整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

知的財産権

論文より知的財産権取得が最優先

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同じ病院の上司の先生が、医療機器のアイデア商品をいくつか発案されました。
医療器械メーカーに頼んで、試作品を作成してもらっています。


結構使い勝手が良いので重宝しています。 「 これは便利だから、売り出せば利益になるのでは? 
」 と思って訊いてみると、そういう発想は無かったとのことでした(笑)。


この先生がおっしゃられるには、「 今までいくつか手術器具を発案したが、ことごとく医療器械メーカーにアイデアを盗まれた 
」 とぼやいていました。


私は、鎖骨固定帯で意匠権を取得しているので、何故知的財産権を取得しないのかとお伺いしたところ、そのような発想も無かったとのことでした。


う~ん、これはもったいなことです。日常診療で 「こんなのが在ればいいなぁ」 って思うアイデアは
、メシの種になる可能性を秘めています。


しかし、単なる思い付きではメシの種にはなりません。アイデアを活かすには、知的財産権を取得する必要があります。このような場合、すぐに弁理士に相談することが望ましいです。


弁理士と相談の結果、これは行けそうだ! ということになれば、特許事務所を通じて意匠権などの登録出願を行います。私の場合、費用はトータルで約20万円ほどかかりました。


知的財産権を取得してから医療器械メーカーなどと商品化の相談をすると、自分のアイデアが守られるのです。知的財産権があると、医療器械メーカーとの交渉力もアップします。


もしライセンス契約が締結されて使用料が入ってくると、いわゆる不労所得が生まれます。そして、残念ながら手を挙げてくれるメーカーが無くても知的財産権を保有するメリットはあります。


将来、今回のアイデアを商品化する企業が現れれば、知的財産権の侵害で訴訟を提起できるからです。
つまり、知的財産権は多少高額な「宝くじ」のようなものです。


尚、知的財産権取得のためには「新規性」が重要視されます。このため、学会で発表したり論文が掲載されてしまうと、新規性を喪失してしまいます。


このため斬新なアイデアがあれば、論文で発表したり医療器械メーカーに相談する前に、まずは知的財産権を取得することを強くお勧めします。





★★ 管理人監修の資産形成マニュアル ★★
 


管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。

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ちっぽけだけど、知的財産権を取得!

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日常診療していると 「こんなのが在ればいいなぁ」 って思うことが時々ありませんか?
すぐに忘れてしまいがちですが、そんなところにもメシの種が眠っているかもしれません。


例えば、鎖骨骨折の際に鎖骨固定帯(クラビクルバンド)を使用しますが、独り暮らしのために患者さんだけで装着することが難しいケースが多いです。


この問題を解決する方法が無いかな? と思っていたところ、ストラップ部分を従来の鎖骨固定帯よりも長くすれば自分独りだけで装着できることに気付きました。


我ながらコレはなかなかナイスなアイデアだ! と思ったのですが、これだけでは単なる思い付きに過ぎません。このアイデアを活かすには、知的財産権を取得する必要があります。


私は、友人と広告関係の共同事業を行っていますが、この事業に関連した特許を取得しています。彼は日本を代表する大企業に勤めていますが、このあたりの事務処理に長けています。


彼がサクサクと特許を取得するのを見ていたので、アイデアを活かすには知的財産権を取得するべきだと考えました。このような場合、特許事務所の弁理士に依頼することになります。


特許事務所に相談に行くと、今回のアイデアでは特許権や実用新案権の取得は難しいが、「意匠権」は取得できる可能性があるとのことでした。アイデアの法的保護には意匠権で充分です。


そこで特許事務所を通じて意匠権の登録出願を行いました。費用は手数料10万円+印紙代16000円でした。一旦拒絶されましたが、軽微な補正手続きをしたところ登録が受理されました!


登録料として印紙代25500円+成功報酬65000円を納付して、晴れて意匠権を獲得しました。3年後に4~20年分の印紙代16900円 / 年+手数料10000円を納付する予定です。


今回の意匠権の登録出願に要した時間は1~2時間です。新規性・デザイン・使用法を箇条書きした上で弁理士さんに実物を預けると、あとはこちらが何もしなくても登録を出願してくれます。


年間約3万件の登録申請が出願され、登録率は80~90%です。このように、知的財産権を取得するためには約20万円ほどの費用がかかりますが、意外なほどハードルが低いです。


かなり高い確率で意匠権の登録は可能なので、素晴らしいアイデアを思いついた際には、費用はかかりますが思い切って知的財産権を取得するのも一法かもしれません。


今後は業者さんに今回のアイデアを売り込もうと思います。具体的には候補企業の知財部に問い合わせて、あわよくばライセンス契約を締結したいところです。


もしライセンス契約が締結されて使用料が入ってくると、不動産収入・事業収入・株式配当・太陽光売電収入に加えて新たな収入源が生まれます。


残念ながら手を挙げてくれる企業が無くても知的財産権を保有するメリットはあります。将来、今回のアイデアを商品化する企業が現れれば、知的財産権の侵害で訴訟を提起できるからです。


つまり、知的財産権は多少高額な「宝くじ」のようなものですが、宝くじよりも遥かに「当たる」確率が高いと思います。斬新なアイデアがあれば、知的財産権を取得することをお勧めします。


★★  医師のための資産形成講義  ★★


第88回日本整形外科学会学術総会期間中の2015年5月23日に開催した、本ブログ管理人による 「医師のための資産形成セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。


2015神戸セミナー



本セミナーは経済的自由獲得を目指す医師向けに開催しました。 資産形成マニュアル は、医師に最適化した資産形成手法だと自負していますが、文書だけでは伝わらないことも多いです。


講義内では、資産形成マニュアルにおいて文面だけでは伝えきれなかった資産形成のコツや、寝ていても定期収入をもたらしてくれる 「資産の自動運転化」 を中心に説明しています。 



医師が目指すべき経済的目標

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今週は日整会に出席していましたが、神戸までの移動時間で比較的まとまった時間を取ることができたので、収益について考えてみました。


まず、”収益”の定義ですが、私は ”事業や仕事を通じて社会に与えた利益が、その対価としてお金に置き換わったモノ” という意見を採用しています。


医師は自分の診療の対価としてお金を稼いでいると思いがちですが、突き詰めて考えると給与や医療報酬は”自分が社会に与えた利益の対価”なのです。


医師は勤務医・開業医に関わらず、自分の知識・経験・時間と引き換えにお金を稼いでいます。一般の労働者よりも時給単価が高いですが、収益の上限は時間によって制約されます。


企業の株主・不動産所有者などの資本家は、自分の持つ資本と引き換えにお金を稼いでいます。この場合、収益の上限は資本の大きさによって制約されます。


病院経営者・会社経営者は、組織や仕組みを通じて社会を効率化する利益の対価としてお金を稼いでいます。収益の上限は、仕組みを通じて提供する効率化の程度によって制約されます。


著作権やライセンスなどの知的財産権所有者は、知識や経験と引き換えにお金を稼いでいます。収益の上限は、知的財産が社会に資する利益の大きさによって制約されます。


このように考えると、最も貴重な資源である有限の”自分の時間”を引き換えにしない収益源は、①資本 ②組織・仕組み ③知的財産権 を元にした収入であることが分かります。


世襲を考慮しない場合、まず自分の知識・経験・時間(主に時間)を提供して社会に利益を与えることで対価としてお金を稼がなければならないことがほとんどです。


しかし、いつまでもこのような有限の資源である”自分の時間”にばかり頼っていると、社会に貢献できる量はたかが知れています。


そこで、医師として知識・経験・お金を蓄えてくると、①資本 ②組織・仕組み ③知的財産権を利用して社会に恩恵を与えることを考える必要があります。


この中で最も難易度が高いのは、②の組織(病院経営や多店舗展開のクリニック)構築です。これはかなりの才能・情熱・運が必要なのですが、①は②や③ほど難易度は高くありません。


したがって、医師としてそこそこのレベルに到達した方は、”資本”の代表である株式投資や不動産投資に目を向けることは合目的なことだと思います。


そして、この段階をクリアした方は、②もしくは③のレベルを目指すことも検討するべきだと思います。 医師は固い収入を確保しやすいので、②や③も比較的低リスクにチャレンジ可能です。



                ★★ 管理人監修の資産形成マニュアル ★★
 


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自由気ままな整形外科医

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

・医学博士
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・不動産投資家
・超長期金融資産投資家

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