整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

経営者

経営者の視点で整形外科勤務医の診療行動を考える その3

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経営者の視点で整形外科勤務医の診療行動を考える その2 のつづきです。


手術に関しては、同じ手術でも項目によってかなり異なる点数になるので注意が必要です。


例: 足関節脱臼骨折のSE stage 2
     骨折観血的手術      K-046-2 / 14810点
     関節内骨折観血的手術  K-073-2 / 17070点
     関節脱臼観血的手術   K-063-2 / 18810点


もちろん、関節脱臼観血的手術 K-063-2 / 18810点で請求します。
ただし、SE stage 4だと関節脱臼観血的手術 × 2~3関節は認められないので、
関節内骨折観血的手術 × 2~3関節となります。


点数の取り漏れもよくあります。
THAでカップ上方に骨移植する場合が多いですが、これは骨移植術 K-059-1 / 14030点を必ず請求します。術後のギプスシーネ J-122も忘れ安いので注意が必要です。


* 点数はいずれも2012年4月1日の最新版です。

経営者の視点で整形外科勤務医の診療行動を考える その2

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経営者の視点で整形外科勤務医の診療行動を考える その1
 のつづきです。


整形外科勤務医にとっての大票田は、やはり他科と同じく入院です。血液内科などの一部の科を除いて患者単価に大差はないので、結果を左右するのは入院患者数です。


延入院患者数を増やすことが診療報酬の増大につながります。ただ、やみくもに重症患者さんや短期入院の患者さんを入院させると、こちらの体力がもたなくなるので注意が必要です。


そういう視点では、ある程度の入院期間を見込めて手のかからない患者さんを集めるのが最も利にかなっています。私の場合では、①人工関節などの予定手術の患者さん ②認知症の無い脊椎圧迫骨折の患者さんなどです。


一旦このような方を入院させると1ヵ月近くもベットを占有するので、業務が少ない割りには売り上げを伸ばせます。若い頃は、脊椎圧迫骨折の患者さんなどはめんどうなだけで受け持つのが億劫でしたが、そういう視点でみると、体動困難な時期には積極的に入院してもらおうと思えます。


また、集患の労少なく(もちろん入院中は大変なこともありますが)延入院患者数を定期的に確保できる科として、リハビリテーション科があります。整形外科勤務医としては、リハビリテーションの患者さんも積極的に受け入れたいですね。


その3につづく


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