先週は家族全員で香港に遊びに行ってきました。私は非常に旅行好きで、学生時代から現在まで南極以外の全ての大陸の合計約60カ国を旅行しました。
さすがに子供が小さいうちは控えていましたが、そこそこ大きくなってきた今では年に一度程度なら海外旅行に行けるようになりました。
学生の頃の計画も何も無い気ままな一人旅と違って、今回の家族全員で行った香港旅行では下記のような気付きや発見をいただきました。
• 人が非常に優しく親切で道徳心に溢れている
• 食費を中心に物価が高い
• 海貝吐珠という工芸茶
香港市内ではMTR(地下鉄)とタクシーを利用していましたが、妻が小さな子供を抱っこして電車に乗ると、2回に1度の割合で若い方が席を譲ってくれました!
これには正直驚きました。さすがの日本でも子連れママさんにこれほど頻回に席を譲る習慣は無いと思います。公共の道徳心は香港の方が上なのかもしれません。
香港人は凄いなと思いながら帰国すると、日本の入国審査や空港職員は海外に比べて温和で笑顔の方が多いことに気付きました。香港も含めて海外の職員は無愛想な方がほとんどです。
しかし日本は他の国と異質で、柔らかな印象を受けました。日本を訪れる外国の方にとって、第一印象はかなり良いのではないでしょうか?笑顔は素晴らしいコミュニケーションツールです。
さて、私がバックパッカーとして世界中を旅した20年前は、通貨の強さも含めて日本は世界でも傑出した存在だと感じたものです。
しかしバブル崩壊後の失われた20年を経て、残念ながら日本は世界から取り残されてしまったようです。 特に円の購買力の低下を痛切に感じました。
例えて言うならば超一流国家が、周囲が成長したため相対的には一流国家になってしまった感覚です。 一部の極めて高い能力の人以外は、生活の基盤を日本社会に依存しています。
これは私達は日本社会と運命共同体であることを意味します。したがって私達のより良い未来のためにも、日本が世界で繰り広げられている激烈な競争に勝ち抜く必要があると思いました。
最後になりますが、香港で見つけた珍しいお茶を紹介します。これは”海貝吐珠”というジャスミン茶の一種です。ポットにいれると丸い茶葉がパッと広がり、まるで花が咲くようです!
名前の由来は、葉が開くときの様子が、貝から真珠が誕生するように見えることから名付けられたそうです。海貝吐珠はジャスミンの花を5連に連ねて作られた工芸茶です。
日本で購入すると1個あたり100円以上するようですが、お湯を入れると花が咲く様子がとても可愛らしく、来客用にはぴったりのお茶だと思います。我が家も大量に買って帰りました。
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