整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

破綻

サ高住の破綻が止まらない

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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の破綻が止まりません。2015年に入ってから介護事業者の倒産件数は前年比の5割増しとなっており、過去最多のペースで増えています。


経営破綻の背景として介護施設における人手不足があります。人手不足のため給料を上げてスタッフを募集したところ、人件費が上昇して倒産してしまう事業者が多いそうです。


また、今年の4月から介護報酬が2.27%引き下げられたため、経営が不安定になっている施設もあるようです。ググってみると、久保川さんという方が下記のようなことを述べています。


① 全国のサ高住の6割は倒産する
② サ高住の経営は必ず赤字
③ 夜間の介護をやればこれも必ず赤字
④ 開業したくても社員が採用できない
⑤ 採用してもすぐに辞めていく
⑥ 入居者は地元にいない
⑦ 入居者は病院にしかいない
⑧ 医療ができないと入居率50%で倒産
⑨ 入居数より退去数が多いのでやっていけない
⑩ 入院が多く入居者がすぐに出て行く
⑪ 新しいサ高住に入居者がすぐに移動する
⑫ 考えているよりお亡くなりの人数がすごく多い
⑬ まだまだ自宅を離れたくない高齢者が多い
⑭ 何億円も建築費をかけても採算が合わない
⑮ 一人当り介護報酬が異常に少ない。


私は介護の門外漢なので、上記がどこまで真実なのか分かりません。しかし、⑥⑦⑩⑫は日常診療の実感として理解できます。やはり経営的にはかなり厳しいのでしょう。


かつては医療機関と社会福祉法人(特養)のみであった業界に、介護保険制度が始まったため多くの民間事業者が参入しました。そして、激烈な介護保険報酬の獲得合戦が勃発しました。


想定外の報酬請求が増えたため、制度維持のためにサ高住などの高齢者住宅事業は資金供給が絞られつつあります。


この流れが続くと、公的介護サービスは介護度の高い一部の要介護者のみの必要最低限に限定され、多くの中途半端な要介護者は公的サービスから外される可能性があります。


介護保険は2000年実施開始のため、現在の受益者(=高齢者)は年金以上のフリーランチ状態です。制度の趣旨には反しますがフリーランチである以上、制限は仕方無いと思います。


医療だけではなく介護の世界にも少子高齢化は深刻な影響を及ぼしています。将来的に需要は増えますが資金供給は増えないため、「医療・介護は成長産業」は大きな勘違いだと思います。



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タダで自宅を手に入よう! 収益マイホーム購入マニュアル


FXを利用した外貨投資戦略は再考か?

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既にご存知の方も多いと思いますが、先週の15日にスイス国立銀行(スイスの中央銀行で日本では日銀に相当)がユーロ / スイスフランに設定された1.2の上限を撤廃する決定をしました。


この突然の発表を受けて、瞬間的にスイス・フランが大暴騰を演じました。 この決定は、スイス中央銀行がスイス・フランの上昇を抑え込む無制限介入政策を放棄したことを意味します。


この影響で、欧州を中心にリテールFX業者に膨大な損失が発生しました。 現時点で判明しているだけ、上場会社であるAlpari(世界5位)とFXCM(同3位)が事実上の倒産に至っています。


世界のFX業界の取扱量でのランキングは下記のごとくです。上位の2強が日本のFX業者で、3位以下に欧米のFX業者がランクインしています。


   1位  GMOクリック証券
   2位  DMM.com証券
   3位  FXCM            → 同業他社によって救済
   4位  SaxoBank 
   5位  Alpari             → 破綻



今回は、スイス・フランの取扱いが多い欧州のFX業者を中心に、瞬間的に膨大な損失が発生したようで、世界3位と5位のFX業者が瞬間的に倒産してしまいました。


いくらスイス中央銀行による予想外の発表とは言え、極度のボラティリティ(変動)が発生すると、大手の上場企業と言えども瞬間的に破綻するほどFX業界は不安定な業界のようです。


巨額のレバレッジを利かせたリスクの管理はプロでも難しいのでしょう。 幸い、現時点で日本のFX業者への影響は限定的のようですが、今回の教訓を私は重く受け止めています。


やはり、FX業者を通じて通貨の長期投資を行うことは危険な行為であることが、はからずも今回の事件で証明されてしまいました。


一応、破綻したAlpariの日本法人のHPを拝見したかぎりでは、投資家の資産は全額保護されるようです。しかし、FX業者の破綻のため、16日付で全てのポジションは強制決済されるようです。


私も以前、日本国債先物のCFD取引でCMCマーケッツの撤退のために、強制決済の憂き目に遭ったことがあります。


いくら投資家資産が全額保護されると言えども、FX業者に強制決済されてしまうと含み益のある場合には、意図しないタイミングで多額の税金を徴収されてしまうリスクがあります。


資産形成マニュアル の中でも解説しているように、私のFX利用方法は、レバレッジを1~3倍程度の低レバレッジに抑えた外貨預金的な使用方法です。


低コストのFX業者を利用して、長期的にわたって外貨預金的に運用するという目的を達成するために、私は大手金融機関がバックにいて財務的に安定しているFX業者を選択しています。


しかし、上場企業でも瞬間的に倒産するほど不安定な業界では、完全にリスク回避することは難しいようです。 FX業者を利用した外貨投資戦略について再考の余地があるかもしれません。



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管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。

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ある医師の破綻劇

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昨日の夕方、懇意にしている某大手不動産会社の方とお話をしました。非公開物件の資料を何件か見せていただいたのですが、そのうちの1件が医師として非常に興味深いものでした。


この物件は、債権回収業者(サービサー)案件でした。現所有者は1年前に物件を購入したのですが支払が滞ってしまい、サービサーが債権回収を図っている状況です。


そして、何とこの物件所有者は勤務医だったのです!しかも年齢は30歳台前半だそうです。30歳台前半といえば10年目に差し掛かろうとしており、医師として脂が乗りつつある時期です。


この医師は、投資用ワンルームマンションから不動産投資の世界に入ったそうです。投資用ワンルームマンションは下図のように確実にキャッシュアウトしてしまいます。



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              医師のための築古木造戸建投資マニュアル から抜粋




投資用ワンルームマンションは、購入すればするほどアリ地獄に陥ります。徐々にキャッシュが回らなくなるため、次の物件こそは!と勧められるままに新規物件を購入し続けたようです。


不運だったのは、投資用ワンルームマンション販売業者の元社員がブローカー化して、その医師に取り入ってしまったことです。新規物件を紹介する毎に多額のマージンを抜いたのです。


この医師は、いよいよ資金ショートしそうになったため、その悪質なブローカーの勧めのままに表面利回り9%の2億円超の物件を購入して起死回生を図りました。


しかし、ここでブローカーにアドバイス(誘導?)されて大規模修繕を行ったことで(=もちろん、大規模修繕の業者からもバックマージン有り)、完全に資金ショートしました。


この方は自己破産され、物件はサービサー扱になりました。絵に描いたような転落劇ですが、今回は悪質なブローカーと、おそらくは某銀行の融資担当者がグルになったことが元凶です。


某銀行の融資担当者の誤算は、これほど早く(=自分の任期内)この医師が破綻すると思っていなかったことです。融資担当者の予想以上にブローカーの悪質度が高かったのでしょう。


今回の教訓は、医師であってもお金の扱い方や資産運用については最低限の知識を持ち合わせていないと、長い人生の中でどのような地雷を踏むか分からないことだと思いました。




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バイポーラー型人工骨頭でのインナーヘッド脱臼症例

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昨日午後は、出張先の病院で手術にはいりました。内容はバイポーラー型人工骨頭でインナーヘッドが脱臼した症例での、アウターヘッド・インナーヘッド交換術でした。


通常、バイポーラー型人工骨頭でインナーヘッドが脱臼することは稀です。昨日の症例はポリエチレンのロッキング機構が破綻していました。脱臼してから結構時間が経っていたようで、荷重部の軟骨および軟骨下骨が欠損していました。


通常であればTHAにコンバージョンするところですが、伝い歩きの80歳台後半の患者さんなのでアウターヘッド・インナーヘッド交換術に留めました。術後単純X線像を確認すると、寛骨臼側軟骨下骨の陥凹部にアウターヘッドが嵌まり込んでいました・・・。股関節の適合性不良が予想される場合には、やはりTHAが望ましいのでしょう。


ちなみに今回の症例は他院で整復?された後に紹介受診したそうです。インナーヘッドが脱臼している単純X線をみたら衝撃的な画像なので俄かには信じ難いですが、ロッキング機構が破綻している場合には意外とインナーヘッドはアウターヘッド内に簡単に整復されるようです(術中に確認済み)。


アウターヘッドのロッキング機構が破綻している場合には、整復したのでハイ終わりではすぐに脱臼します。必ず、観血的手術(THAもしくはアウターヘッド・インナーヘッド交換術)で解決しておく必要があると思います。


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