先週は日本株式の代表的指数である日経平均株価(日経225)は、3日続伸して1万8332円で終えました。終値ベースでは2000年5月2日(1万8439円)以来およそ15年ぶりの高値とのことです。
株式市場の動向をより正確に反映する東証株価指数(TOPIX)も5日続伸して1500.33に達しており、終値ベースでは2007年12月26日(1508.47)以来およそ7年ぶりの高値です。
これほど株式市場が活況を呈しているにも関わらず、当ブログの祝祭日の話題として取り上げる機会はあまりありません。何故なら、私は現在の株式市場に興味が無いからです。
興味が無い理由は、 損をしていたり株価上昇に乗り遅れて悔しい思いをしているからではありません。私の所有株式のほとんどは、日経平均株価が4桁台の時期に取得しています。
私は超長期逆張り投資家なので、株式市場が上向きで活況を呈している時ほどやることが無く、周囲の騒ぎから完全に取り残されてしまいます。
感覚的に私のポートフォリオでは、日経平均株価が100円上る毎に含み益が70万円ずつ増えています。そうは言っても完全に放置状態なので、ブログに書くことがほとんど無いのです。
しかし、資産形成系の話題で、株式を避けて通るわけにはいきません。そこで、過去問好きの私は、自分が株式市場に参戦してからの日経平均株価の超長期チャートを確認しました。
これは、私が日本の株式市場に参戦した2001年から2015年2月現在までの超長期チャートです。このチャートをみると私が戦った14年間で、まだ2度しか本格上昇が無いことが分かります。
14年間も株式市場を眺めていますが、まだたった「2回」しか市場が上昇した経験が無いのです。 おそらく、現在活躍中の個人投資家のほとんどは、私よりも経験年数が短いと思います。
上のチャートからも分るように、14年間で株価が本格上昇した天国は2回、地獄は3回(同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災)でした。
14年間で株価の循環は1.5回なので、超長期では10年間で天国と地獄を一通り経験することになります。つまり、株式市場で10年間生き延びて利益を出せれば、初めて「合格」なのです。
10年未満の期間では、利益を出していてもビギナーズラックかもしれません。 このようにシビアに考えると、今の状況から更に買い上がることは少し危険だと思います。
1990年代の米国株式市場の例もありますが、人口減少と少子高齢化に苛まれた現在の日本市場で、米国の再現は期待し難いのではないでしょうか。むしろ今は、我慢の時期だと思います。
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