整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

画像

おススメの画像閲覧環境の整備方法

このエントリーをはてなブックマークに追加


他院からの紹介患者さんの画像データの取り扱いに困ったことはないでしょうか? その患者さんが受診される場合には、サーバーに取り込んでもらうことがベストです。


この方法であれば、院内の画像データと同様に読影することが可能です。しかし、個人的に症例の相談を受けた場合は少しやっかいです。


PCに画像CDを入れても立ち上がりに時間がかかってしまい、なかなか画像を読影できないケースが多いからです。


この問題の解決法を、同級生の放射線科医師に教えてもらいました。彼は、非常に優秀な放射線科医師で、画像診断クリニックを経営しています。


画像CDの表示が遅いのは、CDのデータ転送スピードが遅いことが律速段階であることがほとんどです。これをクリアするためには、下記の手法が有効です。


画像を直接CDから開くのではなく、一旦CDのデータをすべてハードディスクにコピーします。そして、ハードディスクからビューワーを起動します。


CDに内蔵されているビューワーはバラバラなので、ビューワーを統一したいということであれば、下記の無料のビューワーをダウンロードしてください。
 



Philips DICOM viewer PmsDview.exe



画像CDの中のDICOMフォルダ(画像データ)と、DICOMDIR(画像格納インデックス)というファイルだけをハードディスクにコピーします。


上記ビューワーを立ち上げて、左上の「File」を開きます。 すると下記のような画像が表示されます。DICOMDIR(画像格納インデックス)を選択すると、画像が表示されます。



キャプチャ - コピー




上記ビューワーを用いることで、サクサクと画像を読影することが可能となります。直接CDから開いていると、いくら時間があっても足りないので非常に重宝しています。






★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★

豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です










記録を画像で残すことが吉!

このエントリーをはてなブックマークに追加


先日、超高齢者の上腕骨骨幹部骨折に対する骨折観血的手術がありました。
骨質があまりに不良であるため、ロッキングプレートではなく髄内釘を選択しました。


さて、上腕骨髄内釘や人工肩関節置換術(人工骨頭も含む)は、他の手術と比べて施行する機会が少ないと思います。そして、肩関節周囲の手術では体位設定が重要です。



66666



手術をスムーズに行うためには、肩関節伸展位で髄内釘を挿入する必要があります。従来法よりも断然楽ですが、皮膚切開位置は肩鎖関節のやや前方の横切開となります。


頻回にある手術ではないので、その施設の設備に応じたベストな体位設定法を何らかの形で記録しておくことが重要です。 このような場合、私はできるだけ画像で残すようにしています。


文章よりも画像の方が一目で分かるからです。ちなみに今回の手台を肘置きに使うことは、手術室看護師さんの発案です。 同様のことは下図のように上腕骨顆部骨折でも記録しています。



P1070603



 この画像があれば、次回の手術の際にも体位設定を正確に再現することが可能です。このように画像で気軽に記録を残せるのも、技術進歩の恩恵なのでしょうね。

 





★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★


整形外科医なら誰もが所有している骨折治療のバイブルです。豊富な図や画像が提示されており、骨折手術におけるAOの考え方や基本原則を学べます。








アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

管理人の著書

161228 【書影】医師の経済的自由
ビジネスパートナー募集中
産婦人科
株式会社リコー様のインタビュー記事


管理人によるケアネット連載コラム
log_carenet

医師のためのお金の話

管理人による m3.com 連載コラム
管理人による幻冬舎ゴールドオンライン連載
管理人も参加しているオンラインサロン
勤務医のための資産形成マニュアル
築古木造戸建投資マニュアル

医師のための築古木造戸建投資マニュアル 1
REITで実践する不動産投資セミナー
190122
医師のための 金融資産形成術


配送無料! 医学書 購入サイト
プロフィール

自由気ままな整形外科医

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

・医学博士
・整形外科専門医
・日本リウマチ学会専門医
・不動産投資家
・超長期金融資産投資家

QRコード
QRコード
記事検索
メッセージ
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。 利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。 当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。