今日は私にとっては仕事始めで、日当直です。
年末年始の4日間飲んだくれていたので、久しぶりの休肝日です(笑)。


全国賃貸住宅新聞(2012.12.24・31合併号)に世界初の自動排泄処理ロボットの記事がありました。2013年1月7日より、大和ハウス工業株式会社は、株式会社エヌウィックが開発・製造する自動排泄処理ロボット「マインレット爽(さわやか)」を、福祉機器のレンタル事業者等に販売を開始することになったそうです。


http://www.daiwahouse.co.jp/release/20121212093333.html


「マインレット爽」は、介護が必要な方に紙おむつと同じ要領で専用カバーを装着して、排便・排尿した際いは、おむつ内のセンサーが感知して寝たままで排泄物の自動吸引と局部の洗浄・除湿ができる全自動の排泄処理ロボットです。介護する方は、排泄ごとにおむつを交換するなど身体的・精神的な負担を強いられてきましたが、マインレット爽を使用することで1日1回程度の専用カバー交換で済むため時間や気持ちにゆとりができそうです。


2012年4月の介護保険法の改正を受け、本体はレンタル品目となりました。さらに、2012年6月15日に交換可能部品である衛生ユニットは特定福祉用具となり、介護保険の利用が可能となりました。 これらの国の政策によって、利用者は本体をレンタルして衛生ユニットを購入することになりますが、利用者が介護保険を申請した場合には、本体のレンタル費用だけでなく衛生ユニット(専用紙おむつ:300円/枚/1日1回交換)の購入費用も1割負担となるため、手軽な費用で利用できるようになりました。


特に自宅で介護している方には朗報だと思いますが、この機械に頼りすぎると寝たきりを助長してしまう可能性もありそうです。しかし、急激に進む高齢化社会に対応するための、必須のロボットになりそうな予感がします。