先日、大学の同窓生が、母校のメジャー科の教授に就任しました。かなり古い歴史を持つ大学のメジャー科なので、同窓生が教授に選出されたことは非常に嬉しいです。


学生時代には部屋に遊びに行ったりしていましたが、ソツなく試験はクリアするものの、同じようにバカ騒ぎもしてきたので、いわゆる「教授」のイメージを完全にぶち壊されました(笑)。


非常に人間味のある暖かい人間なので、彼を選出した母校の教授連も人を見る目があるなと素直に感心しました。


彼が教授に選出されるにあたって、教授会では年齢が若過ぎることがネックになったようです。学術的には全く問題無かったのですが、メジャー科教授には若過ぎると・・・


そのような年齢のハンディ(?)もクリアして、晴れて教授に就任したのですが、同窓生で行った教授就任祝賀会で面白いスピーチがありました。


「○○君はヒエラルキーの頂点に立ったわけですが、それは新たなヒエラルキーの最底辺での戦いの始まりでもあるのです」云々。何のことか分かりますか?


メジャー科と言えども、教授の中では最も若くて教授歴の短い彼は、教授会の中では一番の下っ端です。今後、教授会のヒエラルキーの階段を昇っていかなければならないのです。


教授も大変ですね(笑)。教授に就任すればそれでアガリだと思っていました。しかし、教授就任は、単なる新たな競争の始まりに過ぎないようです。


いずれにせよ、同級生が母校の教授に就任するのは非常に喜ばしいことです。他にもたくさんの仲間が大学で頑張っているので、何度も教授就任祝賀会を開催したいものです。




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