先日、大腿骨転子部骨折術後の患者さんが、入浴訓練をしている場面に遭遇しました。私は、時間ができればリハビリテーション室に行って、患者さんの身体能力を確認しています。


リハビリテーション室での回診を日課にしているのですが、空風呂を用いた入浴訓練を直接見る機会はそれほど多くありません。


この日はたまたま、患者さんが浴槽をまたぐ姿を拝見したのですが、体が固くて筋力も不足しているため、うまく浴槽のエプロン部分をまたぐことができません。


浴槽の高さは自宅と同じ高さに設定しているため、浴槽のエプロン部分の上に、高さ5cmほどの木板を置いての訓練です。これは、なかなか厳しいですね。


さて、5分ほどがんばっていましたが、結局介助無しでは浴槽内に入ることはできませんでした。う~ん、これでは自宅の浴槽で入浴することは難しいかもしれません。


おそらく、この方が家を建てた際には、自分が大腿骨を骨折するとは思いもしなかったことでしょう。いや、自分が高齢者になることさえ、思いつかなかったかもしれません。


しかし、現実は残酷です。高齢になると、浴槽が高いだけでも入浴困難となります。今更ですが、新築時や引越しする際、自分が高齢になったときのことも考えておくべきでした。


そして、これは他人事ではありません。私は築古木造戸建をいくつか所有していますが、水回りのリフォームは費用がかかるので、極力残して再利用することにしています。


このため、エプロン部分が高い、いわゆる「五右衛門風呂」的な浴槽が多いです。私にとっては少し狭いかなという感覚ですが、高齢者にとってはとんでもなく入浴し辛いお風呂です。


このため、潜在的な高齢者層の需要を取りこぼしている可能性が高そうです。まさか、受け持ち患者さんのリハビリテーションをみて、所有物件の欠点を知るとは思いませんでした。


意外と、医療と不動産投資はつながっているのかもしれないなと思った1日でした。おそらく、医師目線での住宅選びも、重要なファクターとなりそうです。




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