先日、オンラインサロン内で「私の起業体験」というテーマがありました。世の中は、空前の起業ブームです。アイデアがあれば簡単に起業できそうにも思えます。
しかし、本当に起業は簡単にできるのでしょうか? 私は、最近の10年間で大小10のビジネスを立ち上げましたが、そのほとんどはポシャっています(苦笑)。
これらの経験から学んだことは、
- 起業は簡単
- ビジネスを軌道に乗せることは極めて難しい
起業を成功させるためには、
- 人のマネージメント能力
- 卓越した営業能力
- 資金調達能力
起業家が上記の3つの能力を兼ね備えていることは必須条件であり、その上でたくさんのビジネスアイデアを試してみることが起業を成功させる王道でしょう。
そうは言っても最初から上記を満たす人はほとんどいません。OJTで学ぶしかないです。それでも成功率を上げるために、起業を志す人にとって下記2冊は必読だと思います。
両方とも説明の必要が無いぐらい有名な書籍ですが、「起業の科学」に感化されてローンチしたものの、ほとんどの人はうまくいかないでしょう。
うまくいかない大多数の起業家が生き残るためには、キャッシュエンジン経営でビジネスをピボットさせる余裕が必要です。キャッシュエンジンとなる事業自体が難しいですが...
ちなみに、私は下記のような手法で起業を繰り返しています。
- まず、資産保有法人で試してみる
- うまくいきそうであれば、その事業のみスピンアウトして別法人を新設する
現状は核となる資産保有法人1つと、そこからスピンアウトした2つの事業法人を展開しています。ビジネスを立ち上げる時には麻薬的な楽しさがありハマります。
しかし、これはあくまでアイデア出しの段階だけです。実際にローンチして実践しだすと、ほとんどのケースでうまくいかずに辛い毎日が続きます。
そして大事なことは、あらかじめ撤退するラインを決めておくことです。 私は 500万円を撤退ラインにしており、これを上回る損失を計上したら撤退することにしています。
あと、ビジネスを立ち上げるときに注意していることは、出口戦略を考えておくことです。ビジネスが軌道に乗り出すと麻薬的な楽しさがあるので一生続けようと思いがちです。
しかし、ビジネスに絶対はありません。 もちろん一生継続でもいいと思いますが、出口戦略としての M&Aを実行できる状況を、常に確保しておく方が良いと思います。
そのために、軌道にのったビジネス毎の法人を設立して、いつでも売却できる体制を整えています。投資で言うところの退路を確保するというヤツですね。
健康上の理由などで自分が陣頭に立つことが難しくなった場合、法人ごとビジネスパートナーや同業者に売却できる体制にしていると、ビジネスの安定性が増すと思います。
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