先日、中外製薬のMRの方に「整形外科カンファレンス必携」をもらいました。この小冊子はかゆい所に手の届く内容で、若手の頃はよく御世話になりました。



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今回いただいたのは新版の第5版だそうです。そういえば、ひさしく整形外科カンファレンス必携をもらっていませんでした。裏面をみると、平成19年から新版に移行したようです。


内容をパラパラ確認したところ、旧版とほとんど変化無いようですが、新しい内容も追加されていました。関節リウマチでは、ACR/LULAR・2010の新分類基準が収録されています。


しかし、なぜかACR 1987年の関節リウマチ診断基準や1988年の厚生省調査研究班がまとめた悪性関節リウマチの診断基準まで残されていました。


このあたりの整合性はあまりよくありませんが、いいように解釈すると整形外科の歩んできた道が、そのまま残されているとも言えます。


久しぶりに整形外科カンファレンス必携を眺めていると、この小冊子を片手に外来を必死でこなしていた頃の懐かしさを感じました。


初版は平成3年なので、現在50歳未満の整形外科医はほぼ全員お世話になっているはずです。中外製薬様におかれましては、今後も継続的に発行していただきたいと思いました。






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