医局を通りがかった時に、内科の先生の机の上に何気なく置かれていたお薬のパンフレットを見て衝撃を受けました。


糖尿病治療薬のルセフィという錠剤なのですが、ナント錠剤の表面に「ルセフィ」と印字されているのです! しかもご丁寧に「2.5」という用量まで印字されています。



ルセフィ - コピー



製薬会社的には両面に印字したことが画期的のようですが、処方はするものの実物の薬剤に触れる機会がさほど無い私にとって、薬剤に薬品名が印字されているのは目から鱗でした。


自分が処方した薬の形状を把握していないので、患者さんへの説明に苦労することが時々あります。そんな時にも薬剤の表面に薬品名が印字されていると非常に助かります。


しかし、よく考えると、薬剤表面に薬品名が印字されているものは、ルセフィだけではありません。私たちにとってなじみのある薬剤としてはムコスタがあります。

ムコスタ - コピー

今まで特に感じていなかったのですが、比較的画期的なアイデアだと思うのは私だけでしょうか? 薬剤に薬品名を印字するだけで、患者さんも薬の判別ができるようになります。


些細なアイデアなのかもしれませんが、たったこれだけの工夫で差別化を図れそうです。考え付いた製薬会社の方はすごいなと感じました。





★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★


 
一般的で使用頻度の高い、鎮痛薬・睡眠剤・感冒薬・胃薬・止痢薬・去痰薬・便秘薬等の薬剤が、全13章にわたって系統立てて書かれています。それぞれの章の最初に、薬剤の分類図が記載されています。各系統間の薬剤の使い分けも平易な文章で書かれており実践的な書籍です。









姉妹本に『類似薬の使い分け』があります。こちらは全15章からなり、降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬、抗菌薬などが1章ずつ割り当てられています。