先日、たまたまですが「卒論代行サービス」の存在を知りました。医学部には卒論は無い(無かった?)ので、卒論と言われてもピンときません。


しかし、一般の大学生にとっては卒論作成は一大イベントのようです。そして、悩みのある所にはビジネスのタネがあります。卒論の悩みを解決するのが卒論代行サービスです。


卒論の代行って邪道じゃないのか?と思う方は多いでしょう。私もそう思うのですが、世の中には卒論だけではなく、小学生の夏休みの宿題代行サービスまであります。


う~ん、末期的な状況ですね。ここまできて、ふと思いつきました。もしかして論文代行サービスもあるのかもしれない...。


ググるとどうやら存在するようです。しかも大量に。日本ではだいたい「英語」の論文作成代行を行うというオブラートで包まれています。


しかし、Abstractと参考文献提出のみで本体が出来上がって来るので、実質的には論文作成自体を外注していことになります。末期的ですね。


論文作成の相場は50~100万円だそうです。これぐらいの価格帯で英語論文ができあがって海外ジャーナルにアクセプトされるのであれば、心が動くのも分かる気がします。


ただ、忙しい臨床医が研究成果を英語で世に送りたいというニーズはありそうです。医学博士取得が目的でないのなら、これらのサービスを利用するのは合理的です。


いろいろと問題の多そうな論文代行サービスですが、こんなものまでビジネスのネタになるとは本当に驚きました。






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