新年度入りしたためか、股関節外科のお勧め教科書を教えて欲しいという質問が何件か個人的にありました。そこで、私がお勧めしたのは下記の 股関節学 です。



                 
         
                       股関節学



この書籍は最近出版されたもので、編者の京都府立医大の久保先生をはじめ、下記のごとく現在の日本を代表する股関節外科医が執筆されています。


  ・ 大阪大学       菅野先生
  ・ 九州大学       中島先生・山本先生
  ・ 東京医科歯科大学 神野先生
  ・ 昭和大学       渥美先生
  ・ 広島大学       安永先生
  ・ 横浜市立大学    稲葉先生
  ・ 金沢大学       加畑先生


私も1冊購入して拝読いたしましたが、内容が非常に分かりやすいのに驚きました。さすがに各分野のスペシャリストが執筆しているだけあると思いました。


例えば、再置換術の際に用いるVancouver分類や、高位脱臼のCrowe分類、FAIの定義や分類等が、実戦に即して非常に平易に書かれていました。


あらゆる事項が非常に分かりやすく解説されており、初学者が股関節外科の基礎および治療体系を学習するには、ぴったりの書籍だと思います。


股関節学 は、手の外科における 手の外科の実際 のような位置付けの書籍だと思います。何か股関節外科で分からないことがあっても、この1冊でほぼ全ての疑問点を解消できます。