「 慣性の法則 」 を感じることがありませんか?
例えば、普段さほど目にしない脛骨高原骨折症例が3件続いた! といったことがあります。
単なるカラーバス効果なのかもしれませんが、私は慣性の法則を結構重要視しています。慣性の法則は良い方にも悪い方にも働く可能性があるからです。
実は、先月から私は「現金の急激な減少」という慣性の法則に苦しめられています。この理由は下記のようにお金の入用な事が続いているためです。
・ 11月 坪単価240万円の物件を現金購入
・ 12月 知り合いの元ファンドマネージャーが運営する任意組合への出資
・ 1月 物件の全面改装+簡易宿泊所許可申請費用
・ 3月 納税資金
ざっと見ただけでも、これだけの大型出費が続いています。銀行融資を利用する予定はなく、全て手持ち資金を投入する予定です。このため先月から急激に現金残高が減少しているのです。
現時点では現金が底をつくことは無さそうですが、これだけ資金繰りを意識するようになったのは2008~2009年のリーマンショック後、集中的に株式投資を敢行して以来のできごとです。
私が警戒しているのは、このような慣性の法則が働きだすとしばらくはこの流れが続く可能性が高いことです。そして、油断していると思わぬ出費が発生することもあります。
私はダン・ケネディの大量行動の原則を信条にしているので、同時並行的に複数のプロジェクトを進めています。現在は、簡易宿泊所開業と知的財産権の売り込みに注力中です。
大量行動は自分の領域を拡張させて人生を前に進める原動力となりますが、欠点として急な出費を呼び込む可能性を高めることが挙げられます。
慣性の法則が働いているので、多少の努力では現金の急激な減少の流れを止めることは難しいです。しかし、意識し続けることで流れが変わる時期が必ず来ます。
本来、大量行動と慣性の法則は正の相関となることが多いです。しかし、負の相関になった際にも大量行動を続けながら、悪い流れを良い流れに変える努力を続ける必要があります。
一度、良い方向に流れ始めると慣性の法則が働いて面白いように結果が出るようになります。何とか来年の1月までに流れを変えて現金残高が上昇に転じるようにしたいと思います。
資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。
勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。
1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術
①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。
一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。
今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。
築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。