に基づいて(つまり現在までの値動きと現在価格)しか投資を行いません。


私は臆病で慎重なので、勝率が極めて高い条件がそろわない限り、大事な自己資金を投資することはありません。


ただし、ビジネスにおいてはこのかぎりではありません。特にスタートアップを立ち上げる際には、「伸び盛りの市場」を「予想」して投資します。


スタートアップは、帰納法ではなく演繹法を行動の規範としています。この点は金融資産投資とは全く真逆ですね。


少し話が脱線しましたが、私が(現時点では)仮想通貨投資を行わない理由を説明させていただきました。少しでもご参考になれば幸いです。






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