私は、毎月月末に金融資産の時価評価を行っています。
そして前月と比べての増減を確認しています。


2013.6月に戸建を現金購入してからほとんど新規投資を行っていないのですが、金融資産の増減は比較的小幅に留まっています。


私の場合、株式や外貨の比率が金融資産の約8割を占めるので、市場の影響を非常に受けやすいポートフォリオです。このため、毎月のCFは小波程度の影響しかありません。


月間CFよりも、市場が3%上昇する方が時価評価上では影響が大きいのです。株式市場では3%程度の価格の増減は日常茶飯事で、1日の変動幅であることも珍しくありません。


2002年からの金融資産の時価評価の推移をグラフを確認すると、12年間で数回急激な金融資産の伸びを記録している時期があります。



チャート



グラフを眺めると、2009年と2013年に急激な増加していることを確認できました。私の中では2003~4年にかけても急激に増加したイメージでしたが、記録上は大した上昇ではないようです。


そして、この金融資産が急激に増加した時期は、数年にわたる長期の下落相場が大底を打って日本の株式市場が回復する時期に一致します。


2003年は2002年の金融危機からの回復過程、2009年は2008年のリーマンショックの回復過程、2013年は2013年のアベノミクスによる株価上昇が、金融資産が急激に増加した原因です。


私は超長期の逆張り投資家なので、大底に向かって優良銘柄の”追い込み”をかけます(表面的にはいわゆるナンピン買いですが、投資哲学が少し異なります)。


グラフを観察して分かるもうひとつのポイントは、2014年現在に近づくほど、金融資産の時価評価の振幅が大きくなっていることです。この理由は、単純に運用する資産総額の違いです。


不動産を購入する際にやむを得ず売却したこともありましたが、私は一旦証券口座に入金したお金は絶対に引き出ししないという鉄の(?)ルールを自分に課しています。


この10年以上に及ぶ金融資産運用の複利効果(※)が、グラフに端的に現れているのです。
※ 一般的な”複利効果”ではなく、私独自の投資哲学に基づく”複利効果”です


最近では時価総額の振幅が月間CFの数倍になることも珍しくないため、自分の精神力が追いついていないことを感じます。市場の動きに対して、完全な冷静さを保つことが難しくなっています。


市場が好調なときには私も太っ腹になり、下落局面ではナーバスになるのです。まだまだ修行が足りないようで、自分のコンテクスをもっと広げる必要性を感じています。




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